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今日の面白発見本#3「ブルース・チャトウィン」

こんばんは! 今日検索していて見つけた面白本は7月31日に発売が予定されているこの1冊です。


ブルース・チャトウィンと言えば、南米、西アフリカ、オーストラリア、プラハなどを旅行して作品を発表してきた作家です。

美術品鑑定や記者として仕事をしたあと、77年にその代表作である「パタゴニア」を発表し、優れた紀行文として注目を集めました。

本書は48歳で逝去したのちも、いまなお世界の旅人に愛され続けるチャトウィンを綴った伝記。Amazon紹介文では以下のように紹介されています。

好奇心旺盛、美意識が高く、関心の赴くまま旅と執筆を続けたチャトウィン。翻弄された人々は数知れず、しかしそれでも彼を愛さずにはいられない――。数多の証言と資料から現し身のチャトウィンを呼び返す傑作伝記。

ブルース・チャトウィン

頁数は圧巻の888p。数多の証言と資料から現し身のチャトウィンを呼び返すには、それだけの頁数を必要としたのでしょう。

私がチャトウィンの作品を読んだのは、自薦の短編集である『どうして僕はこんなところに』と『ソングライン』です。

特にソングラインは

「オーストラリア全土には、迷路のようにのびる目にはみえない道―ソングラインがある。アボリジニの人々はその道々で出会ったあらゆるものの名前を歌いながら、世界を創りあげていった。」

ソングライン

という伝承じたいががロマン一杯で、面白く読んだのを覚えています。

本書では、どんな旅へと私たちを連れていってくれるのか楽しみです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
よい週末を!

ただいま4刷 構成した書籍が発売中です!


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