『薔薇の名前』byウンベルト・エーコ
ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』ようやく読了、長かった。1980年に発表され86年に映画化、自分は学生時代に観てる。90年日本語版出版、2016年エーコが亡くなって、2021年頭からようやく読み始め上巻は2月に読み終わったんだけど下巻はそこからさらに半年かかった。小説の小説と言われる作品、僕にとってきっとそういう運命の本なのだろう。エーコは元テレビマンで記号学者、ボローニャ大学教授、そして小説家。なんとなく自分と重なる。エーコとはこれからも長い付き合いになりそうだ。