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【創作大賞】中間選考に残ったけれど受賞ならず、でもありがとう。

創作大賞2024の結果が発表されましたね。

わたしの作品も中間選考で候補として残っていたのですが、受賞ならずでした。まあでも結果を見たときに思ったことは、残念というよりも「そうだろうな〜」でした。

エッセイで大賞を受賞された作品、わたしも素敵だなあと思っていた作品でした。ふわっとしていて、軽やかで、優しい映像が浮かんでくるような。

そもそも、わたしのこの作品が、中間候補に残るとは思っていなくて。じつは別のジャンルにも応募していたので、中間候補に残ったとのメールが来たときには、「こっちが残ったのかあ」という意外な気持ちでした。だって個人的で特殊なテーマだったから。

書いたのは娘の食物アレルギーの病気のこと。

今まで、書いていなかった題材です。でも、娘が18歳で成人になることもあり、「書いてもいい?」と本人に確認したうえで、「いいよ」と答えてくれたので書きました。じつはずっと書きたかったんです。

わたしとしては、娘のアレルギーを題材にしながらも、悩みや困難な状況を「じぶんにしかできない方法で乗り越える」というテーマで普遍的に書きたいと思っていたのですが、ついつい愛が溢れすぎてしまって客観性に欠けているし、とにかく重い。そして長い。

でも仕方がないですね、これは。軽やかな文章を書けなかったのはわたしの技量不足です。娘よ、ごめん。これ、書き直してコミックエッセイにしようかな。(むかしは育児マンガを別のブログにあげていてそこそこ人気だったのです)娘にはずっと「マンガにしなさい!」と言われていたのだけど。

もらったプリント用紙の裏とかにマンガ描いてた
それをスキャンしてブログにあげてた
それでもそこそこ人気でした

まあ、マンガはともかくとして。

でも、この重たい作品が中間選考に残ったということは、どなたかが推してくださったということ。もしかするとその方も、同じ悩みを持っていらしたかもしれないし、子育てに奮闘されているかもしれない。もしくは、ドレスをつくることに興味を持っておられるかもしれない。どこかに共感して、候補に残してくださった。それはきっとエッセイのなかにも書いていたけれど、わたしの文章に、ある種の「シスターフッド」を感じてくださったのだと思うのです。

もうそのことがうれしくて、わたしは素直にありがたいなあと思っています。

この作品を読んで、スキしてくださった方、共感してコメントしてくださった方もありがとうございます。ほんとうにうれしかったです。悩んでいたのはわたしだけじゃなかったんだなあと思いました。


と、いうわけで、

次は同じ題材でコミックエッセイに挑戦します! (懲りてない…)


ありがとうございました!



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タケチヒロミ(Roulottes)
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