根なし草は好みではあるものの、より愛でたいのは、隙間なき隙間に根を張り、天へと伸びてゆく雑草である。微かな可能性を信じ、そこに賭けたというよりは、おそらく氣がつけば、そこで生きていたという感じであろう。辛き一期、根を張るのは当然。逆に、根すら張れぬ場で生きてしまう点が好きなのだ。
台湾のセンダングサ(鬼針草)。日本ではトゲになった種の部分がくっつき虫と呼ばれています。子どもの頃にいっぱいくっつけた記憶がある方も多いかなと。 この花がうちの子の台湾の国語教科書の作品の中に書かれていたので、教えてあげようと思います。 どこにでも、多分通学路にもあるかな。