この募集は終了しました。
お題

#創作大賞感想

人気の記事一覧

#創作大賞2024 最終結果を発表します!

2024年4月23日〜7月23日に開催した「創作大賞2024」には、52,750作品のご応募をいただきました。中間選考を通過した305作品を各メディアとnote運営事務局で選考し、各メディア賞、note賞、入選、読者賞が決定いたしました。「#創作大賞感想」企画のベストレビュアー賞とあわせて、ここに発表いたします。 あらためて、たくさんの作品を投稿し、コンテストを盛り上げていただき、ありがとうございました! 賞についてメディア賞:記念品・賞金10万円を贈呈し、書籍化や映像化

創作大賞2024の受賞作品ぜんぶ読んだ感想と考察【全51作品】

どうも、空前絶後の超絶怒涛のnoteクリエイター、創作大賞を愛し創作大賞に愛された男、アルロンです。銀行口座の暗証番号は絶対に教えません。イエーーーイ! さて、不肖アルロン、下記のような目標を立てまして。 ぜんぶ読みました!!!!! えらい!!!!! この1か月の間、ときには笑い、ときにはうなずき、ときには泣き、ときにはおしっこちびりそうになりながら、受賞者の皆さんの魂が込められた作品たちを拝読しました。 「受賞作品を読めば、ヒントのようなものがなにか見つかるのでは?

創作大賞の授賞式って何を着ていけばいいの? 話せる人はいないけど、大丈夫?

創作大賞のベストレビュアー賞に選ばれ、授賞式に参加してきました。 ▼ 詳しくはこちらをご覧ください。 一番悩んだのは、ドレスコード(服装)です。基本的には、クリエーターの集まりなのでそんなにカチッとしていなくても良いと思います。とはいえ、授賞式ですよ! スーパーへ行く服装でいいとは言えません。会場もきっと華やかなはず。授賞した賞が、「ベストレビュアー賞」だったため、目立ちすぎない少しキレイめの服で出席することにしました。 会場に到着すると、なぜかベスレビュメンバーの全員

📚️創作大賞感想📖 1年0組を読んで

ガガガ大賞で名前を見かけてから、愛夢ラノベP先生の作品を読んでいました。 しかし、なぜか4ヶ月ほど沈黙されており、まさか筆を折ったのではないか、という不安に襲われていました。 ただ、直近の講談社ラノベ文庫新人賞でも1次を通過しており、単に忙しいのだろうと待っておりました。 そんなある日、4ヶ月の沈黙を破り、何の前触れもなく、1年0組が公開されたのです。 それが下記の作品です。 【1年0組】 さて、楽しみに読み始めます。 どうやら8番出口ライクと◯◯しないと出られない部

〘創作大賞感想〙頂き怪盗とカモられ探偵を読んで

 休日、暇なので、ダラダラとnoteを閲覧。  ふと創作大賞2024のタグが目につき、人気の欄を見る。すると、頂き怪盗とカモられ探偵なるミステリー作品を発見した。  まず、サムネイルが綺麗。  その絵に触れたくて、思わずワンタップ。  読みやすそうな目次が置かれていて、あらすじだけでも読むかと294文字を黙読する。  ふーん、どうやら怪盗アウトリュコスの被害者が犯人を捕まえようとする作品らしい。そこで、驚きの言葉が現れる。  狂言窃盗!  見たことない単語に目を離せない。

"noteの書き方" は教えられても "書き方" は教えられない

 noteでよく読まれる記事の代表は「noteに関する記事」です。当たり前です。noteをしている人の共通点は、noteをしていることなのだから。  そして、noteをしている人は、ほとんどが、自分でなにかを書いて、いろいろな人に読んでもらいたいという気持ちを持っていることでしょう。  前にも書いたことがありますが、「noteの書き方」に関する記事はたくさんありますが、「noteの読み方」という記事はほとんど見た記憶がありません。  創作大賞の頃にあれほどたくさん「創作

¥200

【創作大賞2025に向けて】来年私が目指すもの

多くの方が既に投稿されている企画「創作大賞2025に向けて」に遅ればせながら参加します。まず、今年のベストレビュアー賞受賞について触れ、その後に来年への決意表明をするので、創作大賞2025対策の参考になれば幸いです。 【感想】連続受賞のプレッシャーと喜び なぜか連続でベストレビュアー賞をいただきました。とてもうれしいです。それと同時にプレッシャーも感じました。なぜなら「ベストレビュアー賞が欲しい!」と頑張って来られた方が多くいらっしゃるのを見て来たからです。誰もが受賞しても

チー牛無双? チー牛は無双できねーよ、創作大賞感想

 それは暑い夏だった。  エアコンの効いた部屋で、noteの創作大賞を調べていると、とある記事が目立っていた。  チー牛無双  そのタイトル。  そのサムネイル。  それらにハートを射抜かれた。  チー牛無双だと?  チー牛が無双できるわけがない。  だって、俺だから。  暑さのイライラをぶつけるためだけに、俺は記事を読み始めた。  まず、294文字のあらすじ。  鯖田ソロがヴァージョン5に襲われて牛になる話。  うーん、分かりづらい。  次に、654文字の補足。

2025年の創作大賞に参加される方へエールを送ります。

創作大賞の感想文を書いてくださった「たおたおさんの企画」が、気がついたら今日までだったー! 急いでnoteを書いています。 たおたおさんには、創作大賞に向けて執筆したエッセイの感想文をいただきました。それはもう嬉しくて、胸いっぱいでしあわせな気持ちです。改めて、たおたおさん ありがとうございます。 2025年に開催されるであろう創作大賞の意気込みを語りたかったのですが、度重なる体調不良に見舞われてしまったので、読んでくれた人のヒントになるようなものを書きたいです。 まず

僥倖

拙文『母と推し活』が、note創作大賞2024で入選をいただきました。 noteで初めて書いた文章がこんなにも多くの方に読んでいただけて、そして今回このような賞を頂けたことに、ただただ恐縮するばかりです。 正直なところ、note本社で開催された授賞式の序盤では「果たして僕はここに居てもいい人間なのだろうか」という自問が頭の中で渦を巻いていました。 この場にいる方々の殆どは創作を生業としているプロのクリエイターばかりで、僕のような創作とは程遠い業界で働いている人間は少数派

【創作大賞2024】あの酔いは缶ビール1本のものではなくnote事務局の熱意によってもたらされたものだと思った夜

ふたごコーデ再び去年の授賞式でも豆島さんとふたごコーデと言われましたが。 去年の授賞式で豆島さんと初めてお会いしたので、服装の打合せなんてできてないんですよ。だから去年の「ふたごコーデ」は奇跡だったのですが。 驚きました。いつも「豆島さんについていきます!」と公言しているので無意識に豆島さんのファッションを察知しちゃうのかもしれません。 今年は準備万端 昨年の授賞式リポートで「名刺を全く持たない女」として参加し、反省しまくりましたが、 今年はきちんと ベストレビュ

創作大賞の応募作品を、プロの編集者が添削するとこうなる

もしかして、受賞しちゃうかも。 創作大賞に応募した瞬間、こう思った人は多いと思う。 私もね。第一回創作大賞で、エッセイを書いて応募しました。でもね、応募ボタンを押した瞬間「受賞できるかな~」とは思わなかったんです。 応募が完了した瞬間、思ったことはコレです。 さて受賞パーティー、何着てこうかな。 ここで自己紹介を。 私は、日本最大級のコンテストである「note創作大賞」で優秀賞を受賞しました。 受賞作品はこちら。 結果発表ではこんな選評をもらいました。 no

あんたが大賞

パリオリンピックが開幕されたからというわけじゃないけど、息子が小1のクリスマスイブの夜にお風呂で初めて彼と哲学的な対話をしたときに僕らが導き出したあの言葉をふと思い出した。 それは、 「みんな、他人と優劣を競うんじゃなくて、ただ「自分」という競技の金メダルを目指して頑張ればいいんだ」 というものである。 そして、このエールを何となく、創作大賞にチャレンジしたすべてのno+erさんに送りたい。 いや、正確には僕が送りたかったのはこんなエールですらなかったのかもしれない

創作大賞で得たこと

 創作大賞への応募で得たモノ、得たこと。賞状もトロフィーも賞金も、目に見えるようなモノは何1つも残らなかった。「自分のすべてを出しきった」とも言えないから、後悔もあれば、虚しさもある。  自己正当化する気もないが(いや、正当化も含まれることも否定しない)、私にとって本当に大切なモノは、目に焼き付くような具体的なモノではなく、記憶に刻まれるモノだったりする。  私のnoteは、そもそもいろんな偶然が重なって始めたモノに過ぎず、なにか確固たる目的があって始めたわけではない。

【大阪城は五センチ 読書感想文】大人はひとところに留まらなければならないのか

 「大阪城は五センチ」が投稿されてから、あの日の衝撃から、もう6カ月ですか。  創作大賞2024 朝日新聞出版賞受賞。それは、「大阪城は五センチ」が投稿され、一気に読んだあの朝の衝撃に比べれば、スマホの振動のようなもの――いや、嘘。ラーメン屋で味噌ホルモンラーメンが伸びてゆくのを眺めながら、嬉しさで背中を震わせて泣いた。素晴らしいものが真っ当に評価される、その事実は、人を勇気づけるものなのだと知った。  もう6ヶ月も、私はこの作品を咀嚼し続けている。  圧倒的な名作だと分

良い小説に会えました。<創作大賞感想のまとめ>

読者応援期間はあと一週間。ここで紹介するのは、どれも面白い作品です。自信を持ってオススメします。 見出し写真は、感想文を書いていただいたコングラボードたちです。 これは感想を書いた作品が良かったからだと思います。 他の方の作品を読むことは、とても勉強になり参考になりました。 このコングラボードは私から、作品を書いた方へのお礼とお祝いです。 その作品と感想文をひとまとめにして、ご紹介します。ぜひリンクから見に行ってください。 (一緒に書いた執筆ノウハウなどは長くなるので、

ベストビューアー賞を獲った人の中にも、「クソリプ」を私に書いた人は数名います。 だから、私は手放しに「おめでとう」とは言いません。 「なんのための賞なんだろう?」という印象のほうが強いです。

創作大賞中間選考を通過されたみなさん、おめでとうございます。私は残念でした。欲張らずに王道のままラストまで書けば良かったのかな、と反省しています。それよりも、書いて、投稿して、読み直した日々、みなさんの作品に触れて感想を書き、交流できたこと。それが得がたいことでした。楽しかった!

マーケティングは読者のためにも必要

どうも、note感想家の新山タカです。 せっかくnoteをやっているなら、どうせなら 多くの人に読まれて、さらには有料記事が売れるようになりたいものです。 ということで今回選んだのは ずっきーさんの  マーケティングで「読まれる・売れる」noteづくり です。 読まれる・売れるnoteを作るために マーケティングを活用していこうというメッセージが タイトルからはっきりわかります。 本文でも冒頭から きわめてわかりやすく「マーケティングとは何か」が定義づけられていま

読まないと読まれない

 本を読むとき、私はその著者の文章を読みたくて読むだけ。買った本であれ、図書館で借りた本であれ、基本的には同じ。面白くても、面白くなかったとしても、著者に何か見返りを求めることはない。  けれども、SNSで他の人の文章を読むときは、自分の文章も相手に読んでもらえることを心のどこかで期待する。もちろん、読みたくて読むわけだが、相手からなんのリアクションもなければ、次第に読まなくなっていく。  いま上に書いたことは当たり前のことなんだけど、noteをはじめた当初はわからなかっ

¥200

note創作大賞に応募するために初めてエッセイを書いてみた

人生で初めてエッセイを書いて、note創作大賞に応募しました。 その背景について、記録しておこうと思います。 書きたかったことがあった以前、僕のプロポーズ実体験を記事にしました。 この記事はたくさんお祝いコメントをいただき、とても嬉しかったのですが、ひとつだけ「モヤっと」することがありました。 その理由は、実はこのプロポーズは2回目で、1回目のプロポーズは大失敗していたからです。 当時は1回目のプロポーズで失敗したことでかなり落ち込んでいて、死に物狂いで準備をし、2

#創作大賞2024・個人的ふりかえり&ダイジェスト

いやあ、創作大賞2024の応募期間が終わりましたね。私は本年で二回目の挑戦でしたが最終的に14作品応募しました。昨年は中間選考通過作品もありましたが今年はどうかなあ。 というわけで、個人的なふりかえりをしつつ自分の応募作品を簡単に紹介しようと思います。 求められてもいないのに何故そんなことをするのか? そう思われた方にこそ、この先に書かれている答えを読んで欲しい! *** 実は今回の締切後には、一読者として面白そうな作品を拾い読みしてみました。しかし、なんと今年の創作

【創作大賞】中間選考に残ったけれど受賞ならず、でもありがとう。

創作大賞2024の結果が発表されましたね。 わたしの作品も中間選考で候補として残っていたのですが、受賞ならずでした。まあでも結果を見たときに思ったことは、残念というよりも「そうだろうな〜」でした。 エッセイで大賞を受賞された作品、わたしも素敵だなあと思っていた作品でした。ふわっとしていて、軽やかで、優しい映像が浮かんでくるような。 そもそも、わたしのこの作品が、中間候補に残るとは思っていなくて。じつは別のジャンルにも応募していたので、中間候補に残ったとのメールが来たとき

創作大賞感想 自分への記録と記憶

創作大賞が終わりました。自分の気持ちは、何一つ後悔が無いと言い切れます。何にも意味がないことに全力を尽くしました。 何より、何も意味がないことを一緒に楽しんでくれた人達に感謝しています。 意味がないことを皆で、意味あるものへと創り出したと思っています。 会ったことも、話したこともない世界中にいる人が「なんのはなしですか」の一つの言葉で一緒に全力で遊んでくれて本当に感謝しています。 この言葉に、少しだけ恩返しを出来たかなと思っています。今、多くの気持ちを書くことが出来な

みんなの #創作大賞2024 note読んだまとめ100作

創作大賞2024、たくさん読みました。 + どうも! 年末に小説を100作読むの野やぎです! なんだかんだ3年続けている100作読む。ありがとうございます!ちょうど創作大賞と同い年ですね。3年目!すごい! もともとはnoteって小説なかなか読まれにくいよね→よしならば読もう!と、年末に今年書かれた小説をどどんと読んでいたのですが、いまやすっかりnoteは小説読めるプラットフォームになって!うれしい!謎に親戚のおじおばポジみたいになるなぁ! 書いてる人も読んでる人も、そ

行間の見えない美しさに浸る

素敵な行間の文章を書いた人に魅了されたお話。 自分にない力を持っている人には素直に尊敬の念を抱きます。これは誰でもほぼ当たり前なのかなと思いますが、実はわたし、文章の良し悪しについてそんなに詳しいわけではありません。そもそも良し悪しなんてあるのでしょうかね。 ですが、自分の中の何をどうひっくり返しても、これはすごい‼️と思えるセンスは持ち合わせていると、自負しています。 この間イベントとして終了した、2024創作大賞の授賞式。そちらに参加された青豆ノノさんの👇のレポート

人は何故結婚するのか【創作大賞感想2024】

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」 結婚の是非について議論が渦巻く現代に痛烈な印象を残した、ゼクシィの有名なコピーである。 このコピーに脳天をカチ割られたうちの1人が 、何を隠そうこの私である。自分がオットからプロポーズをしてもらった時も、このコピーが脳内によぎったくらいだ。 オットと過ごす毎日はきっと、自分が1人で過ごすそれよりも楽しい。私はそう思ったから、渡された指輪を、自分の意思で左手の薬指に捩じ込んだ。 “幸せ”という言葉は

「メメント・モリ」「LOVE」「クリエイト」を描いた“共作小説”『白い春』の感想

三鶴さんと仲川光さんによる共作小説『白い春~君に贈る歌~』は全21話に及びます。 私は『白い春~君に贈る歌~』がnote創作大賞2024応募作品として順次投稿されると、各話それぞれのタイミングが合うときに拝読していました。 このたび🌸「白い春」の余韻企画🌸に参加するため、改めて一気読みしたところ新しい気づきがあったのです。 まだ読んでいない方もいるかと思いますので、概要を紹介しておきましょう。 主人公はホスピスで働く作業療法士の三浦蓮と入院患者の上野紗良。二人を中心に

新年にnoteの創作大賞とカクヨムコンの決定的な違いを考える。

はじめに2024年の創作活動を振り返ってみると、私が一番頑張ったのはカクヨムコンと創作大賞だったと思います。 この二つの大型のコンテストはわりと比べられがちですので、私も二つのコンテストにがっつり参加している小説投稿者として、そのあたりのことについて新年に考えてみました。 するとnoteの創作大賞とカクヨムのカクヨムコンの間にある、読者選考の程度とか交流のあり方とかランキングの有無とかではない、もっと根本的なところの違いが見えてきました。 noteの創作大賞とカクヨム

書きたいし、描きたいわたしが思うこと

創作大賞の結果が出ましたね。 わたしは残念ながら通過できませんでした! あのみなさんと励ましあったり盛り上がったの2ヶ月前?とかなんだ? もうはるか昔のような気分です。楽しかったなぁ。 様々なふりかえり記事を読ませてもらって、本当そうだ!とうなずいてます。創作大賞があったからこそ書き上げた作品がたくさんあって、どれも大切なものになりました。応援してもらったり感想もらえたり、わたしも読んで刺激もらって。大事な時間でした。 あらためて、ありがとうございました! そんでこっか

ピリカGP個人的感想

(1) 秋ピリカ  先日、ピリカGPに「紙と鉛筆」という作品を応募しました。今回で4回目の応募になります。  応募作は文字数制限があったので、1,200字未満の短編小説として書きました。それ1つだけで完結したストーリーにはなっていますが、結果として4つの話から成る連作短編集になりました。 (2) 冬ピリカ  思い起こしてみると、ピリカGPは私のnote活動にとって、転機になっているように思います。  最初に応募したのは、私がnoteをはじめて数ヵ月の時の「冬ピリカ」で

note創作大賞のビジネス部門で入選したきっかけ話

こんにちは、unnameの代表取締役の宮脇啓輔です。 今回はちょっと趣向を変えて、先日入選したnote創作大賞2024についてのミニインタビュー形式でお送りします。(聞き手:澤山モッツァレラ) 創作大賞2024とはあらゆるジャンルの作品を対象にした、日本最大級の創作コンテストです。受賞作は各メディアにて、書籍化、連載化、映像化などを目指します。 偶然が重なった創作大賞へのエントリー ――まずはnote創作大賞2024、入選おめでとうございます。 宮脇:ありがとうござ

【創作大賞感想】通過する人って存在してるんだね!!!

気にしないフリをして、気にしないフリをして。  そんなつもりで気にしない振る舞いなどまるでできるわけもなく、毎日Xアカウントを更新しながら今日を迎えました。  なんとなくこの一週間「抜打ちテストのパラドックス」に思いを馳せながら。  皆さん知ってますか? 抜打ちテストのパラドックス。いつもならここで小噺でも挟んでやるぜと思うのですが、今日は一早く感謝をお伝えせねばなりませんから解説サイトを貼り付けるまでに抑えておきます。  わかります。私もこれを読むたび「なんか誤魔化

気がついたら『創作大賞2024』が終わってた

『創作大賞2024』が終わってた。 なんなら受賞パーティまで終わってた。 かすりもしなかった9月の中間選考に落ちた時点で、自分の中で『創作大賞2024』は終わってたとはいえ、最終発表にしては、周りがなんだか無風だった気がするのは、私の思い違いだろうか。 振り返れば、応募期間と応援期間、そして、中間発表までが一番盛り上がっていた気がする。私が応募しようとしていたのが一番人気のエッセイ部門だったせいか、受賞に向けての傾向と対策や、「応募しました」とか、「応援してね」とかの、『

#創作大賞2024感想③ 漫画原作部門上位作品全般レビュー

note創作大賞・漫画原作部門にSF学園小説『国際怪獣島学園巨大生物部』を応募した彩条あきらです。 前回投稿から一か月近く経っててもはや応募期間もへったくれもないんですけど、この一か月間ほぼ漫画原作部門のランキング上位が変動してないのと個人的夏休み期間が終わりかけなのもあって、この機会に自分の応募作より人気上位or僅差がどんな作品だったかザッと観測して総括代わりにしたいと思いました(ちなみに2回目の感想戦で中断してたホラー小説&恋愛小説は半月かけて全部読み終わりました。読み

noteに長編小説を書くということ

 創作大賞など、noteの企画をきっかけに長編小説を書くようになった。  長編といっても、私の場合、せいぜい多くても5万字程度だから、短編に属するものだろう。しかしながら、1度に書き上げて1回の投稿で終わりになるものではなく、何回かに分けて投稿する小説をこの記事では「長編小説」と呼ぶことにする。 (1) 長編小説は次第に読まれなくなる  長編小説を継続的あるいは断続的に投稿すると、私だけに限らず、たいていの場合、初回の「スキ」が多く、その後徐々に「スキ」は減っていく。最終

¥200

10年後を見据えて【創作大賞2024所感】

 創作大賞2024に応募して、あっけなく落選した。  これに関しては「まぁそうだろうな」という気持ちだ。  これは別に「本気で取り組んでなかった」とか「適当にやっていた」とか、そういうわけではない。  期間中は、連日睡眠不足になるくらいには本気で作品の完成に取り組んでいた。それは事実だ。  私の作品を読んで、ツマラナイなとかクソだなと思わせてしまった人は、きっとたくさんいるのだろうが  それはそれとして、少なくとも私は本気だった。  だから、「そんな甘い話はないよね」と

2024年創作大賞 ホラー部門受賞作を読んでみた

2024年創作大賞ホラー部門、まさかここに私が足を踏み入れるとは。 実はホラー小説、大の苦手です。 でも、レビューを読んでいると読みたくなって… それに、受賞作品に触れてみたい。 その気持ちに嘘はつけない! 勇気をもって読んでいこうと思います。 完璧な家族 首縊りの家いや、まって、怖すぎる… 描写が細かくて、主人公の息遣いがすぐそばで聞こえるようで 臨場感がすごくて、どんどん読んでたけど まさかのアクシデントに絶叫した。 あの、揺れている音が、耳にしていな

【Original Song】The scenery ahead

もんじゃ焼きの残り香で 彼女はちゃきちゃきの下町娘 深夜まで続いた口論 僕は上品な振りの 浮気性クズ ”浮気性クズ” 中央大橋を小走りで通る 君の曇った表情チラつく どうして分かってくれない テーブルを無駄に叩く 気持ちは今にも 小橋の舟に乗り込んで 逃げ出していく 寂しくて己の存在を 無意味に思う夜があっても 素敵な風景が その瞳に この先必ず映り込むから 「負けないでね」 歩数アプリでドリンク購入 君が最近よく飲んでいたね 同様の風景が その瞳に この先必ず映り込むから 「負けないでね」 歩数アプリでドリンク購入 君が最近よく飲んでいたね 同僚の愚痴 この瞬間はいずれ消えていく 勝鬨橋で 君はいつも怒ってるんだ もう全部嫌になっちゃった 浮気ばかりの彼氏を憎む 夜明け近くまで平行線 ソウルフードも冷めてる 空虚さが いつの間にか支配者 不必要で正しくない感情 それでも諦めたくない 必ず変化は訪れるから 「耐え抜いてね」 隅田川を無駄に眺めては 物語の主役気取り 毒は潰してないで 早く謝りに行っておいで ”浮気性クズ” 寂しくて己の存在を 無意味に思う夜があっても 素敵な風景が その瞳に この先必ず映り込むから 「耐え抜いてね」 また仲直りして そういう関係性は なかなか築けない 大橋をスーパーの袋持って 手を繋いで 未来に向かう Variety is the spice of life

そして、わたしたちは書くことで飛び方を思い出す。【創作大賞感想】

「書くこと」が大前提になっているnoteの大海原で、改めて「書くこと」について真摯に向き合っている作品に出会うと、背筋がしゃきっとする感じがある。 みくまゆたんさんのこちらのエッセイも、わたしの背中に1m定規をあてがってくれたような、そんな作品だ(余談だけど、平成初期の小学校では猫背の児童に対して本当に1m定規を差し込むような指導がまかり通っていた)。 彼女にとってお母さんから唯一贈られたというプレゼントは、「書く習慣」だった。 低学年の頃に書いた読書感想文が、お母さんの中

「note創作大賞」の中間選考(のエッセイ部門)について、応募していない私が勝手に思ったこと #051

まず私は、創作大賞そのものに 応募しておりません。 ※私の記事の初投稿は、創作大賞の   応募締切後である今年7月31日 (応募作の感想文)。 また、実は中間選考通過作のうち エッセイは1作も読んでいません (エッセイ以外は2作読んでいました)。 そのため、 「創作大賞(のうちの、エッセイ部門)  について、外から見てアレコレ言う」 だけの記事です。 応募総数52,750作品とのこと。 そのうち、エッセイ部門だけで 26,158作って、なんやねんそれ💦 確かに7月中旬

亡くなってからできること #創作大賞感想

戒名彫刻製版師という仕事を知っていますか? 私は、知人がその仕事を始めるまで、まったく知りませんでした。その知人とは、私がnoteのアカウントを管理している「三毛猫かずら」というクリエイターです。 私は、もともと看護師をしていました。看護の仕事は、生きている人間を相手にします。患者さまが亡くなってしまえば、エンゼルケアと呼ばれる死後の処置はあるものの、そこでお別れです。それ以上、看護師にできることはありません。「死」は、看護師にとっては、人間の行きつくさき、誰にでも平等な

なぜ中間選考突破できたのかわからない〜ので、自分なりに分析してみた〜

好きもない!(当初は記事に2好き) 読者も少ない!(多分) この作品で大丈夫か? そんな私が考えた『大事なこと』。 この度、創作大賞2024・『漫画原作部門』にて以下の作品 【ギルグリムビースト〜獣たちよ、軍靴を鳴らせ〜】 が中間選考を突破しました。 記事は以下。 話の内容は 異世界転移転生してきた存在は人間の仇になるので狩りましょう というある意味、ダークヒーローが主人公のライトノベル風アクションものです。 主人公は、冒頭からスローライフやイチャイチャを望んでいる転生者

創作大賞感想 ホラーであっても、静森あこを読みたいと思った。

ホラーだなんて予想していなかった。人間が暗がりを歩くようでいて、切なくとも心灯る文学が来ると予想していた。受け入れるしかない。 私は、静森あこさんの文章が好きである。これは単純に好みの問題だけなのかも知れない。しかし、彼女が表現の一言を突き詰めて戦っているのが読めるから好きなのだ。彼女の表現はとてもキレイなのにどこか棘がある。退廃していそうで光っている。人間を信用しているようでしていないのかも知れない。そういう人が書く文章を読むのが好きなのだ。彼女の作品を読むのにいつも深呼

創作は自由だ! <note創作大賞感想>

note創作大賞には様々なジャンルがあります。これまで小説の応募作を読んで感想を書いていましたが、今日は他のジャンルからも紹介します。 【短歌】見た目ほど強いわけではない もこすけさん 「五・七・五・七・七」 たった31文字に込められた力と想いに驚かされました。 あえてここでは短歌を紹介しません。それは作者がその前段で書いている文章と一緒に味わってほしいからです。(どうぞクリックして読んでください) 短歌とその解説(エッセイ風で楽しく読めます)。良いですね、この形式。 オ

エッセイは楽しい<note創作大賞感想>

私はエッセイはあまり書いたことがなく、読む方専門ですので今日は<小説の書き方>とかなしに、ただの感想文、私の好み全開です。 日常のとりとめないことが自由に伸び伸びと書かれていて、読む方も気楽に読める。何かピリッと隠し味があれば、さらに素晴らしい。 それが私にとって大歓迎のエッセイです。 エッセイは読むのに時間が掛からないので、note創作大賞の応募作もたくさん読みました。長編はあらすじや第一話を読むときに、どこかに面白い種がないかと、緊張して読むのですが、エッセイは光るも

創作大賞の最終選考に残れなかった感想文【今さら話】

noteの創作大賞2024の最終選考が発表されて1ヵ月ちょい。 今さら感はどうしても否めないが、感想文を書いてみる。 自分の記録のために、思いついたことをツラツラ書くので、まとまりがないのはご愛嬌! note創作大賞2024の中間選考に通過した連絡をいただいたのが、9月中旬。応募したことさえすっかり忘れていたので、note運営からメールで連絡がきたときは「何事や……なんかあかんこと書いたっけな……どれや……」と、ざわざわした気持ちで怯えていた。「なんかあかんこと書いたっけな

創作大賞2024、最終選考でだめでした。(追記有)

今日、創作大賞の最終結果が出ましたがだめでした。 二作品ともとても思い入れのある作品なので、改めて結果を見て悲しい気持ちになっていますが、noteにおけるヒストリカル系ファンタジー小説としては中間選考を通過しただけも頑張った方だと信じたいです。 ここまで応援してくださり、誠にありがとうございました。 創作大賞感想の方は去年みたいにベストレビュアー賞にはなれませんでしたが、面白いな〜と思って感想を書いた漫画家さんが三作品も受賞してたので、私の感性が間違っているわけではなさそ

創作大賞一口感想

 創作大賞2024年にエントリーなさった皆さま、お疲れ様でした。  去年の創作大賞が縁で、多くのnoterさんと出会えたので、今年も楽しみにしていたのですが、特に7月に入ってからは、私自身も創作にかかりきりだったこともあり、新しいnoterさんに出会うどころか、フォローしている方の小説でも、読めない分がありました。  そんなわけで、とても不完全燃焼な気持ちなのですが、その気持ちを吹っ切るために、「完読できた小説」に限り、一口感想を書いてみます(以下、私がフォローした順にな

#ありがとう創作大賞

豆島圭さんのご提案で#ありがとう創作大賞のタグに参加させていただきます! 私にも、♬蛍の光~が流れてくる……。 ちょっぴり寂しい。いや、だいぶ。かなり。 「no+e創作大賞、今年もやりますよー!!」 そんなアナウンスが聞こえた3か月前。 ……何それ?とnoteデビューしたばかりのひよっこだった私はきょとんとしていました。 どうやらこの大賞に選ばれると本が出版できるかもしれない、とのこと。 今年は昨年を上回る企業さんが参加されていること。 そして待ってました!!とクラ