慶運寺

三重県鈴鹿市にある浄土宗寺院です。

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マガジン

  • 写真を使っていただきありがとうございます!

    写真を使ってもらったノートを集めました。

  • お寺のためのLINE公式アカウントマニュアル

    LINE公式アカウントを使って、寺から檀家の皆さんに情報発信するために必要な情報をまとめていきます。

  • お念仏だより

    浄土宗慶運寺がお届けするお念仏情報誌。2024年5月に更新を終了しました。

  • C+pod

    トヨタの超小型EV「C+pod」を使ってみた感想などを書いていきます。

最近の記事

一番読まれている記事

最近のアクセス状況を週単位でみると、「LINEで受け取ったPDFファイルを印刷する方法」という記事が、ほとんどの週で第1位になっています。この記事は、2021年5月29日に投稿したものですが、3年以上たっても私の記事の中では第1位です。先週もその前の週もずっとです。 で、記事のすきを見ると、なんと7なのです。アクセスはされるけどすきはつかない記事なのです。まあ、アクセスされているのだから読まれてはいるのだと思いますが、内容がたいした事ないからすきがつかないのか、マニュアル的

    • 晋山式と五重相伝

      宗務庁から表彰状が送られてきた。住職就任30周年の表彰状だ。早いもので、住職になって30年が過ぎていた。30年前の晋山式、そして半年後の五重相伝のことを思い出した。 晋山式では、新命住職が山門を入り、本堂で就任の儀式を行う。檀家の人たちや組内寺院に新しい住職をお披露目するのだ。早朝には花火が上がり、稚児行列と共に山門に向かう。 本堂での法要が終われば、書院式へと進む。組内の重鎮が新命住職を上座に迎え、晴れて住職就任となる。 それから半年、十分とはいいがたい準備期間を終え

      • 新しい年に向けて

        早くも11月。いつの間にか、新しい年の準備を始める季節になりました。さて、何から始めましょうか? さっそく、来年の年回表を見てみましょう 令和7年の年回表は、上の通りです。令和6年に亡くなった方は一周忌、令和5年に亡くなった方は3回忌に当たります。7回忌は令和元年・平成31年、37回忌は平成元年・昭和64年に当たります。年の途中で変わっているので注意してください。 さて、あなたのお宅には、来年年回が当たる方はいらっしゃるでしょうか?年初に亡くなった方なら、繰り上げて年内

        • 和尚さんを何と呼ぶ?

          新聞に「見知らぬ年上どう呼べば?」という記事を見つけ、お寺の和尚さんをどう呼べばいいんだろう?と思ったので、少し書いてみます。 新聞記事によれば、男女とも約7割の人が「ちょっと/すいません/あの」と呼びかけるそうです。その他にも「おにいさん/おとうさん/おじさん」などが挙げられていますが、1割にも達しません。女性に対しては「おねえさん/奥さん/おかあさん」が上位ですが、こちらも少数です。 どの言葉を選ぶかの基準は、「相手に失礼にならない」という理由が多いそうです。当然と言

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        記事

          グッド・アンセスター

          次の記事を読んで、グッド・アンセスターという本を読みました。 わたしたちは「よき祖先」になれるか~という副題がついていたので、祖先という言葉にひかれたのです。 お寺は先祖の供養をするところです。ご先祖様という言葉があるように、すでに亡くなった方は、極楽で修業を積んで仏になります。そして、子孫を見守ってくれるのですが、考えてみれば、私たちもいつかは先祖となる日がやって来ます。 祖先と先祖の使い分けは、この本の中にも書かれていますが、身近に感じる先祖よりも、より広い意味で祖

          グッド・アンセスター

          お寺との出会い(2)

          前回、葬儀の時にお寺との出会いがあると書きましたが、それ以外にもお寺と出会う機会はいくつかあります。今回は、最近始めた樹木葬を通しての出会いについて書いてみます。 私たちの地域は、地域ごとに墓地があるので、寺の境内にはお墓がありません。お墓参りで寺を訪れる必要がないため、お寺に足を運んでいただく機会が少ないのが悩みでした。 しかし、1年半前に樹木葬墓苑を開設してから、たくさんの方がお寺に足を運んでいただくようになりました。お墓参りの方はもちろん、見学や下見に訪れる方もあり

          お寺との出会い(2)

          お寺との出会い

          多くの場合、お寺との出会いは、身近な人が亡くなった時から始まります。 「〇〇が亡くなりました。」とお寺に連絡して、通夜と葬式の日程や会場が決まると、ホッと一安心という方もあるかと思いますが、では、いったい何のために葬式をするのでしょうか? お寺に依頼する前に、そのあたりのことを知っておくと、心から故人を送ることができるし、無事に極楽に往生しただろうと思えれば、その後の心の平安に資するところが大きいと思います。 実は、お通夜より前に枕勤め(枕経)がございます。枕勤めとは、

          お寺との出会い

          団体参拝に行きました

          秋晴れの清々しい青空のもと、総本山知恩院に団体参拝してきました。平日だったこともあり、思ったほど混雑していませんでしたので、ゆっくりとお参りできました。 案内の和尚さんが駐車場まで出迎えてくださり、案内されて三門までの石段を登りました。知恩院の大きな門は、山門ではなく三門というそうです。 門をくぐると、正面の男坂ではなく、傾斜の緩やかな女坂を通って、御影堂の前に到着しました。ここで記念写真を撮った後、玄関を入り、長い廊下を渡って御影堂の中へと案内されました。 ここで法要

          団体参拝に行きました

          なむなむポッケ~念仏を数えよう

          聞けば何でも教えてくれる なむなむポッケが始まるよ 念仏をお称えしていますか? 10分間の念仏だと、 何回くらい称えられると思いますか? 数多く称える方がよい といわれるお念仏ですが、 自分がいったい何回くらい 称えたのかが気になります。 法然上人は、一日に六万回 称えるのが、日課だったそうです。 念仏の回数を数えるには 数珠を使います。 数珠の歴史をたどってみると 仏教以前から、お祈りの回数を 数えるのに使われていた という説があります。 数珠はもともと数を

          なむなむポッケ~念仏を数えよう

          なむなむポッケ~一息で何回言える

          聞けば何でも教えてくれる なむなむポッケが始まるよ こんにちは。 お念仏は称えていますか? 最近、息が続かなくて、 なむあみだぶ・なむあみだぶ と、2回称えただけで、 息継ぎをしてしまいます。 これまで、4回くらいは 続いたのに… そこで、意識して、 称える回数を 増やすようにしてみました。 息の吸い方は同じなんですが、 息が切れそうになっても もう少しだけ続けてみると だんだんと回数が増えて、 いつの間にか 10回以上続くようになりました。 よく観察してみると

          なむなむポッケ~一息で何回言える

          お念仏の会を紹介します

          お念仏の会は、浄土宗の教えであるお念仏を慶運寺の本堂に集まった人たちでお称えする会です。 2019年の春に始めましたので、6年目を迎えていますが、途中コロナ禍による中断もあり、最近少しずつ再開してきたところです。 現在は、毎月 第1土曜日(1月と8月を除く)の午後3時から開催しています。受付はありませんので、誰でも本堂に直接入って一緒にお念仏を称えましょう。 お念仏とは、なむあみだぶと声に出して繰り返し称えることをいいます。お念仏の会では、10分間と決めてお称えしていま

          お念仏の会を紹介します

          なむなむポッケ〜彼岸の入り

          聞けば何でも教えてくれる なむなむポッケが始まるよ 9月19日は彼岸の入りです。 この日から7日間が 彼岸の期間となります。 この頃、太陽が 極楽浄土のある 真西に沈むので 亡くなった先祖を思い お墓参りをします。 では、彼岸とは どういう意味でしょうか? 文字通り「彼の岸」 つまり、向こう岸という意味です。 向こう岸とは、 私達の暮らす世界から 川を渡った向こう岸、 あの世ということになります。 人は亡くなると 川を渡って 新しい世界に 暮らすようになりま

          なむなむポッケ〜彼岸の入り

          なむなむポッケ~秋の日はつるべ落とし

          聞けば何でも教えてくれる なむなむポッケが始まるよ 今年は、例年になく 暑い日が続いていますが、 いつの間にか、 蝉の声が ツクツクボウシに 変わっています。 毎夕入相の鐘を撞いていると 日に日に日の入り時刻が 早くなっていることに 気づきます。 秋の日はつるべ落とし つるべとは、 井戸の水をくむための 紐のついた桶のことで、 時代劇などでは、 時々見かけます。 秋の日は、 西に傾いたかと思うと あっという間に 沈んでしまいます。 まるで、井戸の中に すとんと

          なむなむポッケ~秋の日はつるべ落とし

          紅白の百日紅あり慶運寺

          紅白の百日紅あり慶運寺

          なむなむポッケ~見るジャン

          聞けば何でも教えてくれる なむなむポッケが始まるよ 見るジャンという言葉を 聞いたことがありますか? 見るジャンのジャンは マージャンのジャンです。 自分ではマージャンをしないけど、 推しの選手やチームを応援する 見るだけのファンが 増えているらしいです。 自分ではしないけど、 テレビなどで見て 応援するところは、 野球やサッカーと 似ていますね。 かつては、負のイメージが 強かったマージャンですが、 最近は、プロの試合が テレビ中継されたり、 パブリックビュー

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          なむなむポッケ~本堂には何がある?

          聞けば何でも教えてくれる なむなむポッケが始まるよ 前回のお寺に行ってみようでは、 山門を入って 境内を見て回ったのですが、 今回は、メインの建物である 本堂の中を 見てみましょう。 いったい、本堂の中は どうなっているのでしょう? まず、本堂の正面入口は 階段になっているので、 階段の下で 靴を脱ぎます。 土足で上がってはいけません! 本堂の入り口が開いているのは、 お寺の行事がある時と、 年回法要などの時です。 年回法要は、本堂が 貸し切りになっているので、

          なむなむポッケ~本堂には何がある?