極上の旅を楽しむ「パタゴニア」
<文学(3歩目)>
素晴らしい、パタゴニアの自然の中へ
パタゴニア
ブルース チャトウィン (著), Bruce Chatwin (原名), 芹沢 真理子 (翻訳)
河出文庫
「3歩目」がブルース・チャトウィンさんのイイ感じな作品。
虚実混交な作品。でも紀行文・ロードノベルとして読むよりも、パタゴニアで生きて来た様々な人の足跡として読むと、まさにイイ感じな読後感です。
書かれた時代の特性なのか?インディオにかかわる箇所では心を痛める言及が多い(当時はアタリマエだった差別主義)が、それでもパタゴニアの大地を文学作品として昇華した作品であるのは間違いない。
映画もあるのですが、この作品は文章のみで味わい、同時にまた好きな紀行文系の作品を読むといい。
わたしはジェイムズ・ヒルトンさんの「失われた地平線」を並行して読みました。
かなりイケます。(しばしトリップ可能!)
家族で読んでも、色々と話せる作品です。
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