10年後を見据えて【創作大賞2024所感】
創作大賞2024に応募して、あっけなく落選した。
これに関しては「まぁそうだろうな」という気持ちだ。
これは別に「本気で取り組んでなかった」とか「適当にやっていた」とか、そういうわけではない。
期間中は、連日睡眠不足になるくらいには本気で作品の完成に取り組んでいた。それは事実だ。
私の作品を読んで、ツマラナイなとかクソだなと思わせてしまった人は、きっとたくさんいるのだろうが
それはそれとして、少なくとも私は本気だった。
だから、「そんな甘い話はないよね」というのが近いのだろう。
今回、創作大賞を通じて率直に「挑戦してよかった」と思った。
そして今後とも「創作活動を長く続けていきたい」と本気で思った。
私は、小説を書いた経験はほぼゼロだ。
その昔、中学生の頃、ドラゴンクエストというゲームが好きだった私は
一度だけそのキャラクターやモンスターが出てくる小説らしきもの(「くらえイオナズン!ドッカーン!ぐわあああ!」みたいな内容。1000字程度で挫折)を書いた経験はあるが、さすがにノーカウントと見なしている(笑)
全て自分でキャラクターや設定を作り上げていくオリジナル小説の執筆は、完全に今回が初めて。物語を完結させたのも初めての経験だった。
筆が進んでいるときは楽しすぎて時間を忘れた。
そして、こうして物語を作ったことで
コメントをいただけたり、ご紹介をいただけたり
たくさんのスキやフォローいただけたりと
めったにない経験ができた。
創作活動のスタートダッシュにして、とても恵まれたと思う。
だからこそ
「なぜ、もっと早く書き始めなかったのだろう」
という悔しさが、今じわじわと出てきている。
だけどその分、創作活動を続けている(予定の)10年後の自分に
「2024年に創作大賞に挑戦してくれてよかったよ」
と言ってもらえるように、ここから積み上げていきたいと思うようになった。
以前つぶやきでも少し触れたが
「凄い」「これには勝てない」と思った作品たちが容赦なく落選になっているのを目の当たりにして、創作という世界の厳しさを肌で感じた。
そして、そのことにより
このタイトルである「10年後を見据えて、気長にやっていこう」という気持ちが芽生えたのだ。
10年はあくまで目安なので、「それより早めに何かしらの成果を残せたらな……」という欲もしっかりあることは……書かない書かない。心に留めておく。
仮に気長にやっていたとしても、何の成果も出せずに死ぬかもしれない。
でも、本音を言うと
どこかで根拠のない自信というか
「いつかこんな俺も何か残せるんじゃないか」という希望は消えていない。
人生何があるかわからないから。
傍から見たら「お前にはムリだよ」と思われるかもしれない。
そして、私はそれを否定するつもりもない。私自身もその通りだとどこか思っているからだ。
でも、どうせ創作活動をやっていくなら
それくらいの気持ちを持っていた方が、ストレス少なく長く続けられそうだなと思うのだ。
途中であきらめてしまうこと。
これが一番もったいないのだろう。
まさに「言うは易く行うは難し」か。
10年後の自分が何かしらを残せているように
長い目で見て、とにかく続けていこう。
しばらくは「シロートだからよ!」という気持ちでやっていこう。
ときどきは反省しよう。
あ、落選しても「自分の作品は大好き」という気持ちは変わらなかった(笑)
愛着というフィルターがバリバリにかかってるのは承知の上で……
以下、宣伝&供養
↓最新作の短編(3話完結)
↓創作大賞2024落選供養(10万字……笑。お時間があれば是非)
最後の方、だらだらと書いてしまった感あるけど、まぁリアルな気持ちなので……
それにしても10年後の自分は、一体どうなっているのだろう。
10年後に思いを馳せられるのは、幸いなことに自分が健やかに生きていられるからだろう(入院したり血圧高かったり少しガタがきているが)
改めてこの日常に感謝をしながら、生きていきたい。
大切な家族や友人、お世話になっている人たちと
元気に生きていることを祈るだけ。
なにはともあれ
中間選考を通過された方、おめでとうございます!
恥ずかしくなったら消します。