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#ドラマ感想文

テレビドラマや、動画配信サービスの話題作まで 感動したシーンや見どころ、考察をシェアして、 みんなでドラマの世界に浸りましょう

人気の記事一覧

スロウトレイン、孤独を豊かに引き受ける人生

漫画家のひうらさとるです。 ワンシーズンで1回目はほぼ全てのドラマを見、気に入ったものは繰り返し見てVoicyなどで語るほどの生粋のドラマ好きです。 (よく「いつそんなにたくさん見る時間があるんですか!?と驚愕されるんですが、大体ペン入れ中です。頭がヒマなので。) 2022年冬はまとめガイドを作る必要があるほど「silent」を語っていた…↓ と言うわけで noteでも2025年一発目はドラマ「スロウトレイン」を語ります。 今年のお正月1月2日に放送された「スロウト

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予定外の贈りもの ー 『スロウトレイン』

TBSの新春ドラマ、『スロウトレイン』を観た。 ◇ 看病の時間 元旦の朝、夫がインフルエンザを発症した。 39.5℃の高熱、吐き気、頭痛。 元旦に診てもらえる病院をあちこち探し(見つかったときには本当にありがたかった)、口当たりのいいゼリーや経口補水液を買い込み、予定していたお正月の予定をすべてキャンセルした。 看病の時間というのは、じりじりと長い。 インフルエンザ用の薬を服用したあとはひたすら水分補給と休養あるのみで、食事のしたくと洗濯のほかに、家族ができることはあ

大河「べらぼう」 第1回 「ありがた山の寒がらす」 この世は、けだし苦界なり

はじめに  火事と喧嘩は江戸の華…それゆえに江戸時代を舞台にした時代劇には火事が付きものです。火付盗賊改方、長谷川平蔵が主役の「鬼平犯科帳」は言うに及ばず、加藤剛主演「大岡越前」も毎シリーズ、第1回は火事が起こっています。2025年に新作が放映されたばかりの「暴れん坊将軍」でも火消しのめ組がレギュラーですね。そうした数ある時代劇の火事をも圧倒するような大火事、明和の大火(1772)をファーストシーンに持ってきた大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」、まずはドローンも使ったド

頭の良い人の習慣⑦ ✅全ての人をリスペクトしている ⭕誰にでも垣根無く接することができる ❌意味も無く人を見下し、批判する 年齢、学歴、キャリアといったことで判断しない どんな相手からも必ず学べるものがあるというふうに考える 人間としての尊厳を持って、接することを意識✨

頭の良い人の習慣④ ✅死んだ時間を過ごさない⏰ ・仕事をしてお金を稼ぐか ・勉強して自分を高めているか ・心と身体の為に時間を使っているか 大きくこの3つしか時間はないことが現実 自分が今、何のために時間を使っているのかという目的を見失わないこと 「時間は命(人生)」そのもの💖

【日記】予定のない週末ほど最高なものはない

昨日は一日中おうち時間。 家族みんなでゴロゴロ。 こんなにゴロゴロしていいんだろうかと罪悪感を感じるぐらい。 息子と昼ごはん作ったりゲームしたり。 娘と一緒に昼寝したり。 ドラマ見たり本読んだり。 ダラダラ大好き家族なので ほっとくとすぐ家にこもってしまう。 意識して出かけなきゃこたつから出られない。 でも最高の一日だったねーと子供達と話しました。やっぱり親子です。 予定がない週末って大好き。 誰かと会うのも楽しいけど行くまでは緊張するし、おうち時間をダラダラと過ご

『海に眠るダイヤモンド』最終回|それでも私は鉄平に幸せになってほしかった。

うそだろ、鉄平…… てっぺーーーーーーい涙!!!!! あさこぉーーーーーーー涙!!!!!! と、何度も叫んでしまった『海に眠るダイヤモンド』最終回。 素晴らしいドラマでした。 TBSは本気でTBS版の大河ドラマを作ろうとしていたんじゃないかと思うほど、圧巻のドラマだったと思います。 作品に文句なんてありません。 最終回は涙が止まりませんでした。 登場人物全員を、彼らが住んでいた端島を、ただ見ていただけのこちらまで愛おしく感じさせてくれました。 それでも、それでも私はや

VIVANTと地面師たちの違いから日本のテレビ界を終わらせたいと思った

『イカゲーム2』をイッキ見した。 前作『イカゲーム』の続編として、期待を下回るものではあったが、それでもよくできた作品だと思った。 このクオリティのものがなぜ日本で制作できないのか。そう思ったとき想起されたのは『VIVANT』だった。 私は『半沢直樹』も『下町ロケット』も楽しんだくらいなので、無論『VIVANT』も楽しんだ。 日本のテレビ番組をリアルタイムで見られない国にいるのでNetflixで観た。やっぱりイッキ見したし、おもいしろいと思った。 しかし、そのおもしろさは、

「ちょこっと京都に住んでみた」ちょこっと観てみた(笑)

偶然見つけちゃったドラマ!! これがめちゃくちゃ、ほのぼのしてていいんだな〜。 「ちょこっと京都に住んでみた」Season2 主人公 佳奈(木村文乃)は長期大阪出張のために、以前もお世話になった(Season1)京都の町屋に住む大叔父(近藤正臣)の元へ居候を決め込む。 大叔父から頼まれる「おつかい」を通して、地元民しか知らない京都の名所をドキュメンタリータッチで描いた物語。 先ず、大叔父の家のインテリアが古さと現代を上手くマッチさせていて、とてもお洒落で素敵。 そして、

【お客様となった研修医】医師の働き方改革で現場の教育はどうなっているのか

「やってきましたよ、今年のお客様が。」  医療ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』は、“研修医=お客様”という構図で展開されている作品である。 令和の働き方改革の潮流を背景に、新しい病院の運営スタイルがまざまざと描かれている。 ドラマの中では、研修医は「9時から17時までの定時勤務」や「差し入れにお菓子をもらえる」といった特別待遇を受けていたのが印象的だった。  自分は現在、救急医と整形外科という外科系の仕事を兼務しながら、日々の現場に立ち続けている。 実際の病院で

ドラマytv未成年は関係者による爆重熱量の上でできた神ドラマだった件

※このnoteには原作未成年を読んでの感想を綴っています。  なろうのような記事タイトルで失礼します。 とうとう原作漫画を読んだので、読み終えた勢いでnoteを書きます。もちろんドラマも原作もネタバレしておりますのでご注意ください。  まず言いたいのが、 ・海と魚と空と月の比喩ドラマオリジナルなんかい  これに尽きる。正直視聴している際に加害者・被害者・傍観者論については個人的にピンときていなかった。というのも、定義が狭すぎてそれ以外もあるだろうよという感想を抱いたか

愛は障害を越えて

パートナーであるKさんと共に、動画配信サービス(U-NEXT)で配信されているドラマに夢中になっている最近だ。 ずいぶん前に放映されたものではあるが木村拓哉さんと常盤貴子さん主演の『ビューティフルライフ』というものだ。 美容師の男性と、病に侵され車椅子での生活を強いられながら生きる女性とのラブストーリーである。ふたりは心のすれ違いや誤解を繰り返しながらも惹かれ合い愛し合うという筋書きだ。 病に侵された車椅子の女性は、健常者である美容師の男性に負い目を感じていた。「ふつうの

STC Associate対策📕 ✅リスト規制に該当する技術かどうかの該非判定は、①外為令別表、②貨物等省令、③役務通達の3つを確認する必要がある🔖 ✅令和4年5月1日から施行されたみなし輸出の「特定類型」の規定は、役務通達1(3)サの「取引」で規定されている

新春SPドラマ『スロウトレイン』|いつかその車窓から見える景色を考える

なんていいドラマをお正月にやってくれたんだ! 松たか子主演の新春スペシャルドラマ『スロウトレイン』。 穏やかで明るくて、でも少し寂しくて、静か。 ひとりひとりの幸せを、 幸せでも感じる寂しさを、 その人の中にある孤独を、 強さを、 相手を思う優しさを、 ただ生きるということを、 ゆっくりと見せてくれたドラマでした。 さすが土井裕泰。 さすが野木亜紀子。 期待している人間に、ちゃんと期待しているもの以上のものを見せてくれる。期待している時点で上がっているハードルを、悠に

ドラマ感想文2025年1月26日

今夜2話目があるので急いで観た 日曜劇場御上先生 ます松坂桃李さんと岡田将生さんの共演 これが好きなのだ 松坂さん36歳、岡田さん35歳 どちらも今、最も脂ののった売れっ子の俳優さんです 松坂さんは戦隊ものから 岡田さんはスターダストのスカウトで俳優さんの道に進んでいます 岡田さん虎に翼。錦糸町 トラベルナースと出ずっぱりである 受賞歴あまた NHKの大河と落語心中は印象的 松坂さんはやはり 映画「新聞記者」と役所さんと共演した「孤狼の血」が印象的です 時代劇の映画にもい

地面師たちについて…

積水ハウス地面師事件がネットフリックスドラマ「地面師たち」として注目される理由は、この事件が単なる詐欺事件以上のドラマ性と社会的な教訓 を持っているからだと思います。そのいくつかの要素を分析してみましたので、どうぞ^_^ 1. 事件そのものが映画やドラマのような緻密な構成 この事件は、地面師グループが10人以上ものメンバーで緻密に役割分担を行い、実際の大企業を騙し、巨額の詐欺を成功させたという点で、まるでフィクションのようなストーリー性があります。 * 偽造された権利証や本

『べらぼう』第7回 感想文

第7回『べらぼう』は「大展開につなげる種まき」のような回でした。 1「吉原細見」誰が作る?鱗形屋がつかまって、市中の地本問屋たちが集まります。 吉原細見はどこが作るか問題の話し合いです。 西村屋がしゃーしゃーと言いやがります。 「うちは蔦重ともつながりがありやすんで、うちでやらしてもらいます」 そこへ蔦重が登場。 「自分が版元になって作りやす」 風間俊介演じる鶴屋喜衛門、企み含みの鶴の一声(鶴屋だけに) 「蔦重の細見が倍売れたら版元にしてやる」 地本問屋のオヤジから

感想記「光る君へ」第45回から最終回まで

これまで旅行記の枕話としてNHK大河ドラマ『光る君へ』の感想を書いてきました。第45回から最終回までの感想をまとめています。ただそれだけだとつまらないので当時の感想を振り返る「あとがき」と総集編の感想を追記しました。かなり読み応えのある文章量となっていますのでお時間あるときに読んで頂けたなら幸いです。 あと長文を読むのが苦手な方、ドラマを観ていない人にも楽しんで頂きたいので先日参拝した二ノ宮神社の年末詣写真を掲載しています。 それでは感想記「光る君へ」を御覧ください。

「正体」をまだ読んでいない人にどうにかして読んでもらいたくてnoteを書きました

これを、この作品を、知らずに、読まずにいる人生は、絶対に絶対に、もったいないから。 ...正直、余計なお世話かもしれない。 それでも、私のリアルな声に触れ、誰か1人でも、たった1人でも、この作品を手に取ってくれる人が増えたら、本当に嬉しいから。 だから、書きます。 あれは、2024年、1月になったばかりの頃。 話題になっていた本だったから、タイトルは知っていた。 「正体」 「いつか読んでみたい」と思っていたけれど、「いつか」は自分で作らないと永遠に来ないことは、

オンコール(原題:On Call)/巡回警察官現場だけの映像が小気味よいドラマ

1つのエピソード30分、1シーズン8話のドラマ。 2025年1月9日から Amazon Prime Videoで公開中。 感想1つのエピソードが短いので集中して観られる。 「指導教官と新人警察官のバディもの」で話が始まるが、二人のバックグランド(ハーモンの姉は元警察官で今は麻薬中毒者、ディアスの兄は服役中)が少しずつ分かりストーリーに厚みを与える。 銃撃戦のようなアクションシーンは少ないが、視聴者を飽きさせない撮り方をしている。 シーズン1はディアスの新人研修60日間。

「海に眠るダイヤモンド」の第7話のある一言がすごすぎて思わず書き綴る

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」。 ずっと素晴らしいですが、昨日放送された第7話がさらに素晴らしくて。 全員良いのは言うまでもない中で、特に、神木隆之介さんのとあるシーンのとある一言、そのたった一言がとても素晴らしくて、思わず記事を書いています。 最近は台詞集ばかり上げていたので、お久しぶりになってしまいました。 今年の秋ドラマ、一通り見ていますが、良い役者×良い役×良い脚本が成す必然によって、素晴らしい役者さんがあらためて世の中に再発見されるような、そんなキラリと光るもの

『べらぼう』第5回 感想文

『べらぼう』第5回は、源内さんがあちらこちらで名言を連発し、唐丸の正体がチラチラほのめかされる回でありました。 私は『べらぼう』製作チームの魂胆にまんまと乗せられています😆 蔦重はというと、「自分が版元になるには地本屋の株仲間に入らねば」と教えられ、なんとか株を手に入れようとします。 株を手に入れるために、源内さんから須原屋の旦那を紹介してもらいます。けれども須原屋の旦那から「地本屋にはそもそも株仲間はない」「大手の地本屋に奉公に入って、暖簾分けしてもらうのがよいのではない

「べらぼう」は、エンタメとマーケを学べるお仕事ドラマだった

現在放送中の大河ドラマ、「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」が面白い! ここ数年、大河ドラマを見れていなかった。「鎌倉殿の13人」や「光る君へ」など名作揃いだった近年、友人との間でも話題に上がることが多かったが、そこから興味をもつ頃にはだいぶ話数が進んでいて諦めてしまうのが毎年の後悔だった。 くっ……今年こそは絶対に最初から見てやる…。 そう決意した年始、まだ正月ボケの中にいる頭を叩き起こして視聴を開始した。久しぶりに大河ドラマの世界観にハマって、脳内タイムスリップを楽しもう

ドラマ『わたしの宝物』最終話まで視聴後の感想と考察

ドラマ『わたしの宝物』がついに最終話を迎えました。まだ ふわふわ とした心持ちでいます。私は、このドラマを10週間にわたって熱心に視聴し、これまでいくつか感想noteも綴ってきました。その中でも何度か書いてきましたが、私はずっと托卵をされた夫 宏樹が幸せになる結末を祈っていました。それなのに、なぜか本当に最後まで、宏樹のハッピーエンドを想像できていなかったのです。だから、この最終回のラストには、安堵で膝から崩れ落ちるような気持ちにすらなりました。あぁ、本当に、本当に、良かった

本当に寂しかったのは。

『ひだまりが聴こえる』を観ていて、理解しているようで理解しきれていなかったことがある。 それは、どうして太一はあんなにもなんの壁もなく航平と接することができたのか、ということだ。 もちろん太一が、耳が聴こえる/聴こえにくい、といった障碍やその他のさまざまな特性で相手のことをジャッジしないフラットな人だから、というのが解だとは思う。 あとは、航平に限らず、誰とでも仲良くなれるタイプの人であることも大きい。 でもそれだけなのかなあ、というのが引っかかっていた。 太一が航

「光る君へ」総集編

昨日、猫とソファに腰かけ、 「光る君へ」の総集編を見た。 毎日寝るのが早い私は 一度もオンタイムで見たことがない。 なので総集編で、かなり編集されていた らしい箇所も全くわからない。 本編では道長は死んだのか?? それにしても、1000年も前から 不倫が公認?されてきたことに驚く。 というか、昔は血液型もDNA判定も なかったら、妊娠期間に若干の誤差を 誤魔化せれば、問題なかったのだろう。 というか、そうなると、誰が誰の子か 全くわからない。。 兄弟を相手に不倫してた

ドラマ「ゴールデンカムイ」が終わった…北海道旅行の写真を添えてそろそろ感想書いておこうか

24年1月公開の映画ゴールンカムイの続編として10月からWOWOWで放送していたゴールデンカムイのドラマが終了しました。ドラマの続編はまたまた映画と発表されて楽しみですが、そろそろ今回のドラマ版の感想を書いておこうと思います。 まずはゴールデンカムイのストーリーをWOWOWさんの公式HPから拝借してご紹介、そのあと私の感想を書いていきます。途中に北海道旅行したときの写真を交えてまーす。 ✅ストーリー ✅ドラマも映画並みのこだわり映像にマジで驚きました1.ドラマのエンディン

ドラマ10『宙わたる教室』最終回|ゆっくりと心に染みわたる物語

穏やかで、それでいて情熱的で。遠い夜の空に溶けていくように心に染み込んでいくドラマでした。 主人公の教師が熱血ではない、 元ヤンキーでもない、 生徒たちに毎話熱く語りかけたりしない。 寡黙で、一歩引いたところから見守る定時制高校教師の窪田正孝と、科学部の生徒たちを中心とした、新しいタイプの学園ドラマ『宙わたる教室』が最終回を迎えました。 授業中はもちろん、科学部が活動する時間は夜。 太陽が届かない教室はいつも暗く、様々な事情を抱えた生徒たちの痛みが詰まっているようで、最

【考察】白い巨塔🏥財前はなぜあんなに野心が強いのか?〜財前と私の共通点〜

こんばんは! フルタイム共働き2児の母のゆうです☺️ 皆さま、いかがお過ごしですか?☺️ 今日も1日おつかれ様でした✨  さて、私は元々、自分なりに様々な考察をしたり、他の方が書いた考察を見ながらドラマやアニメを見るのが好きなんです😳 同じ方、いらっしゃいますか? それとも珍しいでしょうか…?💦 ちなみに、主に2000年代前後のドラマが好きで、 ・「白い巨塔」「華麗なる一族」 ・「SPEC」「TRICK」 ・「相棒」「科捜研の女」 ・「踊る大捜査線」 などが好きで

『ブラック・ミラー』完全版 ①

noteを使い始めてはや2年半。雑記帳として運用をしていく中で、映画なり本なりの感想なんかをまあまあ書いてきたのですが、その中でも異常に閲覧されている記事がございます。それがこちら『ブラック・ミラー』の紹介記事。 昨年春ごろに書いてから結構時間が経つにもかかわらず、何故か毎週のように閲覧されており、先月書いた色んなジャンルの年間ベスト記事を押しのけて傘籤の記事内で月間トップのレビュー数に(いま調べたら先月だけで1,018回読まれてた) なんで?? 別にスキの数や閲覧数を

Netflix『その電話が鳴るとき』を見て韓国ドラマへのハードルが下がった話

最近韓国ドラマをみるのがしんどくなっていました。 Duolingoで韓国語を勉強していますが、ドラマに役立つ程度には中々上達せず、早送りしたり、数話とばして最後の2話ぐらいみたりしていたので。 この作品は推しもいませんが最後まで早送りなしで、ドキドキしながら見ました。 ネタバレなしです。 早送りをしてしまった作品 『となりのMr.パーフェクト』 チョンヘインが好きなのですが、展開までに話が長すぎて、早送りしながら、いつになったら終わるのかと思いながらだらだら見てしまいまし

感想記「光る君へ」第41回から第44回まで

これまで旅行記の枕話としてNHK大河ドラマ『光る君へ』の感想を書いてきました。第41回から第44回までの感想をまとめています。ただそれだけだとつまらないので当時の感想を振り返る「あとがき」を追記しました。かなり読み応えのある文章量となっていますのでお時間あるときに読んで頂けたなら幸いです。 長文を読むのが苦手な方、ドラマを観ていない人にも楽しんで頂きたいので京都検定のときに撮影した京阪電車の鉄道写真を掲載しています。 それでは感想記「光る君へ」をご覧ください。 目次

みとんとうわの空のドラマ談義〜トーク編12

だいたい月1でやってきた“ドラマ談義トーク編”が、1周年を迎えました。 パチパチパチ! 多分ですけど、トークのほうも最初に比べたらスムーズに出来るようになってるのではないかと。多分ですけど。 実は少々驚かれるかも知れませんが、私たちまだ、お互いの顔を知りません。LINEでのやり取りから始まってそのまま収録に突入したので、顔を見て話そうよと言いそびれたまま1年が経ちました。正直、顔を知らなくても私たちはもう仲良しだし、この先お会いすることになったとしてその時が初対面!でも全

『べらぼう』第6回 感想文

余談ですが、いや余談でもないのですが。 昨日の昼間、大阪梅田の紀伊國屋書店の横の、ショールームのように整然と並んだ古書店どおりに寄りました。 そうしたら、『吉原細見』が売っているではないですか! 版元は蔦屋重三郎。「改め」は他の人の名前(忘れてしまいました)。 お値段は8万8千円。 これは安いのか高いのか? 本物なのかニセモノなのか? わたしは古書を見る目がありませんし、持ち金もありませんので買わずに帰ってきましたが、どなたか買われませんか? その『吉原細見』、版元 

【感想】ドラマ『ライオンの隠れ家』

『ライオンの隠れ家』を見た。 全11話にかけて、2024年の秋ドラマでは間違いなくベスト級のドラマであると確信させられた作品でありました。 物語の概要としましては、市役所で働く兄の小森洸人と自閉スペクトラム症の弟、美路人が平穏な生活を送り暮らしている中で、突然現れた‘‘ライオン’’と名乗る少年から物語が始まります。 ライオンくんという男の子の正体を描きつつ、兄弟として家族としての在り方を問う作品となっています。 本作の肝となるテーマとしては、弟の抱える自閉スペクトラム症やライ

【ライオンの隠れ家】が名作だった件

TBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」。 とても良い物語だった。 純粋で、あたたかく、愛おしい物語。 ひとりひとりがそれぞれの人生を生きながら、出会うこと、共にいること、想い合えること、そういうことのぬくもりを、穏やかに伝えてくれる作品でした。 全話視聴した感想を記録します。 ※ネタバレありです。ご注意ください。 公式サイト 名台詞集 みんなライオンだった 最終話を視聴して気付いたこと。 洸人も美路人も、あの家にずっと隠れていたライオンだったのだ。 タイトル「ライオン

ドラマ感想文:おむすびに思ふ

本編に入る前に写真の説明を。Blendyのドリップコーヒーのパッケージの写真である。うっかり気づいていなかったのだが、パッケージごとに違う絵が印刷されており、これがなかなか心を打つ。仕事でワタワタしている時にコーヒー淹れようと思ってふと手元を見ると、こんなメッセが!思わず、このパッケージの企画をあげた人やデザインをした人を訪ねて三千里したくなるくらい感動した。味の素株式会社に問い合わせすれば会えるのだろうか?会えないまでもありがとうと伝えたくなった。 しかし、中国にいるとそ

「見てはいけない」な話し。

閲覧ありがとうございます。 12月は自分の1年間のドラマの最終回みたいなもの なんで、いろいろと、「やっておかなくては」、 「行っておかなくては」な、展開があり、気持ちが 忙しい時期だと思います。 わたしも、たまに、早く帰った時や、休みの日などは、棚の整理や、ガチャガチャ溜まった雑貨の振り分けとか、年末までにやっておきたいことをする つもりであります。あります。ありますが、 うっかりテレビとかつけていたら、わたしの場合、 手が止まってしまう魔の刻があります。 それは!!

Netflix「百年の孤独」(シーズン1)人間群像劇とウルスラ・イグアランの願い

1.ガルシア・マルケス独自のマジックリアリズム  以前原作の「百年の孤独」について書いたが、NetfliXで映像化され理解しやすい人間群像劇になり、物語が明確になった。しかし、原作の幻想的な魅力が薄れたように感じた。  そもそも原作のガルシア・マルケス「百年の孤独」の情報量が多く、時間軸は交錯し、登場人物も同じ名前がくりかえし出て来て、複雑な迷宮ののような世界だ。それを一般に言われているマジックリアリズムとして考えると何か違う気がする。  「マジックリアリズム」を検索する

外れ値の感想

私は世間一般の人と感じ方考え方がすごくズレている自覚があるので、たぶん大河ドラマに対してもとんでもなく間違った捉え方をしているのだと思うが、大宰府への道行きって傷心旅行だったの?という今更の感想。 まひろは自由になりたい一心で道長に別れを告げ、都を出たものとばかり思っていた。 周明の死をあれだけ泣き叫んで悲しむということは、周明との未来に期待があったからであり、失ったのは自分のせいという気持ちがあるからであり、 道長の手を自ら離した後悔があるからであり、つまり傷心旅行の帰結?

【英語学習しながら画像生成】抱擁

私が出かける際、子どもは抱っこをせがみます。 頬にチューまでしてきます。思春期が来たら素っ気なくなるのかしら。 さて、生成してみました。お題は以下です。 「見ちゃったんだ☺️」とリサに言ってそうなイメージです。 リサに揺さぶりをかけているのか、はたまたニックを落とし入れようとしているのか。 なんだか昼ドラみたいな展開ですね。 ありがとうございました。

「推しの子」見てみた 【猫様の嘴】

 作者って読者に感想を求めているものでしょうか。名声を得た作品は、何も言われなくてもその成功が自明ですから、わざわざ感想を書いても無粋なのかなと思うわけです。読まれたら、それはそれで嬉しいかもしれませんが、いい作品が作れたらそこで満足して、結果はいらない人もいそうですよね?  原作を読まないと失礼だろうと思いつつ、全巻買う気力が続かないとAmazonプライムにおすすめされるまま実写を見てみました。そもそもヤングジャンプは、私が通って来なかった道でして、評判で想像していた通り

吉井虎永芋ガレット

『ラストサムライ』以来、米国に拠点を移して活動していた真田広之が日本人の目から見ても納得出来る時代劇を米国で製作。真田広之が将軍で西岡徳馬が共演しているので、個人的には昔の大河ドラマ『太平記』を思い出す。 そんなドラマ『Shogun』の虚実を妄想しながら、長芋でガレットを作った記録。 長芋   半分 塩麹   大匙1 干し海老 好きなだけ 卵    1個 出汁つゆ お好みで 1975年にジェームス・クラヴェルが発表したベストセラー小説『将軍』 1980年には三船敏郎や島田

ドラマ「未成年」アフターストーリー〜物語と現実、繋がる2つの世界〜

年始早々に最終回を迎えたドラマ「未成年」にのめり込みすぎたせいで、2025年、幕開けからなんだか軽く燃え尽きている。 最終回の余韻に浸る間もなくさらにアフターストーリーという衝撃弾をまともに喰らって消化(消火?)に時間を要し、一回頭を冷やすか…と久々のFODで気になっていたドラマや映画をいくつか見て、新たに始まった今期のドラマもぼちぼちチェックするうちに、早くも1月が終わってしまった。 ようやく記事に取りかかっても、私ごときに言えることがあるのか…と自問自答しながら書いて

「スロウトレイン」私の次の駅

人生でどういう時に「寂しい」と思う? 松たか子演じるハコ姉が身近な人達に聞いて回ってたセリフだ。 新春ドラマ「スロウトレイン」を見てから「寂しい」ってなんだろうって考えてる。 両親と祖母を一度に亡くした時、ハコ姉は22歳。帰りの江ノ電で泣いたり喧嘩したりする幼い妹と弟を、物語の読み聞かせをしてあげるようになだめる。妹弟の親代わりとして働いて、ハコ姉は寂しくなかったのだろうか。 幼くして両親を亡くすのはかわいそうなこと。 親代わりをして結婚しなかったのは不幸なこと。 い

「べらぼう」第1話感想

待ちに待った大河ドラマ「べらぼう」の第一話が放送されました。 良かった!!ざっくり項目ごとに分けて紹介していきましょう。 1.主人公がいい まず主人公の蔦重がいい。 嫌な人に出会っても、「(長谷川=若き日の鬼平に向かって)鼻から屁が出る病になってしまえばいい」「(役人は)八丁堀のクソ」「(自分をいじめる人は)目からしょんべんが出る病になれ」など、クスッと笑えるような言い回しが好きです。 禿がだめにした本の弁償をしようとしない花の井に「けちくせえ~」と毒づきながらも、「朝

「宙わたる教室」が思い出させてくれたこと

やっと観れた。やっとたどり着けた。今そんな気持ちになっている。 というのも、放送していた頃は体調不良がつづいてリアルタイムで追えなかった。 アマプラをのぞいてみると、NHKのドラマ【宙わたる教室】が配信されている。これは観るしかない。今こそアマプラを観る。そう意気込んで追ってやっと今週、最終回にたどりついた。 じつはこのドラマを全く知らず、noteクリエイター黒夢(クロム)@俳号さんから教えていただきました。 ※ネタバレ含まれます。以下、ご注意しておすすみください。

ドラマ『わたしの宝物』6話までの感想

ずっと、ドラマ『わたしの宝物』のことを考えている。夫以外の人との子を宿した妻が その子供を夫の子として育てるという“托卵”をテーマにした 今秋(2024)の連続ドラマだ。先週の5話から今週の6話にかけては、その托卵の秘密がとうとう夫にバレて悲しい修羅場へ…という大きな山場を迎えた。 私は、田中圭さんが演じる夫 宏樹に強く肩入れしているので、熱心に配信をリピート視聴しながら、毎日、どうにか宏樹が幸せになるルートは無いものかと真剣に考えてる。連ドラの登場人物の行く末を こんなに

【感想】ドラマ『海に眠るダイヤモンド』

『海に眠るダイヤモンド』全話見ました。 1話目から興味深く拝見していたのですが、物語は現代の東京と1950年代の端島で生きる人たちの姿を描きながら、ホストの玲央と 鷹羽鉱業の職員である鉄平、彼らの周りにいる人たちは皆、魅力的な人たちばかりであります。 当時の端島での活気さや炭鉱員たちの過酷な労働環境の対比、時代を越え風潮は変わっていくところの描写も見事なものでした。 『海に眠るダイヤモンド』において、物語のキーパーソンである現代に生きる謎の女性の‘‘いづみ’’の正体、そしてK

大豆田とわ子と三人の元夫【ドラマ感想】

ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』を観ました。 こちらは主題歌です。3人の元夫役の岡田将生、角田晃広、松田龍平もコーラスで参加しているそうです。 2021年に放映されたドラマなんですね。知りませんでした。 主役の松たか子演じる大豆田とわ子だけでなく、登場人物たちのセリフがいいですね。 「ひとりでも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい」 「優しいって、頭がいいってことでしょ」 「どっちかってことないでしょ。楽しいまま不安。不安なまま楽しい」 「わたし幸せになること諦