『歩いて見た世界/ブルース・チャトウィンの足跡』を見る
岩波ホールは7月29日をもって、54年の歴史に幕を降ろす。エキプド・シネマの発足年の初期会員だったボクとしては、沢山の名作を届けてくれてありがとうの感謝の思いとともに、掉尾を飾る『歩いて見た世界/ブルース・チャトウィンの足跡』(ヴェルナー・ヘルツォーク監督2019年英仏スコットランド合作。85分)を観て来た。
さて、ドキュメントと朗読(チャトウィン自身による『パタゴニア』、監督による『ソングライン』)と、インタビューで構成された本作では、不思議なことにブルースの声、残したノー