アメリカ大統領選挙のさなかではあるが、貴重な休みを利用して京都国立博物館 「法然と極楽浄土展」へ。 教科書やドラマでしか聞いたことがない数百年も昔の仏像、絵巻物、書物などを見ると、災害や戦や盗難なんかが何度もあっただろうに、どうやって守ってきたんだろう? もう、敬意しかない。
昨日行った「法然と極楽浄土展」の音声ガイド。 展示物の説明を超えた深い解説が聞けて、より展示物への理解が深まるのだが、音声ガイドが聞けるのは、当然、その会場のみ。 しかし最近では、「聞く美術」というアプリ配信版があり、帰宅してからも再度聞くことができる。これはマジでおススメ。
今日は東京国立博物館へ「法然と極楽浄土」特別展を観に行った 6/9で終わるのでギリギリ駆け込み 眼が悪い私は、会場は暗いし混んでいたのでよく観れなかった 体調もあまり良くなかったし 亡くなった義父は、浄土宗開宗850年だからきちんと観るようにと言っているかもしれないが😅
村上春樹『1Q84』(新潮社)は、私が期待した話ではなかった。麻原彰晃を典型として描き出さず「天吾と青豆、天吾と父」の<対幻想>の物語だった。しかし対幻想は吉本隆明『共同幻想論』で衝撃を受けていた。村上父も関係ある、法然から親鸞への浄土思想がオウム問題への解答だと、私は結論した。