ℕ.𝕆.𝕋.𝔼

職業:自分 趣味:自分 note:自分 一見さん大歓迎!どうかみなさん読んでらっしゃい。見てらっしゃい。

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マガジン

  • N.O.T.E的インテリア

    その名の通りインテリアに関する記事をまとめて格納してます

  • ラジオ配信記事「N.O.T.Eのジェットスクリーム」

    自らのポップカルチャーにまつわるエピソードを絡めながら自分の好きな音楽を流すラジオ風音声配信記事です

  • 大切にしたい話

    大切な人の大切な話

  • 【企画記事まとめ】あなたの好きな街(公園)と定番の散歩コース

  • 【企画記事まとめ】寝た子似顔絵大会

    珠玉の名作たち。 まさにダイバーシティ!

最近の記事

  • 固定された記事

魔法を信じ続けるかい?

うちはこれまで毎年、クリスマスには必ずサンタクロースが来てくれて、息子の欲しいプレゼントを届けてくれていた。 ちなみに、直近の戦績(?)は以下の通りである。 2020年(7歳): 釣り竿セット 2021年(8歳): 任天堂Switch 2022年(9歳): 緑色の自転車 しかし、今年、彼から欲しいものを聞かされたとき、これはさすがのサンタでも無理かもしれない、と正直、思ってしまった。 だって、 「魔法の杖が欲しい!」 とか言い出すんだもん。 ちなみに、それは決し

    • 雨とバスと神さま

      雨の夜、バスに乗った。 僕の隣にはその日ずっと一緒に外勤をしていた会社の大先輩の男性が立っている。 彼は突然、 「巡り合わせだから、な」 と語りかけてきた。 一瞬、何のことか分からなかった僕は、しかし、それに続く 「だから、腐っちゃダメだぞ」 という言葉に思わず ドキリ とした。 なぜなら今日、僕はずっと聞き役に徹していて自分のことなどほとんど話していなかったからだ。 そんな僕たちの目の前には雨のしずくで輪郭を失った色とりどりの街の光がゆらめく窓があった

      • これはボクからのメッセージ【すべてのno+erの人たちへ】

        1.ポスト・コンテスト・シンドローム この1週間ほど サイドエフェクト(副作用) にずっと悩まされていた。 原因は、no+eのある創作コンテストに参加したことである。 ありがたいことに僕の作品は、その中のある賞の候補に選ばれた。その「想像していなかった未来」に当初の僕はとても浮かれていたのだけど、今は、対照的にとても憂鬱なムードの中にいる。 それは、結局のところ受賞を逃してしまった、という結果のせいでもあるけれど、それ以上に、賞の受賞うんぬん以前に、それぞれのエン

        • マイダイニングテーブルダイアリーズ

          間違いなくNEW N.O.T.E家の主役である深緑の天板がかっちょぶーなダイニングテーブルの前に座ったボクは食後のコーヒーをズズズと啜りながら、自分なりにいい感じにまとめ上げた新居のリビングをぐるりと見回していた。 すると、テーブルを挟んで右斜め前に座る妻が 「お父さんって典型的な和室顔だよねー」 とか抜かし、いや、言い始めた。 自分のインテリアにご満悦なボクの姿が癪に触ったのか、それとも、単に、そのときの頭に浮かんだことをそのまま口にしたのかは定かじゃなかったけど、

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          【創作】もう一度、ボクの血液が沸点に達するその日まで

          自分のノートパソコンの画面上に次々と打刻されていく 楽 の文字を見て 透は、思わず ウゲッー!! と吐き気を催した。 それは、彼が勤める会社のキャリア研修の講師から、 「自分の仕事に対する考えを漢字一言で表してくだい」 と問われた他の社員たちがZOOMのチャット画面上に打ち込んだ回答だった。 ちなみに透自身の回答は、 活 だったけれど、なんだか自分だけ真面目に考えてしまってバカみたいだとも思った。 そんな透は気づくとタイムマシンに乗っていた。 パタパ

          【創作】もう一度、ボクの血液が沸点に達するその日まで

          スマホに向かってひとりつぶやいてたぜ、冬

          「この一歩はひとりの人間にとっては小さな一歩にすぎないけど、人類にとっては大きな飛躍だ」 なぁんて思わず月面着陸した宇宙飛行士みたいなことを言いたくなってしまったくらい とてもいいことがあった夜。 家までの帰り道、うれしさのあまりボクは久しぶりにスタエフのライブ配信を始めたのだった。 でも、いざ話してみると、妙に気恥ずかしくなって、やけに平静を装っている自分がいて、それが我ながら可笑しかった。 でも、ま、いいか!ってすぐに開き直ってそのままの調子でボクはそのうれしか

          スマホに向かってひとりつぶやいてたぜ、冬

          トム・ヨークがやさしく歌いかけた夜

          仕事帰り、駅のホームでばったり出くわした部長にお疲れ様とあいさつをしたら、部長から開口一番、 「(こっちに来たばかりの頃より)ずいぶん表情が優しくなったな」 と言われたのだった。 僕は 「そうですかねえ」 と頭をかきながら、内心では 「確かに部長の言う通りかもしれないな」 とうなづいていた。 というのも昨日のオンライン研修で同世代の3人と一緒に話しているとき、ふとパソコンの画面に映し出されている自分の顔を見た僕は、確かに 「この男はずいふんと優しくやわらかい

          トム・ヨークがやさしく歌いかけた夜

          「大好き」がある、このボクのさえない日常

          今週の日曜から急に息子がおやすみ前に、 「お父さん、大好きだよ」 と言うようになった。 2、3才の幼児ならまだしも、もう11才になる男の子だから、最初は、ちょっとびっくりした。 なんか買って欲しいものでもあるのかな、と下衆に勘ぐったりもした。 でも、その翌日も、またその翌日も、そして、昨日も変わらず、同じトーンで、彼が 「お父さん、大好きだよ」 と言ってくれるのを聞いているうちに、彼の意図がなんとなく分かったような気がした。 そう思えたのは、おそらく昨日そう言

          「大好き」がある、このボクのさえない日常

          袋小路の平日

          先週の土曜日、鍼の先生のところに行ったら、 「疲労がかなり蓄積してますね。いちどで取るのは無理なので、これからちょくちょく来てください」 と言われた。 さすがだなあ、と思った。 だって実際、僕はめちゃくちゃ疲れていたからだ。 そして、これを書いている今だって、身体が痛くて重くてダルくて仕方がない(特に腰の下あたりが痛くてめちゃくちゃ辛い) そして、そんな状態になるくらい必死にやっているにも関わらず、 僕は新しい仕事がなかなか覚えられず、昨日、いよいよ教育係の社員

          袋小路の平日

          まだ心に茨が刺さっていたんだ

          「惜しくも入賞を逃した10名については、投票をして上位3名に特別賞を与えましょう」 本当はこの時点で、僕の負けは確定していた。 何故ならライバルたちの中には僕よりも人気がある人たち、つまり すでにいろんな人たちからその表現力を賞賛されていて、確かにそこに be here now している人たちが何人もいたからだ。 でも、どこまで行っても、そして、いくつになっても、ありえない希望や期待を抱いてしまう愚かな僕は、このときも 一縷の望み そう、 今度こそは ずっ

          まだ心に茨が刺さっていたんだ

          N.O.T.E's Room Tour vol. 1

          Our new living & dining room almost completed. THIS is not just a fashion, but.. I don't know!! Today's  BGM

          N.O.T.E's Room Tour vol. 1

          心だって溶かすことができるんだ

          先週の金曜は、とても信頼している歳下の友人との定期的な相談会の日だった。 ひとしきり自分の仕事の相談をして、今回もとても的を射た素晴らしいアドバイスを彼からもらった。 そして、その後、余った時間で、お互いの近況を話し合ったんだ。 僕からは、ずっと学校に行けてなかった息子が転校してからの4日間、フルタイムで学校に通えていることを報告した。 でも、決してバラ色の学園生活が待っていたわけじゃなくて、 いきなりゴミ袋ではたいてくる子がいたり、 背が低い彼に対して「小1みた

          心だって溶かすことができるんだ

          「どんなことがあってもボクはボクの味方だよ」

          急に寒くなった土曜日の朝 病院の開院時間より少し早めに最寄駅に着いた僕は、不意の尿意に襲われて、あてどなく駅前の周辺を小走りで彷徨っていた。 いつ漏れてもおかしくない そんな切羽詰まった危機的状況の中、僕の口から不意について出たのは、 「どんなことがあってもボクはボクの味方だよ」 というフレーズだった。 これって人によってはもしかしたら言うまでもない、当たり前すぎるフレーズなのかもしれないけど、少なくとも今までのボクにとっては、なかなかどうして難しいことだったから

          「どんなことがあってもボクはボクの味方だよ」

          ボクらのファウスト・ストーリー

          そもそも未来って想像もつかないからこそ未来なんじゃないのだろうか? まあ、我ながら性格悪いなあ、と思うよ。 #想像していなかった未来 というタイトルのコンテストにこんな出だしの記事を書くなんてさ。 しかも、さらに僕が性格が悪いのは、 主催者の人たちが期待しているような 想像もしてなかった(素晴らしい)未来 についてのエピソードなんて絶対に書いてやるもんか と固く心に誓っているところだ。 けど、別にパンクな気分ってわけじゃない。 セックス・ピストルズはもう歌

          ボクらのファウスト・ストーリー

          N.O.T.Eのジェットスクリームvol.9

          みなさん、こんにちは! 今回は記念すべき新スタジオでの初収録となります。 話題は新居に引っ越した直後のタイミングということもあり、お引越し、インテリアに関する話題が多いです。そして、紹介する3曲はスタンダードな名曲なので、いつもよりとっつきやすいかと思います。 あと、最近、新しく聴いていただける方がなかなか出てこないという課題があり、少しでもトライするきっかけになればと、ちょっとしたおまけ(以前、記事でご紹介した新居のインテリアの追加写真(エモいヤツ含む)も掲載いたしま

          ¥100

          N.O.T.Eのジェットスクリームvol.9

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          きっとちょうどいいくらいの奇跡

          深夜2時過ぎ 久しぶりに中途覚醒したボクは、当たり前みたいな振りをして、no+eを見る。 そして、昨日から新しい住まいの寝室となった2階の和室の暗闇に白く浮かび上がったスマホの光は、ボクにとって文字通り 光 となった。 というか、最初は、何が起きたのかまったく分からなかったくらい、 それは紛れもなく 奇跡 ってヤツでもあった。 なぜならボクは、このとき あの「バナナブレッドのプディング」のあの主人公のあのセリフを 自然とそらんじていたのだから。 夢にも

          きっとちょうどいいくらいの奇跡