どかたとしみつ
「坂の上の雲」を目指して、日本のために働いた明治の日本人達を妄想しながら料理した記録。
激動の昭和という時代を生きた人々を妄想しながら料理した記録。
不況と停滞、日本国がどんどん衰退していった平成という時代を象徴する人物を妄想しながら料理した記録。
戦国武将について妄想しながら料理した記録。
260年余に渡って平和が続いた江戸時代にまつわる人物や事件を妄想しながら料理した記録。
以前、妄想した前島密。 もう少し詳しく知りたくなり、前島密の小説を読んだ感想等を思いながらカマスを料理した記録。 カマス 2尾 玉葱 1/8 モッツァレラチーズ 20g 白ワイン 大匙1 酢 小匙半分 塩 少々 胡椒 少々 米粉 適量 パセリ 少々 『ゆうびんの父』の著者は門井慶喜。 どかた家で購読している『SんK新聞』の朝晴れエッセーの選者として名前は知っていま
時々、作りたくなるけんちん汁。 ということで没後10周年を迎えた銀幕のスターを妄想しながら、けんちん汁を料理した記録。 蓮根 1節 牛蒡 1本 里芋 6,7個 人参 1本 昆布 5センチ 醤油 250㎖ 味醂 250㎖ 水 500㎖と適量 胡麻油 大匙2 柚子胡椒 小匙半分 蜂蜜 小匙半分 酢 適量 昭和六年(1931)福岡県中間市に誕生した小田剛一が後の不世出のスター、高倉健。 名前は「たけいち」と読むそうですが、「ごうい
魚から刺身や切り身を取った後の部位、頭や尻尾、血合い等はアラと呼ばれる。 あまり顧みられない部分ですが、料理次第で美味しく頂ける。 多大な犠牲を払いながらも信長から逃げ切った裏切者を妄想しながら、鮪のアラを料理した記録。 鮪のアラ 1パック 葱 1本 生姜 半欠け 醤油 25cc 味醂 15cc 酒 10cc 水 50cc 天文四年(1535)摂津(大阪府)に誕生した十二郎が後の荒木村重。 両親が十一面観音に祈願して、灯火から飛び出した火が腹
室町時代、将軍を追放して比叡山延暦寺を焼き討ちした人物は? と問うと歴史に興味ある人ならば、織田信長と答える人が多いかと思いますが、信長より一世紀程前に既にそれを行った人物。 信長が第六天魔王ならば、その人物は天狗。 半将軍と呼ばれた権力者でありながら、突飛な行動を取る奇人を妄想しながら、魔法のように美味しいおでん(誇大広告)を料理した記録。 蒟蒻 1つ 薩摩揚 好きなだけ 厚揚げ 1枚 ジャガイモ 2個 大根 20センチ 卵 3個 出汁パック
奉行所のお白洲に二人の女、間には小さな子。 双方が子供の親と主張して譲らず。訴えを聞いた奉行の大岡越前は 「子の腕を引っ張れ。より強く引いた方が眞の親に相違ない」 女達は子の腕を掴んで左右から力任せに引っ張る。ついに子は泣き出す。 一方の女は思わず手を放してしまう。 勝負あったと思いきや、大岡越前は 「子の痛みを見るに耐え兼ねて手を離した方が眞の親に相違ない」 と裁定。 何でこんな話を思い出したかというと、先日の衆議院選挙で与党自民党と公明党は過半数割れ。俄かに政局のキャス
先の大戦中、特攻隊員等の戦地に赴く兵士達が心の指針とした本の一つが『葉隠』 日本の軍国主義を進めた危険な思想ということから戦後はGHQにより禁書とされ、或いは日本人自身が戦争への忌避感から顧みられなくなった書物。 三島由紀夫も愛読していた『葉隠』とその生みの親達を妄想しながら、牛蒡を料理した記録。 牛蒡 1本 パプリカ 1個 オレガノ 小匙1 タイム 小匙1 塩 大匙1と少々 胡椒 少々 オリーブ油 大匙2 白ワイン 大匙1 GHQが禁書とす
前回、映画『八犬伝』と馬琴について書きました。↓ 今回はその補足みたいなもので、馬琴ついでに思い出したことを妄想しながら、巾着煮第二弾を作った記録。 卵 4個 油揚げ 2枚 醤油 大匙2 味醂 大匙2 酒 大匙1 出汁つゆ 300㎖ (2倍濃縮) 片栗粉 大匙1 七味唐辛子 お好みで 南総里見八犬伝の作者である曲亭馬琴。本名は滝澤解(とく) 現在ポピュラーになっている滝澤馬琴というのは本名と筆名の折衷。 馬琴は月一回、交流があった文
半分に切った油揚げに詰め物をして煮る巾着煮を作りながら、日本初の本格的ファンタジーと、それを作り上げた日本初の職業作家の日々を描いた映画を妄想した記録。 滝沢馬琴という名前で知られていますが、本來の筆名は曲亭馬琴。その馬琴の実生活と虚構である物語世界が交互に語られる映画。 油揚げ 5枚 蛸足 1本 はんぺん 1枚 木綿豆腐 100g 生姜 1欠け 葱 少々 出汁パック 1枚 片栗粉 大匙2 醤油 大匙3、小匙1 味醂 大匙3
冬になるとよく作る料理が鰤大根。 相互フォローにて交流させて頂いているk_maru027さんが最近、作られた鮭大根に反応しました。↓ 美味しそうと思えば作ってみたくなる。ということで鮭大根を自分流にアレンジしながら、織田信長の義弟を妄想した記録。 鮭 2切れ 大根 1/3 葱 少々 生姜 1欠け 醤油 大匙3 味醂 大匙4 鮭 大匙1 バター 20g 塩 少々 天文十四年(1545)近江(滋賀県)に生まれた猿夜叉が後の淺井長政。 祖父の淺井亮政
近所の農家から頂いた蕪と鯛で雑炊を作りながら、生き残った白虎隊士のその後を妄想した記録。 実は白虎鯛雑炊、以前に作っています。 前回は鯛を最後に加えて半生っぽい仕上がりにしましたが、今回は鯛でしっかりと出汁を取り、白虎ならぬ白蕪を合わせてみた。 鯛のあら 頭と尻尾周辺。 蕪 1株 昆布 5センチ位 ご飯 1合位 塩麹 大匙2 柚子胡椒 小匙1 醤油 小匙1 卵 2個 会津若松市の飯森山の中腹に白虎隊士十九人の墓。 白虎隊の成り立ちについては
相互フォローで交流させて頂いているかなこさんが興味深い企画をされていました。 現在、もう企画は締め切っておられますが、刺激を受けたというか触発されて書物という迷宮に迷い込んだ自分の読書史を妄想しながら、秋鮭を料理した記録。 秋鮭 2切れ 塩麹 適量 子供の頃から読書好き。 小学校の頃、休み時間に学友達が校庭でドッヂボールをしていても一人、教室に残って読書。 或る日、無理矢理腕を引っ張られて強制参加。 ボールが回って来た時、 「こんなこと、やりたくない」 と言ってボールを
関白という役職は天皇を補佐して政治を行う者。日本史上、その役職は殆ど藤原氏が独占。 しかし藤原氏以外の氏族、どころか氏素性も定かとは言えない関白が二人。 その内の一人を妄想しながら、絹豆腐を料理した記録。 絹豆腐 1丁 シメジ 1株 塩麹 大匙2 胡麻油 大匙2 片栗粉 大匙2 水 50㎖ 黒摺り胡麻 たっぷり 生姜 お好みで 永禄十一年(1568)尾張に誕生した萬丸が後の関白、豊臣秀次。 秀吉の姉の子、つまり秀吉の甥。 叔父である秀吉
実りの秋、各種の芋も多く出回り始めた。 ということで里芋を濃い味に料理しながら、東国一の美女と呼ばれた姫の悲劇を妄想した記録。 里芋 200g 生姜 半欠け 大蒜 1欠け 醤油 大匙1 味醂 大匙1 マヨネーズ 大匙1 片栗粉 適量 天正七年(1581)出羽國に誕生した駒姫、父親は最上義光。↓ 母親は正夫人の大崎夫人。次女として生誕した駒姫は美人の誉れ高く、義光の自慢の種。 秀吉の小田原征伐後、奥州で九戸政実が反乱を起こし、その征伐の大
頂いた素麺がまだまだ残っているが、そろそろ冷たい麺の季節も終わる。 ということで温かく料理しながら、観た映画と情報やメディア等について妄想した記録。 素麺 2把 出汁つゆ 100㎖(二倍濃縮) 豆乳 300㎖ トウモロコシ 1本 豆板醤 小匙1 胡麻油 適量 粒状大豆肉 大匙2 映画というよりもドラマっぽい作り方をしているなあと感じながら観賞した映画。 それもその筈。元々はNHKがドラマとして製作した作品を劇場版にしたという。 聲を電波
漫画の主人公、前田慶次が晩年を過ごした地ということから、米澤市は『花の慶次』推し。 観光パンフレットには主要キャラクターの絵、そればかりではなく市内にはラッピングバスも走っている。 慶次が暮らした地を訪れたことを思い出し、漫画では描かれなかった晩年の暮らしぶりを妄想しながら、何故かインドネシア料理を作った記録。 ピーナッツバター 70g ココナッツミルクパウダー 大匙2 チリパウダー 小匙半分 塩 小匙1/4と適量 水
京都のおばんざいに泥亀煮あり。どういう物かというと、茄子と厚揚げの煮物。 ということで泥亀煮を料理しながら、神がかっていたと言われる戦國武将の宗教に纏わる逸話を妄想した記録。 米澤市の上杉家御廟。 歴代藩主の墓が集まっている場所ですが、この中心にあるのが上杉謙信の墓。 越後の春日山城を本拠にしていた上杉家ですが謙信の次代、景勝の代に會津、そして米澤に転封。 藩祖である謙信の墓や所縁の品もこの地へ。 霊廟の左側に位置しているのが歴代藩主の位牌が安置されている菩提寺、法音寺。