老婆の日常茶飯事

昭和の常識は令和の非常識? 歌謡曲大好き 小説、映画も好き 散歩も好き 思い出話と独り…

老婆の日常茶飯事

昭和の常識は令和の非常識? 歌謡曲大好き 小説、映画も好き 散歩も好き 思い出話と独り言。 何事もほどほどに。

最近の記事

青空文庫で読む谷崎潤一郎

重厚な百科事典や文学全集をお部屋のインテリアにする時代は終わった。 我が家の古い日本文学全集でも谷崎潤一郎は読めるのだが、2段組の活字は目に優しくない。 いつでもどこでも気軽に読める青空文庫はとても重宝している。 母の手術を待つ間、スマホで谷崎潤一郎の『卍』を読んでいた。 お蔭で深刻な気持ちにならずに済んだ。 この物語は、ヒロインが先生なる人物に、スキャンダラスな事件の顛末を告白する形で進行する。 長編『細雪』同様、登場人物は阪神間の富裕層だ。 夫は大阪で弁護士事務所

    • 大相撲 秋場所 十二日目

      大相撲 秋場所に娘の家族と行ってきました。 購入していたのは、赤ちゃん抱っこ撮影付き4人枡席チケットです。 赤ちゃん抱っこ撮影会は、8月末に終わっており、その日のことはnoteにも書きました。 開場は朝の8時半ですが、わたしは午後3時半頃到着しました。 到着するなり、これを食べに行きました。 周囲は大体、赤ちゃん抱っこ撮影付きチケットの人らしく、前後左右、乳飲み子から幼児連れのファミリーばかりでした。 中入後 結びの一番 孫が撮影会で抱っこしてもらった大の里は

      • 図鑑

        子どもが小さい頃は、花壇や道端で見かけた花の名前をポケット版の植物図鑑で一緒に調べたものだ。 図鑑は写真だけではなく、草花が細密に描かれているのが魅力だ。 今はGoogleレンズもあるし、紙の図鑑は必要ないのかもしれない。 先日、孫が泊まりに来たとき、分厚いポケモン図鑑をリュックに入れて持ってきた。 彼は今ポケモンに夢中だ。 「ヒ」がつくポケモンはなんでしょうか 突然、クイズ大会が始まる。 (解答例 : ヒトカゲ) そしてそのポケモンがみずタイプなのか、ほのおタイ

        • 母の入院している病院の食堂に初めて来ました。 Aランチはビビンバ丼なのでBランチにしたら、このボリューム。 ゴボウ入り豚丼にピーマン肉詰めフライ。 小鉢2皿。 母の暴言はなくなり、すっかり落ち着いています。 やはりせん妄だったのか。

        青空文庫で読む谷崎潤一郎

          資源回収

          使用済みの携帯電話や家電などから金属を取り出して再利用する都市鉱山という言葉は聞いたことがあるけれど、火葬後の灰から金属を取り出すビジネス?があるらしい。 火葬場に残る残骨灰には、故人が生前に歯科治療したときに使われた金やパラジウム、人工骨に含まれるチタンなどの有価物が含まれている。 一部の自治体はこれらを売却し、火葬事業を支える収入源としている、らしい。 へぇ~! 知らぬが仏 知らなきゃよかった なんかさもしい話じゃありませんか。 火葬場の灰を採掘して、リサイクル?

          企画参加【ミエハルカラオケ残暑バージョン】今夜はお月見!

          バトンを受け取ると、出来るだけ早く次の人に渡したいのが人間の心理。 こんばんは。 おはようございます。 【ミエハルカラオケ残暑バージョン】 こちらの企画で、いつも皆様の記事をお気楽に楽しんでいたところ、 まさか?! あの、とんたんさんからバトンが回ってきました。。。 もう、傍観者ではいられません。 ジタバタしないで、 謹んでお受けいたします。 ミエハルさん はじめまして。 よろしくお願い致します。 ルールは、こちらの記事をご覧ください! ↓ ↓ ↓ チェ

          企画参加【ミエハルカラオケ残暑バージョン】今夜はお月見!

          我が家の老人問題〜一喜一憂

          敬老の日に、果たしてこのような話題が相応しいかどうかはわかりませんが、いつもの調子で、我が家の老人問題を綴ってみたいと思います。 大腸がん(ステージ4 )の手術を無事終えた母は、翌日には元の病室に戻り、ベッドの上で上体を起こしたり、早速リハビリ開始です。 術後は背中から痛み止めを入れていて、そのボトルがぶら下がっているだけでなく、体のあちこちにいろいな管が繋がっていて、首の静脈から入れる強力な点滴も続いていました。 この点滴をうっかり外すと危険なので、両手にはミトン。 その

          我が家の老人問題〜一喜一憂

          書くことで気持ちを整える

          noteをビジネスのツールとして使っている方もいらっしゃると思いますが、多くの方が趣味でやられているのではないでしょうか。 中には、noteは「継続は力なり」を実践する修行の場だという方もおられるかもしれませんが、趣味でやるなら楽しくなければ。 ところが、noteが苦しくなったといって、時々お休みされたり、退会される方がいらっしゃいます。 たしかに、noteをやらなければこんな気持ちになることはなかったと思うことも今までにありました。 noteには人間関係がありますから

          書くことで気持ちを整える

          4歳児

          昨日は子育てサポートのお仕事で、午前中2時間半、自宅でお子さんをお預かりした。 Aくんは今月4歳のお誕生日を迎える。 わたしがサポートを始めて最初にお預かりしたお子さんで、もう2年以上のお付き合いになる。 月に何度か、呼ばれればご自宅に出向いて夕方1時間のサポートをしている。 たまに我が家に来るのを楽しみにしてくれている。 わたしも4歳児の孫(男児)がいるので、おもちゃはある程度揃っていて、退屈はしないようだ。 おもちゃではないけれど、 Aちゃんも孫も、これに関しては

          呆気ないお別れ

          昨日は「人は簡単には死ねない」などという些か不謹慎なタイトルで母のことを書きましたが、これは母自身が繰り返し口にしていた言葉です。 30代から、病気がちの両親の世話に追われ、50代で同居していた姑が入院して、そのまま10年近く生きました。 一言で長生きといってもいろいろです。 健康寿命で人生を全うするのが理想ですが、自分の意思に拘らず、心臓が止まらない限り、人は生き続けます。 一方、あまりに呆気ない死もあります。 8月31日、横浜駅近くの商業ビルから若い女性が飛び降り

          呆気ないお別れ

          人は簡単には死ねない

          昨日は夕方から母の手術でした。 ひょっとしたら、母の命日になるかも知れないな…などと、冗談抜きで、そんな覚悟でこの日を迎えました。 上行結腸に大きな腫瘍が見つかり、人生で初めて母の身体にメスが入りました。 今更手術を受けて、痛い目にあって、もういっそ死んだほうが楽になれるんじゃないかなどと思ってしまったこともありました。 薄情な娘です。 人工肛門になる可能性もゼロではないといわれていました。 3時前から、母の病室で待機し、4時前にストレッチャーで手術室に運ばれ、約4時

          人は簡単には死ねない

          秋の気配

          秋の訪れどころか、気配すら感じない今日この頃ですが、 秋の味覚だけはぼちぼち届いているようです。 先週米専門店の前を通ったら、迷惑路上駐車が列をつくっていました。 しばらくシャッターを下ろしていましたが、久々の開店だったようです。 待ちに待った「新米入荷」 実りの秋に感謝です。 すぐにスーパーでお米売り場をチェックしましたら、千葉県産の新米ふさおとめが3袋出ていました。 店内を一回りして戻ってみると、残り1袋に。 新米争奪戦が始まっているようです。 noteでも、サンマ

          色眼鏡

          わたしが学生時代にお世話になったのは、下に大家さんが住んでいて、2階に女性ばかりが間借りしているという昔ながらの下宿屋さんだった。 当時からそんな下宿は敬遠される向きがあったが、親がここなら絶対安心と思ったようだ。 というのも、70代の大家さんは息子は元横綱と大関、孫たちも後に横綱になった相撲界の大物一族で、有名人はスキャンダルを何よりも恐れるのでここなら絶対安心という勝手な思い込みだった。 家賃を階下に持っていくと、お茶を飲みながら、一緒に相撲中継を観たり、人参やゴボウ

          ♡は万能

          ひとつのスキ♡にいろいろな思いを込める。 しかし、その意味は伝わりにくいこともある。 今日も拝読しましたのスキ 共感しましたのスキ わたしの意見とはちょっと違うけれど、読ませていただきましたのスキ わたしのスキは、「いいね」に近いけれど、 死にたいと投稿した人に 「いいね」というわけにはいかない。 ダメ。ゼッタイ。 そんなスキもある。

          会いたかった

          会いたかった 会いたかった 会いたかった yes! 栄一と柴三郎には随分前に会うことができたのに。 会いたいと思えばなかなか会えなくて、 忘れた頃にスーパーの自動精算機から、あなたは突然わたしの前に現れた。 ちょっと草臥れた姿で。 キャッシュレス生活のため、現物は殆ど扱わない。 だからもうしばらく、わたしのお財布の中にいてね。 わたしは、このデザインがお気に入り。

          うれしいにつけ、悲しいにつけ

          うれしいこと悲しいこと、なんでもない日でも、何かしら書くべきことはある。 怒りに任せて書き殴ることもあるけれど、勢いで投稿することはしない。 最低でも一晩か二晩は寝かせる。 クールダウンして、 そのまま没になってもそれはそれでよい。 怒っている姿は他人から見れば、ときに滑稽でもある。 時が経ち、冷静に振り返り、自分の姿も滑稽に見えればしめたものだ。 過ぎてしまえば笑い話。 9割方がそうだと思う。 noteには楽しいことだけ書きたいけれど、日常にそうそう楽しいことば

          うれしいにつけ、悲しいにつけ