【感想・あらすじ】食堂かたつむり(小川糸)
田舎から上京し、トルコ料理店で働いている倫子。
向かいにあるインド料理店のインド人と付き合っていたのだが、二人で住むアパートに帰宅すると家財がいっさいがっさいなくなっていた。
いつか二人でお店を開こうと、コツコツためていた数百万円の開店資金とともに…。
一瞬で状況を理解した倫子は、かろうじて残されていた祖母の形見である「ぬか床」を抱え帰省することに。
ショックで声を失った倫子は、こっそりと母のへそくりを盗んで退散しようとするが、
大嫌いな母に見つかり、実家に住むこと