bakuto morikawa

ラジカル英文翻訳。コピーレフト。BGMは、Culture Shock, Muddy S…

bakuto morikawa

ラジカル英文翻訳。コピーレフト。BGMは、Culture Shock, Muddy Summers & the Dirty Field Whores, Sin Dios, Subhumas, The Window Smashing Job Creators.

マガジン

  • ネストル=マフノ小論集:国家に対する闘争

    マフノがパリに亡命した後に書かれた論考の選集の翻訳です。

  • 新型コロナウイルスとアナキズム

    アムステルダムのアナキスト゠グループが収集・編集・印刷したアンソロジーです。掲載論考を随時翻訳していきます。 原文PDFは、https://www.agamsterdam.org/wp-content/uploads/2021/11/corona-virus-and-anarchism-pandemic-s-anthology.pdf

  • コミュナリズム:解放的代案

    マレイ=ブクチンの思想を端的に示したパンフレットの翻訳です。分割して訳したものをマガジンにまとめました。 原文は、https://www.communalismpamphlet.net/

最近の記事

歴史は繰り返す:最初は喜劇として、次に悲劇として

原文:https://ja.crimethinc.com/2024/11/06/history-repeats-itself-first-as-farce-then-as-tragedy-why-the-democrats-are-responsible-for-donald-trumps-return-to-power 原文掲載日:2024年11月6日 なぜ民主党はドナルド゠トランプの権力復帰に責任があるのかドナルド゠トランプが2024年の大統領選に勝った。これが意味する

    • 投票箱か民衆権力か:進むべき道はどちらか?

      原文:https://blackrosefed.org/the-ballot-box-or-popular-power-which-way-forward/ 原文掲載日:2024年10月27日 著者:フランク゠アスカソとパトリック゠バークマン ブラックローズ/ローサネグラのメンバー、フランク゠アスカソとパトリック゠バークマンはこの記事で2024年の大統領選挙を巡る現在の複合的情況を検討している。私達の目の前にある「選択肢」は、あからさまな反動の綱領か友好的な顔で虐殺を行う綱

      • チアパスの激化:司祭の暗殺、サパティスタ゠コミュニティへの攻撃

        原文:https://freedomnews.org.uk/2024/10/24/escalation-in-chiapas-priest-assassinated-attacks-on-zapatista-communities/ 原文掲載日:2024年10月24日 著者:マテオ゠スガンバティ(Mateo Sgambati) 社会運動がメヒコ司祭殺害を糾弾、国家と共謀するカルテルとの対立激化で メヒコ南東部のサパティスタ゠コミュニティに対する攻撃が報道される中、麻薬カル

        • 西サハラのグリーン植民地主義

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/10/24/green-colonialism-in-western-sahara/ 原文掲載日:2024年10月24日 著者:トマソ゠マルコーニ(Tommaso Marconi) モロッコの占領下で、再生可能エネルギー゠プロジェクトを利用して支配が強化されている 再生可能エネルギーは、私達が直面している多くの環境問題に対する解決策の一部と見なされているが、同時に、資本主義ロビー団体と占領国家が領土主権

        歴史は繰り返す:最初は喜劇として、次に悲劇として

        マガジン

        • ネストル=マフノ小論集:国家に対する闘争
          17本
        • 新型コロナウイルスとアナキズム
          14本
        • コミュナリズム:解放的代案
          15本

        記事

          メインストリームのアナキズム

          原文:https://organisemagazine.org.uk/2024/10/17/anarchism-in-the-mainstream-spindrift/ 原文掲載日:2024年10月17日 著者:ゾーシャ゠ブロム 2020年3月、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっていた。英国では、まだこのウイルスがどれほど深刻で悲劇的な死をもたらすのか、どれほど長期的な問題になるのか認識されていなかったが、フリーダムプレスはニュースサイトにこのウイルス関連の最新情報を

          メインストリームのアナキズム

          労働運動内のアナキスト(4)

          原文:https://blackrosefed.org/anarchists-in-the-labor-movement-4/ 原文掲載日:2024年10月11日 この記事は、「労働運動内のアナキスト」と題したインタビュー=シリーズの第4回である。それぞれのリンクをクリックして、第1回の教育労働者(拙訳)、第2回の医療労働者(拙訳)、第3回の金属加工労働者(拙訳)を読んでいただきたい。 このインタビューでは、ノースカロライナの公立図書館労働者、アレックスに話を聞いた。

          労働運動内のアナキスト(4)

          クリーンエネルギーは私達を救えない

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/10/10/clean-energy-cant-save-us/ 原文掲載日:2024年10月10日 著者:ヤヴォール゠タリンスキー グリーン消費主義から脱成長と抜本的システム変革へ 気候変動と深刻化する生態系危機によって、迫り来る大惨事が私達の社会を脅かしている。こういう話がますます語られているのは良いことだ。昨年はこうした問題が否定的に取り上げられていたが、それと比べれば、この点は改善されたと言えよ

          クリーンエネルギーは私達を救えない

          極右、左翼、選挙政治の罠

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/10/07/the-far-right-the-left-and-the-trap-of-electoral-politics/ 原文掲載日:2024年10月7日 著者:ブレードランナー 資本主義と選挙至上主義に縛られ、国家主義左翼は危機と再編の時期に何も提供できず、ファシストに勝ちを譲っている。 過去10年間、お馴染みの歴史的パターンが復活している。労働者階級と貧困層コミュニティの一部がトランプやルペ

          極右、左翼、選挙政治の罠

          インドネシアの抗議行動の波に乗るアナキスト達(後編)

          原文:https://ja.crimethinc.com/2024/09/23/anarchists-on-the-wave-of-protest-in-indonesia 原文掲載日:2024年9月23日 (訳註:原文が長いため、前編と後編に分けました。前編はこちら。) インドネシアと世界各地のアナキストの結び付きを深めたいと思うなら、インドネシアのアナキストによる著作を英語に翻訳する取り組み「Page Against the Machine」を支援していただきたい。

          インドネシアの抗議行動の波に乗るアナキスト達(後編)

          インドネシアの抗議行動の波に乗るアナキスト達(前編)

          原文:https://ja.crimethinc.com/2024/09/23/anarchists-on-the-wave-of-protest-in-indonesia 原文掲載日:2024年9月23日 (訳註:原文が長いため、前編と後編に分けました。後編はこちら。) 2024年8月、抗議行動の波がインドネシアを揺るがした。表面上はジョコ゠ウィドド大統領(通称ジョコウィ)の後継者指名を狙った政治的陰謀に対抗したものとされている。英語圏ではこれらの抗議行動に関する<情報

          インドネシアの抗議行動の波に乗るアナキスト達(前編)

          単なる「ならず者国家」ではない:イスラエルによるレバノンのポケベル攻撃

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/09/20/not-just-a-rogue-state-israels-pagers-attack-in-lebanon/ 原文掲載日:2024年9月20日 著者:ブレードランナー イスラエルは、誰にも説明責任を持たない無制限の国家権力という新たなイテレーションのモデル化を許されている。 イスラエルは今週、その戦争戦術を新たなレベルの恐怖にエスカレートさせた。爆発物を仕掛けられた何千ものポケベルとトラ

          単なる「ならず者国家」ではない:イスラエルによるレバノンのポケベル攻撃

          Statement of Protest against September 11 Repression of leafleting against Tree Nurturing Festival in Ibaraki

          Original Text in Japanese: https://ikuju-ibaraki.hatenablog.com/entry/2024/09/13/065912 Date of Publication: 2024/09/14 In the early morning of September 11, 2024, the Ibaraki Prefectural Police (IPP) raided at the homes of our comrades, A

          Statement of Protest against September 11 Repression of leafleting against Tree Nurturing Festival in Ibaraki

          日本に民主主義はない

          私は憲法改正に賛成だ。天皇条項を即時廃止すべきだ。天皇は象徴であって、人間じゃないってどういうことだ。それを取り巻く宮内庁なる奴等は何だ?税金の無駄遣いか?それを守る警察って何だ?9月11日、またもや信じがたい事件が起こった。遅まきながらお知らせする。連帯してください。 茨城育樹祭ビラ弾圧救援会

          日本に民主主義はない

          エステル゠ドルゴフとサム゠ドルゴフへのインタビュー

          原文:https://libcom.org/article/interview-esther-and-sam-doigoff-doug-richardson 原文掲載日:2020年5月16日 初出:『Black Rose(ブラックローズ)』1975年春号 インタビュアー:ダグ゠リチャードソン (訳者註:原文にはないものの、適宜リンクを貼りました。この翻訳を友人の白仁さんに捧げます。) 長年にわたるアナキスト、エステル゠ドルゴフ(1905-1989)とサム゠ドルゴフ(190

          エステル゠ドルゴフとサム゠ドルゴフへのインタビュー

          ケント州のエルビット封鎖:活動家が英国‐イスラエル間の限定的輸出制限を非難

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/09/09/kent-elbit-blockade-activists-denounce-limited-uk-israel-export-ban/ 原文掲載日:2024年9月9日 著者:スコット゠ハリス パレスチナ゠アクションによれば、活動家達が今朝、ケント州にあるインストロ゠プレシジョン゠エルビット社工場を再び封鎖し、車両で入口を塞ぎ、セキュリティボックスやディスカバリー゠パーク゠ハウスによじ登った。

          ケント州のエルビット封鎖:活動家が英国‐イスラエル間の限定的輸出制限を非難

          イラク゠クルディスタンへのトルコの軍事拡大

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/09/04/turkeys-escalation-in-iraqi-kurdistan/ 原文掲載日:2024年9月4日   トルコは最近イラク゠クルディスタンでの軍事駐留を飛躍的に増やしており、地域の安定に対する懸念を引き起こしている。往々にして民族グループにまとめられてしまう地域において、この危機は政治体制の重要性を示している。   直近の軍事配備は6月に始まり、クルド民族会議(KNK)は7月1日に報道

          イラク゠クルディスタンへのトルコの軍事拡大