そら

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本ページを見てくださりありがとうございます! 読書と愛猫が大好きな31歳(2024.2現在)です 読書記録や猫に関するエッセイを投稿していきます もし記事を読んで「いいな」と思ってくれたらうれしいです! たくさんの読書好きさん、猫好きさんとつながりたい☆

最近の記事

宣誓!家庭菜園はじめます!

タイトルにある通り、家庭菜園をはじめます! …急に何言い出すんだ、という方もいるかもしれません しかし、この現代で生き抜くには家庭菜園を極めたいのです 何もかも高くなって、 何でもかんでも税金が発生して、 でも、お給料が上がるわけでもなく、 このままではいつか野垂れ死にそう… こういう不安から、家庭菜園を極めて 少しでも「生きる力を身につけよう!」 という魂胆です(^^;; 実を言うと、私はこれまで家庭菜園の失敗が重なり、旦那さんから 植物育てるの禁止令

    • 【感想・あらすじ】食堂かたつむり(小川糸)

      田舎から上京し、トルコ料理店で働いている倫子。 向かいにあるインド料理店のインド人と付き合っていたのだが、二人で住むアパートに帰宅すると家財がいっさいがっさいなくなっていた。 いつか二人でお店を開こうと、コツコツためていた数百万円の開店資金とともに…。 一瞬で状況を理解した倫子は、かろうじて残されていた祖母の形見である「ぬか床」を抱え帰省することに。 ショックで声を失った倫子は、こっそりと母のへそくりを盗んで退散しようとするが、 大嫌いな母に見つかり、実家に住むこと

      • ぎっくり首って知っていますか?

        私事ですが、 今年になって2回目の「ぎっくり首」になりました。 「ぎっくり首」とは、 ふとした動きに伴い、首が寝違えたように痛み始めること 2回目の今回は、 仰向けで寝ている時、首を伸ばして足元を見た瞬間 「ビキッ!」 と鈍い音がした。 え?今の何? と思ったときには遅かった… 左を向けない 左に頭を傾けられない 右を向いても首が攣る 左肩のコリが激しい とにかく、首から肩にかけての痛みが激しい。 とんでもなく生活に支障が出ている… スマートフ

        • 【書評・あらすじ】光点(山岡ミヤ)

          第41回すばる文学賞受賞作。 工場のある街で生まれ育ち、工場で働く。 そんな人生を送っている「実似子」が主人公。 実似子は人とのコミュニケーションが苦手で、いつしか職場で話しかけてくれる人はいなくなっていた。 帰宅すると、母親からのいわれもない叱責をうける。 特に大きな感情を抱くこともなく、淡々と過ごす実似子の生活にはある習慣があった。 それは、毎日の神社への参拝。 信仰心や祈りがあるわけでもなく、ただ参拝を習慣としている。 その際、たまたま一人の青年カムトと

        宣誓!家庭菜園はじめます!

          【書評・あらすじ】わるもん(須賀ケイ)

          第42回すばる文学賞受賞作。 両親と3姉妹の家族の物語。 主人公は知的障害のある純子。 純子はガラス職人である父親のことが好きだが、ほかの3人はそうではない。 自宅でダラけてばかりいる父のことを邪魔者のように見たり、洗濯物は別で洗ったり、とにかく嫌悪感がすごく伝わってくる。 一般家庭でよくある「父親が嫌われる」とはまた違い、とにかく排除しようとしている様子が見られる。 そして、ある日自宅から父親の姿が消える。 母親はとても機嫌がよくなり、天気がいいだけで鼻歌を歌

          【書評・あらすじ】わるもん(須賀ケイ)

          【書評・あらすじ】レーエンデ国物語(多崎礼)

          シリーズの第3作目。 舞台は貧しくなったレーエンデにある娼館。 娼館で双子の男の子が生まれ、成長するに従いそれぞれの生き方を選ぶことに。 アーロンは男娼として、リーアンは劇作家として。 お互いを心の支えとしていた二人にとって、生きる世界が変わることはとても苦しいことだった。 しかし、互いの気持ちが通じることはなく思いがすれ違い、軋轢が生じてしまう。 しかし、成長した二人の絆が再び結びつくように。 かつて存在したレーエンデの英雄「テッサ」の存在が二人を引き寄せたの

          【書評・あらすじ】レーエンデ国物語(多崎礼)

          昔からある日本の夏風景

          台風が去り、天気がいいのでちょこっと遠出してきました。 道中で目に入ったのは、 スクスクと育った稲穂と清々しい夏の空。 「素敵だな」 「この風景を残したい」 そう思わせる長閑な風景。 子供の頃、祖母から 「お米の一粒一粒には、お百姓さんの命がこめられてるんだよ。だから、お米は残さずに食べなさい。」 という言葉を思い出した。 ここまで育てるのに、どれくらい体を動かしたのだろう。 当たり前に食卓に載る食材には、どれも生産者の魂が込められている。 そのことを忘

          昔からある日本の夏風景

          【書評・あらすじ】犬のかたちをしているもの(高瀬隼子)

          第43回すばる文学賞受賞作。 主人公は彼氏と二人で暮らしている、30歳代の女性。 ある日、彼氏がお金を使って女性と関係を持ち、彼女を妊娠させてしまう。 主人公カップルと例の女性が3人で会うことになるが、 女性は「産んだらあげる」という。 妊娠・出産を「クリアすることで認められる」という独特の考えを持っているよう。 主人公カップルの将来が、生まれてくる子どもに翻弄されていく。 3人の「これから」を主人公目線で追っていく物語。 主人公の心理描写が切ない主人公は、数

          【書評・あらすじ】犬のかたちをしているもの(高瀬隼子)

          【炭酸が好き】楽しみ方がたくさんある

          私は炭酸が大好きだ。 特に、連勤終わりに飲む炭酸はたまらない。 仕事の疲れがぶっ飛ぶ。 「仕事終わりのキンキンに冷えたビール」 とよく耳にするが、 お酒を飲まない私にとっては、もはやビールのようなもの。 実は、子どもの頃は炭酸が苦手だった。 あのシュワシュワが、のどに溜まり飲み込めなかったのだ。 ところがどっこい、今では炭酸なしでは生きていけない。 大人になると、何かとストレスがたまりスカッとしたくなる。 連勤終わりや、夜勤明けなど疲れがたまっている時こそ

          【炭酸が好き】楽しみ方がたくさんある

          中堅看護師の私が仕事で学んだこと

          私が社会人になったのは、9年前。 私は看護師としてちょっと大きめな病院に就職した。 当時は、初めての仕事環境に戸惑い、慣れることに必死だった。 学生の頃、大学で学んだ座学や実習とは大違い。 実際の「現場」ならではの機転や視点を必要とされ、慌ただしい空間に翻弄されまくっていた。 そんな私だが、なんだかんだで新卒で入職した今の職場で働き続けている。 今や「中堅」と言われる立場になり、その言葉がなんだか重い。 今回は、新卒9年目の私目線で、看護師として学んだ「仕事での

          中堅看護師の私が仕事で学んだこと

          アルロンさん #うちの子かわいいでしょ 企画応募

          うちの子、猫さんの「もんち」の写真で応募します! 今年、6歳を迎えたもんち 毎日可愛くてたまらない おトイレをしても、おこられても、ひっかかれても 毛の先、爪の先までかわいい まさに、「うちの子かわいいでしょ!」 チャームポイントは琥珀色のおめめと、 キリリと際立つマロ眉! ちなみに、今回参加させていただいているアルロンさんの本記事を共有させていただきます! ぜひ、皆さんもこぞってうちの子自慢をしましょう! うちの子は世界一可愛い! でも、よそのお宅の可

          アルロンさん #うちの子かわいいでしょ 企画応募

          【書評・あらすじ】レーエンデ国物語(多崎礼)

          レーエンデ国物語、第二部。 一部からは時間が経った、後世のお話。 一人の女性が、レーエンデのために立ち上がる「革命の物語」 500ページに及ぶ超大作だが、とても読みやすかった。 また、登場人物一人一人がとても魅力的だった。 人間の優しさや勝手さなど、生き方や大切にしたいものによって人の行動は決まる。 そんな中でも「レーエンデの自由のために」という矜持を胸に、レーエンデのために戦う姿が眩しかった。 一族の誇りを忘れず信念を貫き通す美しさ主人公の一人である、ダール村

          【書評・あらすじ】レーエンデ国物語(多崎礼)

          災害時の備えは今すぐしてください

          私は九州在住ですが、先日8月8日の地震を経験しました。 実は、災害時の備えは全くしていませんでした。 その反動もあり今回の経験で、防災意識が高まり自分なりに見直しをしました。 地震に限らず、自然災害はいつどこで起きてもおかしくありません。 早めの備え、緊急時の動き方など万が一への備えは大切です。 本記事を通し、少しでも共有できると幸いです。 発災時の状況当日は職場にいましたが、歩けないほどの激しい横揺れ。 すぐに「普通の地震ではない」と感じました。 揺れが収ま

          災害時の備えは今すぐしてください

          【書評・あらすじ】スモールワールズ(一穂ミチ)

          何気ない日常、ニュースで目にする事件、それらの裏には思いもしない事実が隠されている。 そんな、ハッとするような、ゾッとするような話を6つ収めた一冊。 まさかの事実に「あっ!」と言ったり、終盤での展開に「うわ!」と言ったり、思わず声が出てしまう。 人間の良いところ、悪いところから目を背けず向き合う物語。 一つ目の物語から度肝を抜かれた本を開き、最初に読む話「ネオンテトラ」 読んでいるうちに「ん?」と思うことはあったが… 「どうしてそうなるの?」 と言いたくなるよう

          【書評・あらすじ】スモールワールズ(一穂ミチ)

          【感想・あらすじ】宙ごはん(町田そのこ) 

          宙には二人の母がいる。 産んでくれた母と、育ててくれた母。 ある時、育ての母家族と離れ産みの母と暮らすことになる。 二人の母とのすれ違いや、衝撃の事実に対する葛藤なんてしばしば。 家族とは、愛とは、いったい何なのか。 幼少期に食べた「やっちゃんのパンケーキ」をきっかけに、料理に興味を持ち学び始める宙。 つらい時や気持ちを伝えたい時、ごはんが包み込む温かさに魅力を感じ、もっと作れるようになりたい!と頑張る宙。 料理とともに大人へと成長していく姿に感動する。 宙の

          【感想・あらすじ】宙ごはん(町田そのこ) 

          ネーミングセンスがない私…誰か助けてくれ。

          私には、ほんとに困るほどネーミングセンスがない。 毎日投稿を頑張っているnoteだけど、正直タイトルが全然思いつかない。 「みんな、一体全体どうやってタイトルつけているの?」 「目を引くタイトル、読みたいと思ってもらえるタイトル…」 実は、書く文章の内容よりも悩んでいる。 我が家のねこさんの名前も、思いつく限り挙げたが旦那さんに全却下された。 そして、旦那さんがつけてくれた名前がなんともしっくりくるのだ。 「なんで私はこんなにもネーミングセンスがないのか…」

          ネーミングセンスがない私…誰か助けてくれ。