Red Tabbies

経験ゼロから始めて気づいたら3年くらい毎週書いています ITや仕事から子育て・恋愛・音楽・お笑い・アイドルまで好きなことだけ書いてます 面白かったらぜひまた見に来てください!

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マガジン

  • 2023

    2023年の記事です。私の個人的な考えから世間の動き、あと未来予想などもしてみたいと思います。 教育、IT、エンタメ、スポーツなど何でも思いついたら書くのでぜひお読みください!

  • 平成って何だったの?

    なんとなく過ぎて行ったように感じる平成ですが、今思うとその裏で「価値観の転換」ともいうべき大きな変化が進行していたのではないか。 平成の初期から中期は特に、過去の蓄積からくる常識・習慣・倫理観が一度リセットされた、実は非常に面白い時代だったのでは?と考えています。 今の私たちを取り巻く問題、例えばデフレ、少子高齢化、都市一極集中、過疎、格差社会といった難しい課題も、平成を振り返りながら紐解いて確認してみたい。 またそれでだけはなく、自分の思い出、体験、考えを通じて、その当時から現在に至る思いを伝えたいと思っています。

  • 2022年

    2022年の記事です。私の個人的な考えから世間の動き、あと未来予想などもしてみたいと思います。 教育、IT、エンタメ、スポーツなど何でも思いついたら書くのでぜひお読みください!

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  • 固定された記事

Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」の歌詞を考察したら意外なことに

Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」のMVが差別的だとして炎上し、現在配信停止となっています。 奴隷制度を作ったと言われるコロンブスに扮して未開の地の猿を調教するというMVでしたが、非難の声が上がるとあっという間に消えました。 しかし私はこの曲の難解な歌詞を見て、MVの印象とはまったく違う非常に意味深なメッセージを感じたので、自分なりの解釈で文章化してみました。 まずは曲の歌詞はこちらです。 正直言って一読しただけでは何のことかよく分かりません。 ただ、妙に

    • 日本とアジアで独自進化したラップ・ヒップホップサウンド

      日本やアジアのラップやヒップホップは、アメリカの正統派とは異なり他のジャンルとミックスされた新しいサウンドとなっていて、それが独自のオリジナリティを醸し出しています。 アメリカが本物でアジアは偽物なんて話が昔はありましたが、そういった定説を超えた独自の進化をしていると感じる曲を選んでみました。 Number_i|BON ラップと和を融合するというのはよくある仕掛けですが、この曲はそれを面白く演出しつつ、アイドルの枠を完全に超えるサウンドを作っています。 K-POPに触発

      • ハイスぺなコンビニと、ロースペな学校教育

        みなさんはコンビニでバイトしたことがありますか? 私は学生時代とにかく早くお金になる作業系のバイトばかりでコンビニの経験はありませんでしたが、就職氷河期には「有名大卒なのにコンビニバイトしか職がない」といった例えに出されるほどイージーな仕事と考えられていました。 まあ確かに深夜のコンビニは繁華街でもなければ客も来ないし、業務はマニュアル化されていて難しくはないし、当時流行った言葉でいえば3K(きつい・汚い・危険)からも縁遠い楽な仕事でした。 でも今はそうではありません。

        • トランプに憤る人、大谷にハマる人

          大方のテレビメディアの予想は外れ、XなどSNSの予想は当たり、トランプ氏がアメリカの次期大統領選挙に勝ちました。 私はトランプもハリスも特に支持はしていませんが、流れてくる情報を眺めていてトランプ優勢なのは分かりました。 Xは英語メディアのポストが普通にタイムラインに流れてくるので、偏向するときもありますが、今回は生に近い情報を得られたと感じています。 ハリスが失点を重ねてだいぶひどい有様になっていることはなぜか日本のニュースでは流れてきませんでしたが、アメリカのメディア

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        • 2023
          54本
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          マンションを終の棲家にするなんて

          「住宅すごろく」という言葉をご存じですか? 昭和の昔は、最初は賃貸アパート、そして賃貸マンションに移り、結婚して分譲マンションを買い、子育ては郊外の新築一戸建てで、といったモデルケースがありました。 私もいつの間に親世代のそういった道をなぞるように進んでいました。 ただそれは、バブル崩壊後の不況で不動産が値下がりしたときに運よくマンションを買い、さらに少し景気が回復した際にたまたま一戸建てを買うべき事情があっただけで、ただの偶然です。 ただ現在はもちろんそんな常識は消

          マンションを終の棲家にするなんて

          団塊世代は最後の「古代人」

          戦後すぐの生まれで人口が800万人もいるいわゆる団塊世代。 彼らが全員75歳以上の後期高齢者になり、高齢化に伴う社会問題が露わになると言われているのがもう来年の2025年問題です。 私はこの団塊世代の人たちを観察していて、彼らが敗戦直後の非常に貧しく混乱した社会に生まれたからだと思いますが、それ以下の世代とは大きく違うなといつも感じています。 もしかして彼らは最後の「古代人」なんじゃないか?と。 もちろん見た目がそのようなわけではないし、彼らは現代に溶け込んで生きていま

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          坂道アイドルとは何だったのか? ~乃木坂・櫻坂・日向坂ファンへ~

          2018年ごろ、乃木坂46・欅坂46が世間で人気でしたが、その後は人気が下がり続け、ついにメジャーな場から消える直前まで来ています。 彼女らの活躍をテレビで見たのはもうずいぶん前ではないですか? 彼女らが芸能史の一部となる直前の今、改めて問いたいです。 坂道アイドルとは何だったのかを。 結論から言ってしまうと、彼女ら坂道アイドルの本質は「アイドルっぽいパフォーマンスをするキャバクラ嬢」でした。 決して「キャバクラ嬢っぽいアイドル」ではありません。 なぜなら坂道アイドルの

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          永野とくるまがお笑いを進化させる

          突然ですがみなさん、「お笑い」って何でしょう? いつ笑いが起きるのか考えてみるとその答えが分かってきます。 笑いは多くの場合こういう時に発生します。 ・認知の裏切り 驚きによる生理的な笑い ・予想の裏切り 思ってたんと違うズレの笑い ・期待の裏切り 思わぬ成功や失敗の笑い ・常識の裏切り ルールや倫理を無視したスッキリ感の笑い これは二代目桂枝雀が提唱した、笑いとは「緊張と緩和」であるという理論で、彼は落語や漫才のウケる構造まで類型化し、いわば音楽の父バッハのようにお笑

          永野とくるまがお笑いを進化させる

          「行きつけの店で顔を覚えられてしまったらもう無理」症候群

          だいぶ昔ですが、当時勤めていた都心の会社の近くに、なんとなく居心地の良さそうな普通の定食屋さんがありました。 それほど年齢の高くない店主と若いバイトの店員たち。 小ぎれいな内装と悪くない料理と手ごろな値段。 私はそこでお昼をよく食べていましたが、その店のいいところは、何度も通っていてもお店側から客である自分に声をかけないという態度でした。 そのため、忙しい仕事の合間を縫ってそのお店によくお昼を食べに行っていました。 しかしある日店先に張り紙がしてあり、こう書いてありまし

          「行きつけの店で顔を覚えられてしまったらもう無理」症候群

          「友近サスペンス劇場」というまさかの傑作ドラマ

          数日前、「友近サスペンス劇場」がYouTubeで公開されました。 すでに知っている人もいると思いますが、これは、あの友近がフィルムエストTVという昭和の映像再現を得意とする映像作家チームと組んで、80年代の2時間ドラマを本当に作ってしまったという事件です。 そのこだわりぶりはすさまじく、番組前後のCMから提供の映像、ドラマの映像、シナリオ、音楽まですべて本気で作っていて、ドラマの舞台で友近・芝の地元愛媛県の各企業等からも協力を得ています。 私はこの映像により、友近、フィ

          「友近サスペンス劇場」というまさかの傑作ドラマ

          親は人生を二度生きることができる

          子供を持つことがリスクと感じられるようになってもうだいぶ時間が経ちますが、それは近年のさまざまな外的状況と相まってますます若い人の心に突き刺さっているように見えます。 子供を育てながら仕事をすることの大変さ、子育て世帯に対する世間の目の厳しさ、子育てにかかる経済的な負担の大きさが、ダイレクトに若い人に恐怖感を与えているようです。 さらに子育てを実際に行っている自分の視点でも、コンプラや配慮に満ちた今の教育方法と伝統的なしつけを整合させることの大変さや、学歴を得るために必要

          親は人生を二度生きることができる

          ざまあみろ少子化、と言ってみる

          今年2024年上半期の出生数は前年より5.7%下がり35.7万人でした。 聞くところによるとこの数字は2050年ごろに到達すると予想されていた水準で、ざっくり25年ほど時計が先に進んでいることになります。 そして少子化担当大臣はまたいつものボケをかまし、結婚の際に東京から地方へ移住したら60万円あげるという謎政策を提案し、いつもの通り総スカンに遭ってすぐにその提案を引っ込めました。 今どき60万じゃ引越しして家具でも買ったら終わりです。 若い人が地方からどんな思いで上京し

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          なぜ人はドンキの曲を聴くとワクワクするのか?

          深夜急に買い物に行きたいとなった時、たいていのものはコンビニにありますが、もう少しちゃんとしたお店に行くとなるとやはりドンキでしょう。 そして店に入るといつものあの曲が流れてきます。 私はこの曲は隠れた名曲だと思っていますが、ドンキの店先で流れるこの曲は上手なボーカルと楽しいせりふパートとともにちょうどいい感じに重低音が効いていて、深夜のショッピングの期待感を大いに高めてくれます。 でも私は、あのわくわく感は深夜という特別な時間の高揚感だけでなく、そう感じさせるちゃんと

          なぜ人はドンキの曲を聴くとワクワクするのか?

          アイドルには近づき過ぎない方がいい

          平成時代にAKB48を筆頭とした「会いに行けるアイドル」が流行しましたが、その後乃木坂46ら多くのアイドルが現在も握手会や会えるイベント、またはオンラインでのミーグリ(お話し会)を開催しています。 AKBや坂道がいまだに実人気にそぐわないCD売上枚数を達成しているのもすべてそのせいで、音楽が聴かれているわけではありません。 坂道アイドルのミーグリが現在最も多くのファンを集めているようなので、私は彼らの言動をネット上で観察していますが、まるでキャバクラや風俗に向かうかのよう

          アイドルには近づき過ぎない方がいい

          敗戦でも変わらなかった日本がついに変わる

          「日本は第二次世界大戦の前と後で、大きく異なる国になった」 こう感じている人は多いのではないでしょうか? アメリカに一時占領され体制が変わったためそういった印象を持つ人は多いですが、実際は明治政府が掲げた「富国強兵」「殖産興業」は戦後も国民に支持され続けました。 そこから私は、実は明治維新は1980年代まで形を変えつつ続いていて、1990年代からようやくその次の時代に移ったと考えたほうが自然だと考えます。 つまり明治維新からの120年間が終わり現代の新しい日本になって

          敗戦でも変わらなかった日本がついに変わる

          なぜ日本の音楽はリズムよりメロディ重視なのか?

          私には日本の音楽に関して長年の疑問があります。 日本ではなぜ欧米やラテン等のような、20世紀以降のブラックミュージックから影響を受けたリズム中心の音楽ではなく、メロディと歌詞中心の歌謡曲的な邦楽が支持されるのか?です。 日本にもリズムやビート主体の音楽が流行した時期はあり、70年代のロック、80年代のディスコ系サウンド、90年代のユーロビート~小室サウンド、そして現在のK-POPです。 ただそれらはすべて一過性で、ブームが過ぎたら日本化した穏やかなサウンドに収束していき

          なぜ日本の音楽はリズムよりメロディ重視なのか?