「『雑草』と呼ばれていても。(1月28日)」
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今日は朝から、お庭メンテをしておりました。
季候が少し揺るんで、草花が育ち始める時期は、その脇で、『雑草』たちも、勢いを増して生い茂ってきます。
お膝をついて、草むしりを無心で続けておりましたら、小一時間が、あっという間に過ぎてしまいました。
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思えば、雑草たちは、各々に違った形があるように、ちゃんとした名前がつけられているんですよね。
それを”十把一絡げ”に、『雑草』と呼んでしまうのは、如何にも、人間にとって利のあるモノと、そうでないモノで、線引きして区別している気がします。
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他にも、私たちの周りには『発酵と腐敗』というコトバがあるけれど、この2つは自然界の中では殆ど同じ。
納豆やチーズ、お味噌やお醤油は、”発酵食品”と呼ばれていますね。
そして、私たちには『腐敗』することを、
まるで”悪者”みたいに扱われるけれど、
でももし、モノが腐らなかったら、
私たちの周囲は、ゴミでイッパイになってしまう。
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そもそも、『雑草』や『腐敗』という呼び名は、
人間の都合で、そう呼ばれているのであって、
その存在が、無意味であるとか、
悪いコトだとは限らない。
そう考えると、どんなものにも
その存在には、理由があると感じることができますね。
たまには、ジブンの『尺度』を変えてみましょうよ。
(MIYABI)
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