今日の学び。昨日読了したのは、ブルース・チャトウィンの「ソングライン」。彼は勤めていたサザビーズを辞めて、単身パタゴニアの旅に出た時、なんと「奥の細道」を携帯していたそう。調べたてみると芭蕉の奥州への旅は、尊敬する西行の500回忌に彼の足跡をたどることが目的だった。まさに聖地巡礼
芭蕉ついでに西行についても調べてみる。1118年生まれの彼は、陸奥をはじめ日本各地を旅している。四国に弘法大師の聖地を訪ねたり、鎌倉で頼朝に会ったり。1190年に入寂。「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」と詠んだ彼に憧れた芭蕉に憧れたチャトウィンに憧れる私。