武智倫太郎

noteが趣味の多国籍企業経営者。筑波大学地中海・北アフリカ研究センター客員研究員。元・東京大学大学院産学連携アドバイザー。専門地域はMENA(中東・北アフリカ)、専門領域は情報工学、環境・エネルギー学、経済学、資源経済学など多岐にわたります。実名での著書・論文多数。

武智倫太郎

noteが趣味の多国籍企業経営者。筑波大学地中海・北アフリカ研究センター客員研究員。元・東京大学大学院産学連携アドバイザー。専門地域はMENA(中東・北アフリカ)、専門領域は情報工学、環境・エネルギー学、経済学、資源経済学など多岐にわたります。実名での著書・論文多数。

マガジン

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 87,263本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • <共同運営マガジン>ここまろの交流部!

    • 22,011本

    ここでは、自分の記事や「いいね!」と思った記事を自由に追加することができます!! 詳しくは下の固定記事で!! (基本的に記事数制限なし!) ※画像・マガジンタイトル・公開設定は変更しないでください※

  • とらねこ村<トランスミッション>

    • 158,187本

    あなたと作る共同マガジン。総勢4000名が関わる大規模マガジンに成長中。グループ合計で参加者1,500名、フォロワ数2,500名、約18万記事が収録中。🥕コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🥕マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね。

  • 【共同運営マガジン】頑張る隊

    • 40,631本

    ここは自分らしく頑張る人たちが集まるマガジンです(*´ω`*)決して人に強要するわけではなく、自分らしく自分のペースでほんの少し前向きに生きようと頑張るマガジンです(*´∀`*)共感してくださるかたはぜひご参加お待ちしています✨

  • noteのクリエイターさんたちみんなでマガジン

    • 46,060本

    【ルール】 1日にマガジン登録は最大で3回までで、宜しくお願い致します。 【コンセプト】 『楽しく生きる』『みんなで学びながら成長する』『人と人との絆を大切に』という3つの柱をコンセプトにしています。 参加したい方は、参加したいとメッセージで頂ければこちらから招待メッセージ送らせて頂きます♪♪ ※画像は変更しないようにお願い致します。

最近の記事

ド文系でもわかるノーフリーランチセオリー:完全ガイド ~タダ飯はどこにもない法則~

 みなさんは『無料のランチなんて存在しない』という話を聞いたことがありますか? これは単なる食事の話ではなく、実は『ノーフリーランチセオリー(No Free Lunch Theorem)』と呼ばれる科学理論にも通じています。この理論は、最適化アルゴリズムや機械学習の分野で使われる重要な概念です。  このガイドでは、ノーフリーランチセオリーの背景から内容、応用分野まで、ド文系の方にもわかりやすく解説します! ノーフリーランチセオリーって何? ノーフリーランチセオリーは、19

    • ハルマゲドン商事:地球最終戦争のタッグマッチ

      あらすじ  2025年1月25日、ドナルド・トランプが大統領に再就任して間もなく、アメリカは国連からの脱退を高らかに宣言した。『国連なんて役立たずだ! アメリカはもう誰にも縛られない!』と豪語し、国連大使が退場する際には、爆竹と紙吹雪の壮大な演出が行われた。これは、衰退するアメリカの威信を取り繕うためのショーに他ならなかった。  一方、残された常任理事国は、長年のアメリカ依存からの解放を祝い、歴史的な一致団結を果たす。『世界連合軍』と銘打ったこの連携は、皮肉にもこれまで国際

      • ド文系でもわかるシリーズの価値は何か?

        日本固有の文理分断教育が生んだ歪な社会構造と産業停滞の解消1.はじめに この『ド文系でもわかる』シリーズを書き始めた理由は、日本の文理分断の異常性を正し、文理融合の取り組みをわかりやすく伝えることにあります。文理融合の重要性については、既に『小学生でもわかるGX入門』で述べていますが、日本の政治家、官僚、大企業の経営者たちは、驚くほど理数系の理解に乏しく、その理解力は小学生以下であると言っても過言ではありません。  実際、長年にわたり『私は文系なので、小学生に分かるレベルで

        • ド文系でもわかるバタフライエフェクト:完全ガイド(3)

          第5章:バタフライエフェクトを人生に活かす日常の選択を大切にする  バタフライエフェクトの考え方は、私たちの日々の選択が未来にどのような影響を与えるかを意識する大切さを教えてくれます。 『小さな決断』の価値  例えば、普段の食事で地元の野菜を選ぶことが、地域農家を支援し、さらには地球規模の環境保護につながる可能性があります。 選択を意識することで得られる充実感  日々の行動に意味を見出すことで、モチベーションが向上し、生活がより豊かになります。『自分の選択が未来に繋がる』

        マガジン

        • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン
          87,263本
        • <共同運営マガジン>ここまろの交流部!
          22,011本
        • とらねこ村<トランスミッション>
          158,187本
        • 【共同運営マガジン】頑張る隊
          40,631本
        • noteのクリエイターさんたちみんなでマガジン
          46,060本
        • 【公式】希望を紡ぐ仲間たち
          996本

        記事

          ド文系でもわかるバタフライエフェクト:完全ガイド(2)

          第2章:科学の視点で見るバタフライエフェクトカオス理論の簡単な説明  カオス理論は、『初期条件への敏感依存性』を扱う学問です。この理論では、システムが小さな変化に非常に敏感に反応し、それが複雑で予測不可能な結果を生むことが明らかにされます。  例えば、天気予報。どんなに高度な計算をしても、初期のわずかな測定誤差が、数日後の天気予報を大きく狂わせてしまうのです。これはカオス理論の典型的な例です。 歴史的背景  1961年、エドワード・ローレンツが気象モデルを計算する際、小さ

          ド文系でもわかるバタフライエフェクト:完全ガイド(2)

          水道橋博士のプロレス教養と芸人としての秀逸さを科学的視点で考察

           水道橋博士。その名を聞けば、多くの人が彼の存在を知っているでしょう。しかし、もしご存じでない方がいれば、日本で彼を知らないことはやや珍しいと言わざるを得ません。まだ彼を知らない方は、ぜひ彼の noteのプロフィール欄 をチェックしてみてください。きっと彼の多面的な魅力に触れることができるでしょう。 水道橋博士の意外な一面 水道橋博士と言えば、芸人としての活躍が広く知られていますが、彼には意外な一面があります。それは、芸人になる以前に事件や社会問題を綿密に取材し、客観的に描

          水道橋博士のプロレス教養と芸人としての秀逸さを科学的視点で考察

          優雅にプロレスを愉しむための基礎講座

          序章:プロレスの世界へようこそプロレスとは何か?――その魅力と奥深さ  プロレスは、一見すると格闘技の一種として捉えられがちですが、その本質はスポーツとエンターテインメントが融合した独特の文化です。リング上で繰り広げられる技の応酬や激しい戦いだけでなく、選手たちの人間ドラマや物語性、観客との一体感など、多層的な魅力が存在します。 スポーツでありエンターテインメント――プロレスの二面性  プロレスは高度な身体能力と技術を必要とするスポーツであると同時に、観客を楽しませるエンタ

          優雅にプロレスを愉しむための基礎講座

          プロレスという高尚な教養:共感力が現代人を変えるリングの物語

          はじめに:文化と教養の象徴としてのプロレス 皆さんは、雅楽、能、狂言、茶道、華道、日本舞踊、文楽、歌舞伎、詩吟、落語、相撲、江戸芸、囲碁や将棋などに精通している方々を見ると、『ああ、なんて文化的で教養があって、まるでパステルカンナのように素敵な人なんだろう…』と思いませんか?  また、大正時代から続く宝塚歌劇団に詳しい方も、洗練された趣味を持つ魅力的な人物に映ることでしょう。ところで、なぜこれらの伝統文化が楽しめるのでしょうか?  その理由は、深い教養と、それぞれの文化が

          プロレスという高尚な教養:共感力が現代人を変えるリングの物語

          千の文体を操る覆面詩人『ペン・マエストロ』

          バトルスタイル ペン・マエストロは、戦いを『言葉の戦場』と見立て、リング上でさまざまな文体を駆使して相手を翻弄するスタイルを持つ。彼のリングアクションは華麗で知的、まるで文学や詩が具現化されたような技を繰り出す。  コスチュームには万年筆をモチーフにした装飾が施されており、試合中には詩的なフレーズを叫びながら攻撃を繰り広げる。 知略派レスラー:力任せの攻撃ではなく、心理戦で相手の精神を揺さぶる戦術が得意。 リング上で即興詩:試合中に即興で韻を踏んだ詩を作り、相手を挑発す

          千の文体を操る覆面詩人『ペン・マエストロ』

          タッグ名の未来学:プロレスとデジタル時代のエンターテインメント戦略

          これまでのあらすじ  note界の『ミスターX』が、野呂一郎と武智倫太郎という二人のプロレスオタク(プオタ)に注目する。二人の共通点を見出し、かつてジャイアント馬場とアントニオ猪木による『BI砲』に匹敵するインパクトを持つタッグを結成し、noteを盛り上げるファン参加型イベントを企画した。そして、野呂一郎&武智倫太郎のタッグ名を一般募集した。  これに対して、絶滅したと思われていた隠れプオタたちからコンビ名の候補が寄せられた。この盛り上がりを受けて、二人はプオタとしての意

          タッグ名の未来学:プロレスとデジタル時代のエンターテインメント戦略

          野呂先生の『合気道に見る共感力』論に便乗して

          合気道に学ぶ共感力と日本のリーダーシップ 日本が誇る武道の一つである合気道は、相手の力を利用しつつ調和を目指す哲学を基盤にしています。その独特のアプローチは、単なる戦闘技術にとどまらず、現代社会におけるリーダーシップにも深い示唆を与えてくれます。特に日本が直面するグローバルな課題や複雑化する国内問題において、合気道の『共感力』を活かしたリーダーシップが必要不可欠です。 合気道の基本哲学:力の調和 合気道では、力と力が正面からぶつかり合うのではなく、相手の力を受け入れ、そのエ

          野呂先生の『合気道に見る共感力』論に便乗して

          野呂先生と考える日本のリーダーシップと影響力(1)

           このnoteという空間を通じて、野呂先生のように国際的な視野を持ち、経営学、武術、プロレスなど多岐にわたる分野を通じて世界を深く理解されている有識者と対話できることは、非常に大きな喜びです。  この試みは、軽薄なテレビ番組や『マスゴミ』とまで揶揄される日本のマスメディア、またビュー数やフォロワー至上主義が目立つYouTubeやTwitterでは得られない、noteならではの独自の価値を持った取り組みといえるでしょう。  今回初めてこの記事をお読みいただく方々のために、ま

          野呂先生と考える日本のリーダーシップと影響力(1)

          ド文系でもわかるバタフライエフェクト:完全ガイド(1)

          はじめに この完全ガイドは、ド文系向けと称して『ローレンツ方程式において、ある初期状態とそれにほんのわずかだけ異なる状態Δxは、時間tの経過とともにこう振る舞います。ここで、λ(リャプノフ指数)は、系のカオス性を示す重要な指標です。この値が正であれば、微小な差が指数関数的に増幅していきます。つまり、初期状態を完全に把握できない限り、長期的な挙動を正確に予測することは不可能』というカオスの本質と非線形の美しさを解説し、ド文系をパニックに陥れようと考えていました。  しかし、こ

          ド文系でもわかるバタフライエフェクト:完全ガイド(1)

          ド文系でもわかるシリーズ:シュレーディンガーの路地裏

           路地裏。それは、都市の喧騒から少し離れた静寂の空間、そして創作の無限の可能性が広がる小さな宇宙。誰もが知るメインストリートではない、控えめな場所でありながら、ここには誰にも縛られることのない自由が宿っています。noteというデジタルの街において『路地裏』という概念は、公式なトレンドや華やかなスポットを超えた、人々の創造力が静かに燃え上がる場を象徴しています。  ここでは、クリエイターたちが自らの感性を解き放ち、既存のルールや期待に縛られることなく、思いのままに表現すること

          ド文系でもわかるシリーズ:シュレーディンガーの路地裏

          野呂一郎教授と語るプロレス復活の日

          1.プロレスの黄金時代から総合格闘技の台頭へ かつて、アントニオ猪木やジャイアント馬場が牽引した日本プロレス界は、昭和・平成の時代を通じて絶大な人気を誇りました。新日本プロレスの『闘魂三銃士』、全日本プロレスの『四天王プロレス』など、スター選手たちが生み出すドラマチックな試合は、多くのファンを魅了しました。  しかし、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、総合格闘技(MMA)の台頭がプロレス人気に大きな影響を与えました。PRIDEやK-1のような『リアルファイト』を

          野呂一郎教授と語るプロレス復活の日

          ド文系でもわかるバタフライエフェクトとブラックボックス(2)

          『ド文系でもわかる』シリーズを作る意義 日本では教育やキャリア選択において文系と理系の区分が非常に明確であり、この区分が高校時代から進路や学びの方向性を決定づけ、大学進学や就職後のキャリアにも大きく影響します。この構造は、分野にとらわれない学びを阻害する要因にもなっています。  一方で、現代社会では知識や情報が急速に増加し、それを理解し活用する力が求められています。しかし、専門分野の知識にアクセスする際、多くの人にとってその『壁:The Wall』は非常に高いものです。特に

          ド文系でもわかるバタフライエフェクトとブラックボックス(2)