みんなの #創作大賞2024 note読んだまとめ100作
創作大賞2024、たくさん読みました。
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どうも!
年末に小説を100作読むの野やぎです!
なんだかんだ3年続けている100作読む。ありがとうございます!ちょうど創作大賞と同い年ですね。3年目!すごい!
もともとはnoteって小説なかなか読まれにくいよね→よしならば読もう!と、年末に今年書かれた小説をどどんと読んでいたのですが、いまやすっかりnoteは小説読めるプラットフォームになって!うれしい!謎に親戚のおじおばポジみたいになるなぁ!
書いてる人も読んでる人も、そのあたりひしひし感じているのではないでしょうか。
そして今年の創作大賞といったら、ホラーやレシピ、ビジネス部門も増えてもっともっと盛り上がっています。すごい!まさに創作おまつり騒ぎ!
よーし、読むぞ〜〜〜!といきおい袖をまくってnoteのアプリを開く!!!
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意外と見つからん。
そう、意外と見つけられない創作大賞応募作。
noteはクリエイター×タグの検索はできないし、#創作大賞2024 や部門のタグから見つけようにも、応募のハードルの低さからめちゃめちゃたくさんあってその物量におののいてしまう……。
(その垣根のなさも創作大賞のめっちゃいいところなのだけど……!!)
note公式のトップのディスプレイも限られているし、賞の構造から「今日の注目記事」とかにも創作大賞応募作は上がりにくい気がしてるので、なかなか見つけられないんですよね……。
ぐむむ……。どうする???
よし……。
ならば、こうだ!
3年目の浮気。年末外の番外編。
まず物量、とにかく文量、読めばこそ。100作読んでわかることも(たぶん)ある!
途中イーロンがマスクしていいねが見られなくなったり(大ピンチ)、やっぱり改心して見られるようになったり(よかった)、紆余曲折なんとか100作読めました!いいねしてくれた人、推しを推してくれた人、ありがとー!!!
読むのたのしくて、朝、通勤途中で読んでいたら、ふと視線を上げると多摩川にいたこともありました。初夏の陽気、いいお天気でした。その日はいろいろ諦めました。そんなこんなで、まとめたよ!
おまたせしました!
それでは、どうぞ!
🐐
1.街中華のマトリックス
どんどん腹に納めていく強火の油と深まる物語。ワンシチュエーションの湿乾濃淡もすごいし、さらり救いが心地よくて、好き……。読んで……!!
2.インドに行ったら、変わったのは、人生観だけじゃなかった話
ぽっかり飛び込むことで自分が見えてくることもある。文化を浴びるような怒濤のインド旅で、でもゆったりとした視点がやさしい。いつかいってみたいぞインド!ビビるけど!
3.心ととのえる銭湯
体と心とたましいをチューニングする一浴一杯。おばちゃんがいい味してる!最高や……!!
こういう生活と日常を掬い描くようなエッセイ、めっちゃいいなぁ。好き。
4.信じる何かをもっている、ということ
こころの背骨や思考の軸になるよつな「信じる何か」。わたしもふらふら民なのだけど、探せば実は何かがあるのかな。人それぞれの価値観をゆったり見つめる一編。好き。
5.誰かいる場所
用もないのに図書館に足が向く芋の子だった民なので、どっ刺さりだったこれ……。ああ、そういう場所を用意してくれている人がいるというのめちゃくちゃありがたいなぁ、ありがたかったなぁと拝んでしまった。誰かいる、いられる場所ってすごい。
6.[小説]テスト・フォー・エコー 第一話
あらすじの引きの強さよ……!!新鮮な角度からのホラー攻勢と劇中メタみたいな視点が恐ろしい……。「おれ」に脳が埋められる……。でも読んじゃう……。なにこれー!!!!
7.美弱あつめ001 「光る産毛」
名前がつくことでスポットがあたり、日々の生活のなかで見つかるようになるものがある。美しさも弱さも観測で、そこにはしっかりと芯がある。ていねいな文章に整うような感覚がきれいだなぁ……!よき……!!
8.人生の答えを探し求めてゲイバーを訪ねた夜
強いエピソードや体験ってつい振り回されちゃうのに、ジェットコースターみたいな走り出しからのウルトラCでこの着地、すごくないですか?下ネタすごくないですか?ワイプで覗いてるような外様だったのに、急にこちらにぶっ刺さってくる目からウロコのラストへの急降下、すごくないですか?わたしはやられた……やばすぎ大好きです好き。
9.おんなは股関節
性別関係なく、有無を言わせず頷かされる書き出しの威力とオチの決まり手に向かってどすこいするパワーが気持ちいいです、どすこい。短いテキストでドドドと展開させるの、たのしいしすごい。好き。どすこい。
10.弟子は勝手に成長するが、師匠は一向に成長しない。
サン=テグジュペリの文庫本の帯に、たぶん宮崎駿だと思うんだけど(記憶曖昧)「空を飛んだ人にしか書けない文章がある」的なことが書いてあって、ハシマさんにも同じことを思う。まっすぐ鍛錬した人にしか書けない文章がある。おかしみがある。何度読んでも、いい。ぜひ!好き。
11.横向きA4サイズの現代アート。霞が関の「ポンチ絵」はどうして生まれたか? その知られざる使命とは
公民館のポスターや体育館の鍵がついた板。必要性から生じた美って大好きなんだけど、その極致がデジタルであった。一度データをパワポで分解してみたくなる迷路感……。視点、切り口、オチののどごし。めちゃくちゃおもしろくてよきすぎる……!!好き。
12.あの日の質問に今なら答えられる気がする
あらゆる職業で「そういうもん」と飲み込む瞬間があって、でもそれをどうするか、どうもできないか、しないか、選択の連続で穴に落ちるときはある。あった。
やさしくて、まっすぐ、少しユーモアを添えて書かれた手紙。誰かにあてた手紙だけど、読めてよかったと思えるエッセイ。好き。
13.まさかの食べ方!チョコモナカジャンボの意外なアレンジに「リピする」「すぐに試したい」
思いつくとやってみる(みた)の間にはボスポラス海峡より深い溝があるのだけど、これはやりたくなるわくわく感!肩肘張らずのレシピ、めっちゃいいなぁ……。やんちゃで好き。夏が来るぞ!
14.人魚屋敷の脳先生 (第1話/全26話)
ファンタジックにはじまる物語。色彩と音があたまを巡ってたのしい刺激だし、ここからホラーみ出てくるとは……!!出口がないような情感が惹きつけられる……。よきだ。ぜひ。
15.人は次元を超えたときに感動する
作品に触れてイメージが喚起される感覚、それが一定超越することで起きる感動。写真と絵画と例がなるほど……と、グッと頷いてしまった。人が動く、動かされるものをつくりたいなぁ。好き。
16.【創作大賞2024応募作品】普通ってなんですか?
書き出し2行で「そうだよね!」ってなる、ウンウン唸る一編。普通ってなんだろう。自分から、自分の中から、外から、見つけていくしかないのかも。ていねいに思考を綴る文章、よきだなぁ。好き。
17.小説「ある朝の目覚め」第一章
感情の出力は人それぞれ。手から、音から、声から。じっと自分と対話するような文章とここから展開していくドラマの想像の余地がまぶしい……。どうなるんだ……!?気になるやつ!よき!
18.恋愛小説、書けません。/Lesson1:「恋愛って何だ!?」
転がる転換ローリングストーンの怒濤の冒頭展開!パワーあっていいなぁ。タイトルもあらすじも書き出しも掴みがすごい!!!二人のやり取りにそわそわしちゃうわね……。思わず語尾が「わね」になっちゃうわねこれは……。ぜひ!好き。
19.塾講師による「この芸人さんが好き」ではなくこの芸人さんの「あのフレーズ」が大好き5選
好きのフレームは人それぞれで、それを見つけるのもっと自分がわかる。どのフレーズも残るやつで、テキストに起こすと印象もひとしお……!メガトンパンチマンめっちゃ笑った!好き。
20.「片付けると幸せになる説」は本当なのか。
冒頭の黒塗りのVOLVOから人生の余白まで、実体験を軸に綴られるエッセイ。あー、わかる!わかるけど、むずかしいやつ!でも、めっちゃ大事なところを書いてくれるのうれしい。こういうの読むとグッとやる気でるよなぁ〜〜〜!好き。
21.それは、パクリではありません!【第1話】【全4話】
どこまでが、どこからがクリエイティブなのか。ないないと思いつつ、もしかしたらある日なってしまうかも……というシチュエーションにザワザワする。主軸と主人公の今と仕事がリンクしていい感じにそわそわ感がすごい……!!続きが気になっちゃうやつだこれ!!ぜひ!!!
22.24歳のエチュード
好きのちからは、怠惰を駆逐し諦めを凌駕し人生を整え、つくる。なによりも腹をくくって続けるちからがあったのが最高にすごい!まっすぐな書きぶりが心地よい、率直なエッセイ。いいなぁ。好き。
23.あなた、まだ毛があるの?【エッセイ部門応募作】
一度気になってその問いが入ってしまうと、気になって気になって抜けられなくなるものってある……。よく見ると街中電車いたるところに脱毛があるよな……!人類は毛を絶滅にかかっておる……。軽妙な語り口がたのしい、囚われエッセイ!ぜひ!
24.小説「弦月湯からこんにちは」第1話(全15話)
情熱を傾けた分、それが折れたときの反動も強いってある。ぐむむ……と、重い膜みたいな状況のなかで、それでも芯を感じさせる主人公が愛しい。ついつい応援したくなるなこれは……!続きが気になる展開、なんとか再生してくれ〜〜〜……!!好き。
25.翻訳は孤独な仕事だからこそ
いまはだいぶ緩和されたけれど、一時期どの企業でも雑談が枯渇していてかなしい感あった。フリーランスで、翻訳のお仕事だとよりそれが濃いのだろうなぁ……。書き出し2行の引き込みが強くて、(翻訳を知らないのに)頷きながら読んでしまった……!好き。
26.日本で一番小さな県で育まれる愛のサイズ【一話】【創作大賞用】
タイトルの濃淡に掴まれて、そのまま香ばしいコーヒーの香りへ。ああ、地元にこういうお店あったなぁ……!となつかしくじんわり舞台が整って、ここからはじまるドラマがたのしそう……!やさしさをまっすぐ伝えてくる同僚たちもよきだ。ぜひ!!
27.小説:ペトリコールの共鳴 ①
怒濤のあらすじの引力に引かれたまま、冒頭からギア全開で物語が進んでいくのもはや気持ちよくないですか???……からのミステリー〜〜〜!!!!ふかしぎが気にならないくらいさきが気になるなこれは!!!各話の引きも強くて読まされちゃうやつ……!ぜひ!
28.「おはよう、私」①(短編連作小説 & 音楽)第1話
ほんと悪意がない本心だからこそ飲み込めないことってある。ただただ、それぞれのしあわせを願いたくなる導入、めっちゃいいな……。音楽から生まれた物語と、物語が生んだ音楽。絶対聴きたくなると思うのだけど、音楽は読み進めた先にあるぞ!ぜひ!
29.【豚しゃぶ】ふつうが嫌いな人がつくるとこうなります。
しゃぶしゃぶ、どんなお野菜と茹でてもいいし栄養に応じてもアレンジできるし、さっぱり食べられるし強い!ピックつけるとたのしいよね〜〜〜!レシピ部門のエッセイ風味でたのしい一編でした!ぜひ!
30.あなたに向けて書こうとするとき、とたんに言葉があふれ出てくる。
読書感想文、実はわたしも苦手&嫌いだったのだけど、やっぱり書くの前にちゃんと読むがあると書きたくなるんだよね!いいものは伝えたいし、ほんとうに素敵だなと思って書く文章は素敵。Xのポストにおさまらない思い、めっちゃわかる〜〜〜!!!最高です。好き!
31.書きたいもの 2024.5.20
書いてみてわかること、見つかることってやっぱりある。そのうえでなんだかよくわからなかったり、わからなくなったり、だんだんわかったりがたのしい。「何か」の輪郭、見つけられるといいですよね〜〜〜!書く人にはきっと響くエッセイ、よきでした!
32.#19 大沢たかおと消えたホステス
タイトルが強くて思わずスクロールからの、率直な書きぶりエピソードに読まされてしまう。ラストのジャンプと着地が鮮やかで、少しさみしくて、余韻〜〜〜!こういうの、じんわり情景が残るんだよな!よきです!ぜひ!!
33.銀河皇帝のいない八月 ①
あらすじ一行目のパワーよ。そして日常から怒濤の展開……!SFワードも多いけど違和感なく読み進められるし、わからんところはちゃんとわからんと主人公が言ってくれるから同じ歩幅でいけるし、親切導入でよき〜〜〜!ガールミーツもあり、宇宙もありの超物語感、よきでした!ぜひ!!
34.「断罪パラドックス」 第1話
あらすじのフィルターもあるけれど、ことばのひとつ、言い回しのひとつに時系列や不穏さが滲んでいてなんともミステリー〜〜〜!まだ導入なのに、読まされちゃう独白体、ぞわぞわすっぞ……!!続きが気になって眠れなくなるやつ!!!これ!!!
35.「彼と彼とが、眠るまで。」第一話
あらすじの世界観とビジュアルがさいしょにあるだけで、かなりイメージングがちがっておもしろい!
ふたりの会話と、お互いの温度の違いがもどかしくてきゅうっとなるな……。旅路の先になるがあるのか気になっちゃっうやつ……!!好き。
36.続かない私が日記を書いてみえてきたもの
冒頭2行の引きが最強。まじでほんそれ、わたしもだわ……。そうなんだよなぁ……続けることで見えてきたりアーカイブされる生活で見つかるものもある……。いいSNS!よき〜〜〜!!
37.「治る」ことのない世界で
「ある日突然何かを失う」
実感から綴れたテキストにおもわず唸ってしまった。わかると分かったと間にはものすごい谷があって、でもわかろうとするのは必要で、ラストの患者さんたちの気取らない言葉の強さにまた唸ってしまった。誰にでもありうる「治る」ことのない世界。わたしの想像も体験も経験も足りなさすぎて、でもこういうふうにやさしく書いてくれる人もいて、読めてよかった。好き。
38.ダンサーになるためにドバイまで行ったのに一晩でやめた話
創作や表現のなかにきっと核となる感情や強さは必要なんだと思うのだけど、なによりもその後も好きでいる、いつづけられるのはめっちゃいいと思うのだ。素晴らしいものに触れたときに、翻って自分のものが弱く幼く見えてしまうことってあるから……。作品の解像度が上がると、大なり小なり誰しもぶち当たる壁。率直な書きぶりが素敵なエッセイでした。好き!
39.ヘタレのオバサンが、ほぼ無一文から移住生活を始めた経緯
冒頭一行目の力強さとジャンプ!めっちゃ好き……からの度重なるもろもろをしっかりと自分を労わりながらクリアしていく旅。心情も出来事も率直な書き方で、じんわりきちゃうな……。特に意識せず人生のこれ!って本やことばに出会う瞬間ってあるよね。よきです!ぜひ〜〜〜!!!
40.【創作大賞2024応募作】Marshall 4 Season #1
#1の冒頭とラスト、どちらもフックがめちゃ効いてるセリフでめっちゃ好きだった。ハードボイルドみも疾走感もいい感じに効いてて、ぐっと刺さってくる文体。壁が多そうな展開が見えるけど、しあわせになってくれ〜〜〜!ノブー!!続きが気になります。ぜひ!!
41.ここにいるよ、ここにいる。
記憶も記録も思い出も、共有できているようで実は全然違う角度だったりする。わたしは親戚の集まりで「きみは昔こうだった〜」と言われると恥ずかしくて嫌だったのだけど、もう少し熟成したら、いつかこんなふうにやさしく受け取れるようになるのかな。じんわりと、でもハッとしてしまう一編。好き。ぜひ。
42.わたしの芝生は枯れていない 第1話「千佳と凪」(全16話)
境遇が違うのに、いや違うからなんとなく続く縁めいたものってある。特に高校や大学の「なんとなく無敵」な時間を共有した人とはなりやすい。人生の主役が変わる、変わっていくときってあるから、なかなかズバリ切り込む凪が心地よくて、でもどっ刺さりやで……!!好き。
43.「何者かになりたい」は捨てたはずなのに
山田さんの書く言葉は率直で、シンプルで、飾りがないからそのぶんブッスゥゥゥウと来るんだよな……!やさしい袈裟斬り、一太刀の強度よ……。削ぎ落として削ぎ落として、その先でやっぱりならそうなんよね!通った人にしか書けないテキスト、ぜひ。好き。
44.白雪美香は彼氏ができない!_第1話
軽快な語り口とネーミングセンス、そしてたぶんあとにも先にもフラペチーノにこんなに全力でツッコミ入れることはないだろう……。はい。準備いいですか?せーの、「フラペチーノかいぃぃいいい!!!!」
好きな人のために変わりたいって根っこのところをまっすぐに、コミカルに進むのがたのしい中編。よき〜〜〜!!
45.人生で初めて食中毒にやられた話〜とあるアイドルオタクの食中毒レポ〜
シンプルにわりとやばやばな状況なのに、ついついわろてまうぞこれは!!!ふいに自分を離れて、冷めてみる感覚が癖になる……笑
いや、あの、カロリーとお酒も控えめにね!!見ず知らずのわたしからでも、ついお大事に!!!って言っちゃうねこれは。まじでお大事にー!!!
46.ガレージの中で終わった、名もなきバンドの話
ちょっと……。この書き出しのドラマよ……!!世界が閉じていたときにしか味わえない孤独があるよね。進んでも進んでも、思い出すやつ。まじで、ないはずの思い出が頭を巡る一編。めっちゃ好き。ラストのパンチ、よきすぎる……。
47.黒田製作所物語 第1話 #創作大賞2024
骨太の語りに、物語の主人公が場所と技術と手であることを見せる導入。そして人の強さに心打たれる……。自分が知らない、知ってない歴史や世界とをつなぐのはやっぱり人とエピソードなんだよなぁ……と、物語るちからを感じる小説。ぜひ!
48.冬に散り 春に咲く
こういう散文や詩作に触れたとき、自分の心がどう反応するかやどんなイメージが喚起されるかってたのしい。リズムや余白がインターネットならではの感覚で、するり感情に入ってくる。よき……。ぜひ!
49.耳に単三電池を詰めていた先輩の話
タイトルと一行目の組み合わせにいろんな想像しちゃっておもわずクスッとさせられてしまった!そこからの導入の一節、やっぱり笑った!なんだこれ、、おそらく同世代だと思うんだけど、夏の温度がフラッシュバックしてきて、ラストに向かってなんだかジーンとしてしまった……。なんだこれパワー、めっちゃ好き。ぜひ!
50.天空の標 第一話
ファンタジーの入口ってどうしても物語に入れるか入れないかが分かれ目になると思うのだけど、安心してください、入れますよ!
水が流れるようにするすると世界と主人公たちを見せるの、めちゃくちゃ気持ちよくてすごい。キャラが好きになると一気に世界が自分ごとになるよね!緊張や緩和をていねいに動作させるのも親切でうれしい。カットイン朝婦人のキャラが輝いていて好きでした……!笑
鮮やかな導入で読ませるやつ、これはぜひぜひです。
51.毒の反哺 第1話 田嶋美月
あらすじもタイトルも不穏なんだけれど、どこか詰まりすぎないバランスで読めちゃう喉越し。心が追いついてこないお葬式の感覚、妙にリアルな手触りでそわそわするぜ……。SF感あり、ホラーみありのミステリー。気になります!ぜひ!
52.The Show Must Go On.
繰り返し繰り返し、問い続けていくしかないんだよなぁ……ほんとに。なにかをつくるのと、つくりつづける、立ち続けるのは天地で違う。客観性の高い内省にじりじり焦がされる一編。ぐむぅと唸るぜ……よきでした。ぜひ。
53.連載小説 | 春、ふたりのソナタ #1
もう完全に置き忘れてきた憧れと小さな学校世界と青春の匂いに速攻で満たされてドキドキそわそわする導入。大切な宝物みたいなあのときの創作、そのときしかできない感じがめっちゃ愛おしいぜ……。音色と色彩の切り取り方も率直でスンっと見えるの心地よい!ぜひ。
54.Salon de Verde パーソナルコーディネート お買い物同行/わたなべますみさん編
わたしはファションの教養がこつぶっこ未満なのでぶっちゃけわからないことばかりだったのですが、いや、だからこそ「いい仕事」のことを読めたのがたのしい!ってか、スタイルやシーンや生活と人生の前後含めて一点のセットをコーディネートするってもはやなんだか奇跡を紡ぐみたいですごくないですか???そりゃあもうのっけのテンションまでいきますよね……。いい仕事は、呼び込む人のもとに来る。晴れ晴れうれしい気持ちになりました〜〜〜!ぜひ!
55.よわよわ作家とつよつよ編集さん 1
創作はゴールがどこかも人それぞれだけど、ついつい「自分」って下げてしまうから、わかりみがすごい……!そしてたしかに知らない世界なので、こういうの読みたい人かなりいるのでは???続ける体力も続けられる好きのちからも大事だよな〜〜〜!気になって読んじゃうテーマ、よきです……!!
56.すべからく『愛』を謳え 序章
ぎゃー!!と、どっちゃりホラーの導入と、オカルト感も漂う不穏。なんだなんだと思いつつ読んでしまうなこれは……。温度も湿度も高め、じわり背に汗の夏向けホラー。ぜひ……。こわい……!!
57.小学生になる息子と電車で12時間、行って帰って見つけた旅の終わり。
えへへ、実はわたしもいいねしておりましたぜひ!先読みお願いしたり、告知モーションつくったり、まるっと創作大賞たのしめました!たくさんお読みいただきありがとう〜〜〜!何卒!!
ちなみに彼はいま、昆虫真っ盛りです!電車どこいった!?子の好きは光速可変!!!やば!!!
58.写真沼にハマっていった時のこと
これ読みながらめちゃくちゃ頷いてしまって、まじで子育て中の撮影にスマホ優秀すぎるんだよな……。ついつい重量重視になりがちなのだけど、satoさんの沼のハマり方と変遷が率直でめっちゃよくて、またカメラを手に取りたくなった。そうなんよね、記録ではなくて世界の切り取り方として写真は最高に楽しいんだよね。好きに溢れててめっちゃよきです。ぜひ!好き。
59.「あんたが芸能人やったら撮られてんで」
他者視点を保つのってめちゃくちゃ大事だけど、タイトルがそのままいいことにも呪いにもなりそうで笑ってしまう。コミカルで率直な書きぶりが気持ちいい短編エッセイ。わたしも今度イマジナリーパパラッチをどこかで召喚する日が来るかもしれない……恐ろしい……!!
60.海外添乗員という職業から学んだこと
どんな仕事でもどこかのタイミングで本気になる瞬間がたぶんある。そういうのってやっぱり失敗がてこになることが多いのだけど、そこから学んで成長していくのも、それを振り返れるのもその時々で真剣に取り組んだ結果なんだよね。すごい。ていねいで、率直で、読んでいてうれしくなるのいい!巡り巡る奇跡が最高の仕事エッセイ。よきだなぁ〜〜〜!好き。
61.【創作漫画】未完のものたち
ほんと完成!って終えられるよろこびって、うれしいと焦りとドキドキとが入り混じったあの感じ、作者だけのものだよな……。未完と完成の間のマリアナ海溝並みの隔たりたるや。ぶっ刺さりました。ぶれずに探偵探偵し続けてるところもめっちゃ好きだった。よきすぎる……。ぜひ!!!!
62.風の強い日は届いた質問に答えよう
家にこもりながらも世界とつながれる、時間を飛び越えられる。誰かから届いた問いも褒めもメッセージも、なんともインターネッツでよき。軽妙な語り口がくせになるエッセイ!ぜひ!
63.あの夏は、サイダーの泡と。
この体験していないのに振り返りたくなる空気も温度も湿度も音も、めっちゃ好きなんです……。書き足されていく連載からたのしみに追っていて、この色彩とラストよ……!!ああ、とりあえず実家に電話しよっかな!夏!読んでくれ〜〜〜ぜひ〜〜〜!好きすぎる。ぜひ!
64.言の葉ノ架け橋【第1話】
ウメ子とヨウちゃんのキャラが好きだなぁ!これは確実にそれぞれと関わったことのある人の視点やで……。あたたかいとまり木みたいな場所と、すーっと入り込む不穏の影にドキドキしてしまう導入。やさしい登場人物たちって、思わずしあわせを願ってしまう。よきだなぁ。ぜひ!
65.花畑お悩み相談所 プロローグ
冒頭2行の転換が素晴らしく心地よく、だよね!って思わずなってしまう側の民なのでぶんぶん共感してしまった。そこからの導入ラストの引きまですっと律子に入って読まされてしまう……。どうなるこれ!?の気になるやつだこれ!ぜひ……!!どうなる???
66.あいまいな生き物のほね
当事者以外が知るのは、それがテキストであれ動画であれどうしても情報として出力されたあとのものだけだから、こぼれ落ちたり削ぎ落とされたりした思いや選択やなんとなくや言葉未満はなくなってしまう。でも、ほんとうにていねいに綴られていて、するると読まされてしまったエッセイだった。わたしはついつい気を抜くとわかりやすい白黒になりがちだけど、ちゃんとどっちかの軸ではないまま書けるの、書いてくれたのすごい。読めてよかったやつ。好き。
67.漂着ちゃん | 第1話 [創作大賞2024] | ファンタジー小説部門
タイトルのフックから怒涛のあらすじから、???と思いながらも読ませるパワー。シチュエーションはかなりソリッドなんだけど、なんか謎のちからに笑ってしまう力強さ。引きの引力な!!どうなるのこれ??ぜひ。
68.『紫に還る』 第一話(Ⅰ-1.2)
ほんとファンタジーって入口で物語に入れるか、手触り持って感じられるかで振り分けられると思うのだけど、エピソードも温度も色もていねいに喚起される描写でするり読めるのうれしい。……からの第一話おわりの引きと物語の広がりたるや!気になってタップするやつ!好き。ぜひ!
69.夢と鰻とオムライス 第1話
あらすじも本文も冒頭一行目のパンチな!そしてまじで仏の顔もやで!!!思わず、そうだ!行け!!!!と応援してしまう流れるような好きにさせる引力、めっちゃパワーあっていいなぁ。もうまじでおなかいっぱいしあわせになってくれぇええ!!!とこぶし握る物語、これは絶対2話目もタップしちゃうやつ。好き。
70.異形者たちの天下第1話-1
歴史や時代を扱うものは、誰がどこから語るかが一番気になるポイントなのだけど、かなり王道に力強く進んでいくのが気持ちいい活劇感。めっちゃよきでした〜〜〜!漫画原作部門ってイメージングがテキストで読めるのたのしいよね!ぜひ!!
71.いろんなことがあるけどね、小さな幸せみつけたよ!
滋味深い生活の描写とそこで見つける小さな幸せの連続。ほんとうに、日々一つひとつを拾い上げて集めていくような先に幸せはあるのかもなぁ……。書いてつながって、また見つけての繰り返し。noteならではたっぷりのエッセイ!よきです!
72.死ぬかと思って救急車を呼んだ話
いやまじでめちゃめちゃ怖いのに、なんだこれ笑ってしまうな???要所要所でクスりさせられてしまうな???ぜひこのままシャバでダバダバクスりとさせ続けていただきたい(お大事に)一気呵成に読めちゃう闘病記、ぜひ〜〜〜!!!
73.「首がもげたキリン」になるまでのこと
物語が巡って、違う側面でまた出会い直すことってある。たとえそれが作者本人だとしても。
書くこと、読むことの耐久性というか、残る強さみたいなものを感じる一編。書き続けるってすごい。ぜひ。
74.きのことたけのこの国民的な論争に巻き込まれた元イタリア人
小さい頃からあたり前にあったきのこたけのこも、言われてみればたしかになぜ野菜???のびっくり転換。これはぜひチョコあ〜んぱんとエブリバーガーときこりの切り株も交えてさらなる大論争に発展させていただきたい。きのことの出会いの描写がわくわく満載で素敵すぎるぜ……。好き。ぜひ!
75.“天才”に、15年前の私が救われた話
話し出し(書き出し)の元気パワー感に思わず聞いてみたくなる横山さん……!わたしはラジオ民じゃないのだけど、生活にしっかり入ってるメディアだと思うのでこういうのいいなぁ〜〜〜!外側から、時間が経ってから、ある日肯定されるのって素晴らしいし、すごいよね。好きに溢れててよきエッセイ!
76.ドイツの湖の近くに住んだ1年半のこと
としまえん跡地のハリーポッタースタジオツアー東京に中庭があるのだけど、そこから見える空だけがどうしても練馬区。そこに住んでいた人にしか汲み取れない景色の感覚がある。流れていくドイツの湖が美しくて、でも住んでいた人に見えている景色はまた違うのだろうなぁ……と滋味深いテキストを読み進めながら羨ましくなる。いつかまた訪れて、そのとき見えたものを書いてほしいな。好き。ぜひ!
77.もっとゆるく生きていい。 と教えてくれた「タイ風オムライス」
はぁ〜〜〜!これは確実にいって、見て、食べて来た人にしか書けないレシピエッセイだし、めっちゃつくりたくなるやつ……!!!食べるは生活。料理はスタンス、いい具合の気の抜け感、素敵だなぁ。好き。こんど作ろう!
78.【小説】パン屋 まよなかあひる(1)蘇るメロンパン
そういえば深夜営業の焼き立てパン屋さんってないかも……!時計を12時間進めるだけで、いつものイメージがガラリ変わるのがおもしろい。それにしてもパン屋さんの香りもあのほんのりあたたかそうな酵母の匂いもすべてがお腹空くやつだ……。流れるようにちょっとふかしぎではじまるドラマ、読みやすくてよきでした!好き。
79.【エッセイ】お子さまランチ
ほっこりやさしい洋食屋さんでのひととき。ハンバーグとエビフライ、わくわくとわくわく全部盛り。大人になってからのほうがお子様ランチ食べたいんだよなぁ……からの、そうかとプチコロンブスの卵でした。こういう生活の一編、好きだなぁ。よき!
80.とんかつエレジー
原動力になるようなお店、エネルギーを文字通り充電できるような体験のある時間ってやっぱりあるし、こういうお店に出会えただけでうれしくなるよね。とんかつ食べたくなったなぁ〜〜〜!げんきのかたまり!!サクッとあつあつ!ナイスユニゾンでした!好き。ぜひ!!!
81.かあかがいなくなった日。私の家族のおわりが見えた日。
あたり前だけど、あたり前すぎて実感をもって「おわり」が見えにくいのが家族。時間を越えてまっすぐにこと葉の交換が果たせたの、読んでいてグッと来てしまった……。LINEの変換、試行錯誤が見えてしまいめっちゃ泣ける……。わたしもおばあちゃん子だったからか、いま年齢が上がってきたからか、両軸でわかるところが増えているからか。率直な語りと文章が素敵すぎる。好き。
82.電通で50年前に大バズりした、コロッケレシピの全て
コロッケには一言あるわたしだけど、タイトルのキレからの導入があざやかで読まされる。いい……。なるほどなるほど、ふむふむなるほど今の時代のコロッケの切り口はたしかにそうだと納得からのこのレシピの破壊力。めちゃめちゃおいしそうでこれは今度つくろ〜〜〜!からの、するりジャンプと着地に泣いちゃった。ことばは、バトンだなぁ……。つくって、食べます。食べる。めちゃめちゃ好きなレシピエッセイだった。読んで!ぜひ!!!!
83.おあげさんを炊きませんか
タイトル最高にお腹すきませんか???なんでこう、お醤油とお砂糖とことこととでこんなにもすぐ食べたくなるんだろう。茶色い引力がすごい。滋味深い文章がほんとに素敵で味わい深い……。おあげさん食べれば大丈夫だよねなんて思える懐、めちゃめちゃよきです……。ぜひ……!!!
84.トイレまであと9分。便意 VS ベテラン腹痛もち。勝敗はいかに?
人類はいつまでこのデスレースに参加させられるんでしょうかすみませんわかる方の民でしたすみません。短いエッセイで緊張感がすごい。あの瞬間って自分をリモートコントロールしつつ最適な動きをシミュレーションしつつ世の中すべてを憎みつつになりますよね……。果たして迎える結末は……!?!真相は藪の中……!!
85.【育児】次女からのお小遣い値上げ交渉とその結果
我が家も絶賛お小遣い制度悩み中なのでめちゃめちゃ参考になった……!そしていまどき小学生はパワポでプレゼン仕掛けてくるのな……!まじか……!!
それぞれの家族のスタイルやペースであたり前をアプデできるといいよね!軽妙な語り口がやさしくてめちゃよき!好き!
86.トイレ代行サービス
世にも奇妙な感漂う一編。ふつうに想像すると嫌なんだけど、たしかにニーズはめちゃめちゃありそう……。どんどん読ませる語り口とあざやかなラストの着地。短編の魅力たっぷりで唸ってしまった!ぜひ!
87.選ばれないことに苦しむ、孤独な創作者へ
気になってたZINEの制作過程のまとめと創作の棚卸しのようなエッセイ。冒頭がいいなぁ……。うん……と頷いてしまう。自分の書いた物語やテキストを手に取れる、手触りがあるってほんとうに素敵だ……!創作するみんなへ、ぜひ!!
88.【連載小説】「執事はバッドエンドを導かない 」第一話(創作大賞2024・ファンタジー小説部門応募作品)
ファンタジックな導入と暗み、どろり残る不穏。あらすじの引きが強くて、期待感めっちゃ煽ってくるのよき〜〜〜!これは速攻第二話読んじゃうやつだこれ……。好き。
89.怪談:【臍がらみ】第0話 あらすじ&各話リンク 【創作大賞2024参加作品】
名前のフックが強い”うみお“、あらすじ読みながらだんだん侵食されていくような感覚になる……!90年代ホラーみあるビデオみたいな絵の喚起、よきです!先が気になっちゃうやつだこれ……!!
90.包丁を使わずにアジを三枚におろす方法
タイトルからコロンブスの卵的とんち……?と思いきやめちゃめちゃ知りたいやつだった!うちの子もやりたがるけど、どうしても危ないからなんやかんや逃げてたんだよな……!包丁なしでこんなに綺麗に出来るんだ!これは今度やる。手を動かしてわかることってあるから、こういうのめちゃめちゃ助かる〜〜〜!好き!
91.能登のルーツを巡る旅
わたしも父方の祖母が能登の人で、小さい頃に連れられて行ったことがある。まだ能登鉄道が走っていて、繰り返し入るトンネルについていた「い」「ろ」「は」を見ていくのがたのしかった。読みながら巡る幼少期の思い出と、つい自分のルーツも振り返ってしまうようなテキストが熱い。
ふと何かの折に思い出すような光景たち。この旅が実現して、また巡りますように。好き。ぜひ。
92.小説『モモタマナと泣き男』 第1話(全9話)
ちょうど同じ歳くらいの子がいるので、旅の大変さと大人の都合とのすり合わせに共感。ね。正直「頼むよ……」ってなっちゃうときあるよね。少し人生が追いついてきていないような、地に足がない感覚のままそれでもちゃんといようとする真那が愛おしい。よき再生が来てくれ〜〜〜!と願わずにはいられない導入、ぜひ!!
93.私はメキシコに行きましたか?
軽快な語り口からの架空の思い出かもしれない疑惑、この流れとテンションめちゃめちゃおもしろくないですか???めっちゃ笑った……。そして、実は自分にもあるかもしれないと末恐ろしくなる……!!あったあった、あったんですか?ぎゃー!!!
94.祖父の伸びしろ
なにこれ登場人物みな可笑し!だし、細部のエピソードから想像される人物や関係の広がりにあたたかくなるし、こういうのが読めるからインターネッツのテキストの海はやめられねぇな……。タイトルのフックも最高で、そこからのラスト。好きすぎる。ぜひ!
95.セーラー戦士が月にかわってしまった事件
おそらくこの世に爆誕した「思考回路はショート寸前」のなかで一番わろてまうやろな一編なんだけど、もうさいしょからラストまでのたたみかけるおかしみにスクロールが止まらない。すん……と我に返す接続詞たち最高です。好きすぎる。ぜひ。
96.友人の孤独を陽気な天秤にかける。
なんのはなしですか
……と有無を言わさず進んでいくパワーとおかしみ。そして謎の感動。こういうユニークに出会うともう、読めてよかった……ってなる。しかし、これほんとになんのはなしですか?めっちゃおもしろい。好き。
97.【ばあちゃんと僕と金ちゃんヌードル】
いろんなものを忘れて、なくして、削ぎ落とされいった先に残る想い。後悔と思い出のあたたかさのギャップに胸の奥のほうがきゅうっとなる。いまちょうど渦中ってのもあってめちゃめちゃぐっと来てしまった。好き。ぜひ。
98.眠れない夜にはホットココアを。
ああ、ほんのりあたたかい生活のなかの一杯。こういう滋味深いテキスト読めるのってほんとに素敵。ココア、ときどき無性に飲みたくなるよな〜〜〜!家族の「あれ」が継がれていくのも最高。好き。
99.僕らはボーッと生きてない。
みんなそれぞれを想像して、受け止めて、相手のためにちょっと考えて。構えながら読み進めていってからのラストに爽やかに泣いてしまった。ほんと、それ!みんな少しずつでいいんだよね。アプデしていきたい。めちゃめちゃよきなエッセイ。好き。
100.『坂道と転び方』 -1- 世界から逸脱した暗い部屋 (1/4章) / 小説 【#創作大賞2024】 《完結》
この手触りと物語の視点は、完全に実体を知っている人にしか書けない。そして心情や動作のていねいな描写。あらすじも引きもめっちゃ上手くて、続きが気になってしまうやつ……!!自分をまた、再び最適化するときの壁。寄り添うむずかしさ。立ち上がってくれ〜〜〜!と、しあわせを願ってしまうリハビリテーション小説。よきです。ぜひ。
いえーい!
100作、いかがだったでしょうか???
ほんとうにいろんなジャンルがあって、幅が広くて、好きやこだわりが深くてたのしかった!読めてしあわせ!
しかし、創作大賞の応募作は7/1時点でおよそ3万作品になるそうで……!!!!
あんなに、そんなに、こんなに読んだ気がするのに……。
これで0.3%!!!!!
まじで、ほんとうにマリアナ海溝より深く広いぜ……。その懐たるや……。
創作の街はすくすく育ってる。すごい!
+
しかし、いいねで読みにいっても見つけられなかったのがけっこうあった!審査の方はすべて読まれるかもだけど、通りすがりで読めるようにXでポストを固定したり、noteでも応募作を固定したりはしておいたほうがよさげです!数タップ必要だと、やっぱり読むハードル高くなっちゃうので……!!
あとタグ付け間違ってたり、めちゃめちゃおもしろいのに泣く泣く紹介できなかったのもあって、ほんとみんな応募要項を見直してな……!!!
公式さんが↓でチェックリストをつくってくれてるので、残り一ヶ月のどこかで必ず再チェックしよう……!!!わたしもやる。
+
いろんな創作に触れて、知らないことを読んで、追体験して、やっぱり読むのってたのしい。書いてくれてありがとう!読めてしあわせです。
いまめちゃめちゃ書いてる人も、追い込み中の方も、もし少し手が止まったらちょっと読んでみるとよきだと思うのでぜひ〜〜〜!
おんなじジャンルだとノイズになっちゃうかもだけど、ほんと幅広いので大丈夫。違う情報通すと脳がリラックスできる気がするぜ。表裏一体、読む書くどっちもたのしんでいけたらいいな!
それでは、よき創作ライフを〜〜〜!!!
では!
おわり。