沖縄に住む息子が帰ってきた。 2人いる子どもの下の子だけを連れての帰省だ。 今年は、頻繁に帰ってくる。 育休を取得している息子はこう言う。 「人生で、きっとこんな機会はきっともう無いと思うから。できるだけ、父さんや母さんに子どもらと触れ合う時間をとってほしいねん」 こちらも、すっかり「じじバカ、ばばバカ」になってしまっているので、歓迎ではある。 ただ、帰ってくる本当の理由は、「育メン奮闘中」の小休止、いや「SOS」なのでは無いかと妻と話している。他にも、地元の仲
私は、幼児期から体が大きく、幼稚園なのに小学生扱いされた経験が何度もありました。 小学校時代には、「健康優良児」なるものの学校代表に選ばれたこともありました。(今では許されないイベントでしょうが) 中学校、高等学校と「いい体」というか、身長も体重も先ずますバランスよく成長していったと思います。高校時代は、柔道部でそれなりの運動量を日常的にこなしました。かなりの量の食事をしていましたが、どちらかと言えば痩せているくらいでした。身長180cm、体重65kgくらいだったでしょ
小学校教員時代に、研究会等で他校に赴いた時、時々こんなポスターを目にした。 挨拶の大切さに異論はない。 「あいさつしようね」と「廊下走ったらあかんよ」 これが小学校教員をしているときの、「指導言」回数ワンツーフィニッシュだったと思う。 ただ、「挨拶って人に言われてするもんかなあ」「無理やり言わせられるものなんかなあ」と言う思いがずっとあった。 「挨拶したくなるような環境をいかに作ってあげられるかが大事なんちゃうん」 「いや、形から入ることも必要やで。子どもやねんか
ゴルフネタが続きます。 昨日、妻と2人でツーサムラウンドに行ってきました。 初めてプレイするゴルフ場でした。ツーサムでも料金が安く、ポイントも使えたので選んだゴルフ場でした。 妻とのツーサムラウンドは、緊張感がないのはよくないのですが、「練習」にはもってこいです。普段のプレイ中にはできないことが試せるのがいいところです。もちろん、後続のチームには迷惑がかからない程度にやっています。あまり、スコアを気にせず(と言ってもやっぱり気にしながらやっていますが)リラックスしつつ
「マークしなきゃダメでしょ!」 「あっ、忘れてた。でも、そんな、きつい言い方せんでもええやん!」 「いや、マナーでしょ!」 バトルは、突然勃発した。 妻の友人夫妻が、3年前からゴルフを始めた。いや、正確には、「復活」させた。元々、お二人ともバブル全盛時にかなりの贅沢なラウンドを重ねておられたらしい。 奥様の方が、妻の高校時代からの友人である。もう、40年以上のお付き合いだ。交流の「濃いー薄い」時期はあれど、これほど長く続いている友人はもはや「親友」と言う言葉だけでは
歳を重ねてくると、ふと幼い頃の自分が思い返され、しばらく懐かしさに浸ってしまうひとときがある。(拙稿「マイアーカイブス」へ) 還暦の60歳を過ぎた頃から、心なしかそんな場面が増えつつあるようにも……。 そして、「なんでこんなことこの年になって思い出したんだろう」と思うと同時に、「なんでそんなことやってんやろか」と「後付けの意味づけ」をしたくなるのである。 年輪を刻んできた今だからこそ気づくこともあるのだ。30代40代なら単に、恥ずかしかったり、場合によっては消し
「♫ 大阪府に 入ります」 カーナビのアナウンスで、コンソールに置いてある水筒に手を伸ばす。 中には、先ほど淹れたばかりのお気に入りのコーヒーが入っている。 ゴクリと一口。 これで、仕事モードのスイッチが入る。 4ヶ月ぶりだ。 60歳で定年退職して、1年間は「専業主夫」をさせてもらった。61歳になる年に、縁あって大学の守衛職員として勤務することになった。65歳で年金が満額支給される月まで働こうと思っていた。 足掛け4年はあっというまに過ぎた。小学校の教育
健康診断で心電図を測るたびに思い出すことがある。 自分が「小心者」なんだと自覚した出来事だ。 小学校に勤務し始めた頃の話だ。 今から40年以上も前のことである。 当時、健康診断を学校内でやっていた。児童の内科検診の日に校医さんが教職員もついでに見てあげようという程度の簡単なものだった。 ただ、一つ特別だったのは、「心電図」測定があったことだろうか。 その日、何をもたもたしていたのか、私は、受診が遅くなり男性の最後になった。 子どもが疲れたり、サボったり?
「なんか、ここんとこ、ずっと運転ばっかりしてるわ。俺、運転手やあ」 一緒にラウンドする友人を、家まで迎えに行き、ゴルフ場に向かう時に思わず口から出できた。 先週から今週にかけて、長距離の車の運転が続いた。 世の中には、長距離運転を仕事にしている方がたくさんおられる。私のそれなどは大したことないのかもしれない。しかし、この間のガソリン残量メーターの減り方はかなり早い。 先週は、孫の運動会へ名古屋方面へ車を走らせた。これは早朝ドライブだった。 今週も、娘&孫のイベン
「自分には絶対できないなあ」 コンビニエンスストアで高齢の店員さんに出会う機会が増えたような気がする。 手際よく客からの「○○払い」とか「△△ポイント」の要請を端末機をピッピさせながら処理される姿を見て感じる私である。 支払い方法が多様すぎる。また、税金の支払いやら宅配の受付などいろいろな手続きがここでできるので、その対処方法も身につけておかねばならない。 私自身、たいてい電子決済である。こんな便利なものはないと思う。腕時計で支払いできるようにしている
60歳で定年退職した。 周りのほとんどの方は、「再任用」という選択肢に舵を切っていたが、私は迷いなく完全退職を選んだ。 仕事が嫌だったわけではない。38年間、きれいごとではなくやりがいを感じて勤めてきたし、「自分が好きな仕事だったから続けることができた」と退任の挨拶で子どもたちに伝えたことも覚えている。 一方で、疲れていたというのも本音である。 「ちょっと、ゆっくりさせてほしい」 これが一番の退職理由である。 「退職して一番変わったことは、何か」 と尋ねられたら、
「月1ゴルファー」と自己紹介しているが、ここのところ、ゴルフづいている。 退職して時間には余裕ができた。今年の4月から妻もリタイヤしたので、夫婦でラウンドする機会も増えた。 プレイする回数が増えれば、ゴルフの腕も上がるはずなのだが、そうは問屋がおろさないのが、「This is Golf」なのだ。うまくいかないとイライラするし、「何年同じことやってんねん!」と自分を戒めるのだが、「だから、ゴルフは面白い」のかもしれない。 先週から、今週にかけて3回のラウンド予定が入って
5時出発の予定が5時25分になってしまった。 幼稚園に通う孫の運動会の観覧に行くためである。 車で約3時間。わずか30分足らずの出場のために、ここでも「じじばばバカ」は止められず高速道路を飛ばす。 孫は大喜びで大張り切り。 かけっこでは、「よーい どん」の「ど」くらいでスタートを切り、ぶっちぎりの1等賞でゴールインした。まあ、順位はどうでもいい。元気に走る姿を見るだけで涙腺が緩む。隣で観覧していた同年齢くらいの「同業者」も目を潤ませていた。ああ、「自分だけじゃない
「何回行ったん? 沖縄」 「ええっ、数えたことないけど、そうやなあ30回くらいかなあ」 「そもそもの始まりはなんだろう」 と自問する。 「ああ。思い出した。4年生担任してる時に、社会科で『あたたかい地方のくらし』とか言う単元があって、研究授業(授業を公開して、研究、協議する場を提供するもの)をすることになってんやった。当時、所属していた研究団体の結構大きい発表の場やって……、それでどっぷり沖縄の研究することになって……」 「4年生やから、基地問題とかむずかしいし、『ああ、沖
先日、友人夫妻と我が家でBBQパーティーをした。 長男が小学生の時、毎日のように遊んでいた親友のご夫婦である。 どういうわけか、子ども同士はそれほどでもない繋がりになってしまったが、この方々とは色々なご縁がありお付き合いが続いている。 BBQがひと段落して、家の中に入ってコーヒーを飲みながらしゃべている時だ。 「ちょっとお願いがあるのですが」 と切り出され、なんのことかと思いきや、SDカードに自分の好きな曲を入れて車で聴いていたのだが、その「音楽財産」が何かの弾みで
夕希さんの「何故、子供は鼻の中に物を突っ込むのか?」 を拝読させていただいて、今日の記事が決まりました。 娘が小学校2年生の時です。 終了式の日で、明日から夏休みというるんるんの夕刻。 「なんか、鼻の奥が変な感じする」 と娘が言い出しました。特に痛がるわけでも、泣き出すわけでもないのですが、とにかく『変』だそうです。 私たちが見たところ、鼻に異常は見受けられずどうしたものかと思いました。 でも、放っておくわけにもいかず、耳鼻科へ向かいました。娘は当時、「滲出性中