ミニチュア・クリエーター 工房てると
ミニチュアやミニチュアハウスの日記以外をまとめました。
ミニチュアの陶磁器を中心に作っています。 多くのミニチュア作家は陶器を作る場合は型で作っています。 型を使うのは同じ物をたくさん作りたい時に使いますが、厚さを一定にすることが難しく、焼成すると歪みの出ることがよくあります。 ロクロを使うとこのリスクを極端に減らすことができる利点があり、時間も短く作ることができるので有利な反面、技術習得には時間がかかります。 この技術習得に挑戦してくれる方がいればリモートで喜んでお教えしたいと思いますが‥‥。
もりおゆうさんと脱サラ料理家ふらおさんの簡単レシピをもとに作った料理を中心にしたマガジンです。
ミニチュア陶器に野の花などを生けて楽しむ会を設立しました。 会員プレゼントもご用意していますので、気が向いたら会員になってください。
ミニチュア陶器の電動ロクロ挽きの解説やミニチュアハウスなどの紹介です。
◆ミニチュア制作に役立ったいくつかの経験 高校時代 石膏デッサン・水彩画 大学時代 油彩画・イラスト 20 代 江戸凧の制作 30 代 スポーツカイトや創作凧の制作 (参考資料1) 40 代 9ゲージの鉄道模型やラジコンヘリ 50 代 七宝焼き・ステンドグラス・アクセサリー・陶芸 ◆ミニチュア陶器の制作のきっかけ たまたま孫のために作ったおままごとの巨大なミニチュア作りが面白くなってしまい次第に小さく作りたいと思うようになりました。 ◆ミ
今使っているコンパクトデジタルカメラの ピントの甘さが前から気になっていたんだ 設定のせいかと思っていたんだけど カメラが接写に向いてないかもしれない それでカメラを見にいって見つけたのが PENTAXの全天候アドベンチャーカメラだ これなら粘土がついても丸洗いできるしね 店員にマクロ撮影をしてもらったんだけど ピントバッチリで言うことなしだった もうこれしかないだろって話なんだよ もう一つ気になっているのがパソコンだ 2017年に購入して保証期限も切れた代物だ 最近フリ
先日、子ども達がほぼ独立した娘が 部屋数の少ない場所に引っ越した それで物を減らすことになっちゃってさ 孫に贈ったぬいぐるみが戻ってきたんだ このぬいぐるみ、一目惚れで衝動買いだよ アンゴラの毛を使った作家物なんだ ずうっと娘ん家の玄関に飾られていたので 多少汚れていたけどほとんど傷みはなかった でもどこに置こうか‥‥‥ 高価なぬいぐるみも生かす場所が無けりゃ ただのゴミと同じなんだよね 今はまだプリンタの上で出番を待ってるけど ほりべえさんが素敵なミニチュア生け花を
これまで何度かトライを諦めていたのが ロクロが使えない図柄なんだよね これまではカバー画像のような図柄の場合 波線を無視して普通の円に描き変えたんだ 今回下絵を転写したけど中心が狂ったから 少しづつ位置を修正していったけど 実はそれだけじゃ済まなかったんだよね なんと原画は山の数が17個だったんだよ 17個の山の上に( )を4個描くんだけど どう考えても等間隔にはできないよね 300年前の職人はどう思ったんだろか それでも誤魔化して( )を等間隔に4個 描いてあったんだか
第23回ジャパンギルドミニチュアショーまで いよいよ秒読み段階に入った 出展作品の集荷申込は1週間前で発送は翌日だ 招き猫なら手持ちもでも大丈夫だけど セット物を何個もとなると簡単に運べないし 無理してでも予定通り送らなきゃ そんなこんなで発送に間に合わせようと お富猫と火鉢セットを超特急で仕上げてきた まずはアラが目立ったお富猫が落ち着いてきた 目もスッキリさせ、帯や帯留めも手を入れた 裾模様には描きやすい波の模様を入れてみた こっちのお富猫の目はきつめにしてみた そ
見慣れない短い白い紐が転がっていた なんだろうと思い拾い上げたんだけど わからないから捨ててしまったんだ 翌日スプリングカーラーでまつ毛を 上げようとしたんだけど上がらないんだ なんでこの器具を使ってるかというと 逆さまつ毛対策のためなんだよね まつ毛が上がらないなんてと思いよく見ると まつ毛に当たるはずのゴムが消えていたんだ あの白い紐だ! 仕方ないので新しい物を取り寄せたんだけど カミさんには言わなかったんだよね 使えなくなったことを知ったカミさんが 新しいカーラー
前回のミニチュアのイベントの撤収時に 「もう招き猫ないけど、残っていないの」 とカミさんに言われた招き猫の貯金箱 さすがに5年も経つと売れてしまうもんだね 改めて今後5年分と思い10個作ることにした でも売り切れるまで出展できるかな ☺️ もし招き猫を新しく作る時にやってみたいと 思っていたことを思い切ってやることにした それほど重要なことじゃないんだけどさ やってみる場がなかっただけなんだよね 本当に詰まんないことなんだ (だったらわざわざ書くなよ) 金彩は金を王水で
正体不明の富与三をバージョンアップしようと 2体ほど作り直したんだよね 粘土で作った後で素焼きし着色した 素焼きに着色するのは陶芸用顔料なんだ 上絵の具などを使うと熱で消えてしまうからね ところが顔料は塗りにくいので使いたくない 海外製のヒューステンの絵の具タイプの 塗りやすくて発色の良い釉薬もあるんだけど 和風の着物には合わないと思うんだよね そこで使っているのが釉上彩本焼き絵の具 固形絵の具のような製品になっているので 水で溶かして簡単に使うことができる 素焼きの上
先日秋峰さんの記事でこんなビールを知った SORACHIと書いてあるじゃありませんか 空知=SORACHI?かなと思って確かめると 北海道空知郡上富良野町のホップとのこと 道外の人は空知と聞いてもピンとこないよね 北海道は広いから14総合振興局に分けられ 地元旭川は上川総合振興局だ 空知総合振興局は南北130キロもあるので 三重県や愛媛県の面積とほぼ同じくらい 実はあたしが生まれたのもこの空知なんだよ 「蝦夷っ子だってね、寿司食いねぇ」 「空知の生まれよ」ってね 浪曲の名
登り窯から焼き上がってきたシマフクロウを 最終調整するために2度目の本焼きをした というのもくり抜いた部分に嵌め込んである 磁器の板の周りに隙間ができたからなんだ それでその隙間に釉薬を詰め込んで再焼成し 隙間をなくそうちゅうことなんだよね これは今まで何度もやったから問題はない もう一つ 確認しておかなければならないのは 素焼きの段階で埋めておいた修正部分だ 登り窯から帰ってきた時は修正したことを 忘れていたくらい気にならなかったんだけど 2度焼きすると拡がるかもしれな
毎週市内のギャラリー巡りをすることを ギャラリーウォークって言ってるんだけど 実は距離もあるので自転車を使っている 先週はデザインギャラリーで開催中の ステンドグラス アトリエ・デシモーネの 作品展を見に行ってきた この作品展はカミさんの友人の出品もあり 毎年欠かさずに見てきたけど今回は少し違う どうしてもみたい作品があったんだよね というのもデシモーネの代表の作品作りの ほんの一端に協力したからなんだ とはいえ、どの程度貢献したかはわからない ヒント程度だったか、具体
ウミウシって知ってるかい 貝殻を捨てた巻貝の仲間だそうだ 初めて見たのがナショジオの特集記事だった その色合いのきれいさにすっかりファンに その色合いを使ってみたいと思っていたけど その機会がようやく巡ってきたんだよね 先日から隣の畑で建築作業が始まった かなり広い土地なので重機が入って コンクリートパイルを打ち込んだり ガンガンと溝を掘ったり土を移動している 元畑だったからその土を少し分けてもらい 我が家の小さな畑に土を入れてもらった これはとても有り難かったんだけど
というのは所ジョージさんだ 彼はつまんないと思われることを楽しさに変える 新車にわざわざ錆塗装をするなんてさ 人がしないようなことをするんだからね むしろ新しい楽しみを作って次に繋げている 次から次へと展開できるんだから天才なのよ あたしの場合、直径30mmにするところを 間違えて2mm小さな28mmの絵付けしにくい 小さめの皿を作ってしまったんだ ここにうまく絵付けができるのかと 半信半疑でいる内に約3ヶ月も過ぎてしまった 気を取り直し、試しに絵付けをして でき上がっ
火鉢と鉄瓶のセットに組み入れたネコが 思った以上に面白かったことから 柳の下のネコを狙って 新しいセットを作ることにした 前回のセットで使ったのがあやしげな 富与三ネコだったんだよね これはこれでもいんだけどもっと良くなる? だったら新しく作るしかないでしょ こんな作り方すればというほどじゃないけど 最初からイメージ通りなんか作れないからさ かなり乱暴な作り方をしてるんだよ まず粘土から必要な粘土の量を適当に捻り取る 頭を決めると肩の位置が決まるよ この時点でサイズをほ
フクロウとミミズク似ている鳥だけど 仙人の眉毛のような羽角があるかないかの 違いで見分けられるということなんだ でも翆野大地さんによると混乱があるらしい ミミズクには羽角があるんだけど フクロウには羽角がないというのが基本とか ところがその反対がいるらしいんだよね 詳しくはこちらの記事から確かめて欲しい 北海道にはエゾフクロウとシマフクロウの 2種類が生息してるんだ エゾフクロウはお地蔵さんみたいな頭なので フクロウの仲間に間違いはない でもシマフクロウはフクロウでも羽角
先日久しぶりに道立旭川美術館に行った 生誕90年記念「藤戸竹喜の世界展」 藤戸竹喜は先住民族アイヌの木彫作家だ アイヌの木彫作家といえば砂澤ビッキ 札幌芸術の森野外美術館の「四つの風」は 屋外に置かれ、朽ち果てていく彫刻だ 彼しか知らなかったからどんな作家なのか 興味津々で鑑賞することにしたんだよね 若い頃は旭川で熊彫り職人として腕を磨き 精密さと早い仕事で評価が高かったそうだ さらに独自の写実表現を追求した作家とか まず紹介したいのがタイトル画像の甲殻類だ どう見て