よくぞ書いたと思う。これは日本学生運動史のブラックホールとして隠蔽されてきた、内ゲバについての貴重なドキュメントである。だが、それ以上に、書くことが心的外傷の克服の契機となることの確認行為でもある。 ※11/12/2024、東京新聞「大波小波」