新生児と親を遠隔でつなぐ
早産や低出生体重などを理由に、新生児が長期的にNICU(新生児の集中治療室)に入院すると、親子の身体的コミュニケーションが不足しがちになり、親のメンタルヘルスや親子の愛着形成に影響が生じることがある。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所は、入院中から親子関係の構築を促進する取り組みの一環として、遠くに離れていても相手の感触(振動等)が伝えられる「身体性コミュニケーション技術」をNICUで利用できる形に応用し、我が子を見ながら、我が子の身体に触れているかのような体験ができ