tenten2021

趣味の美術鑑賞や映画鑑賞の感想など書いています。 あと、趣味の範囲でイラストなども描いているので、おいおい発表していければと考えています。 よろしくお願いしますm(_ _)m

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『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に出席して来ました。

公民館の小さな多目的ホールで行われた『トキワ荘のまち4コママンガ大賞』の授賞式に参加して来ました。 ※作品は以下のホームページに『クリスマス・プレゼント』という作品名で掲載されています。 https://tokiwaso.tokyo/tml/yonkoma/2023/index.html 以前応募した4コマ漫画『クリスマス・プレゼント』が入賞したので参加したのですが、式には豊島区長や審査員長のしりあがり寿さんが参加していました。 授賞式ではしりあがり寿さんから直接賞状を渡し

    • 『池上彰の宗教がわかれば世界が見える(著:池上彰)』〜ニュースを深掘りする鍵は宗教にあり。宗教がもたらす政治と社会の隠れた影響力

      【内容】仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教についての解説、及び7人の宗教家や思想家など第一人者にインタビューした本。 【感想】宗教と政治、その交錯点を見つめる 麻生太郎氏が総理大臣に就任した際、海外では「日本初のクリスチャン総理大臣の誕生」と報じられたことをご存じでしょうか?
日本国内ではほとんど触れられることのなかった視点ですが、欧米圏では政治家の宗教が大きな注目を集める重要な要素だとされているそうです。 この本に書かれたこよ指摘を読んで、バラク・オバマ氏が大統領選

      • 『メンタリスト(ドラマシリーズ 1stシーズン 第1話)』〜緊張感の嵐!トップスピードで展開する第1話の魅力

        視聴環境:U-NEXT ※ネタバレします。 【内容】 元詐欺師の霊能者と偽り活躍していた人物が、カリフォルニア州捜査局のコンサルタントとして 事件を解決していく。 【感想】 ドラマ冒頭、いきなりトップスピードで事件から殺人が起こり、そこに破天荒な捜査局のコンサルタントのパトリックが登場して、事件が発生し、さらに殺人が起こるという衝撃的な展開の中、破天荒な捜査局のコンサルタント・パトリックが登場します。しかし、驚くべきことに、パトリック自身がさらなる殺人の引き金に… 初め

        • 『教養としての生成AI(著:清水亮)〜生成AIについて、生成AIと書いた、生成AIの本

          【内容】 生成AIの成り立ちと現状、その活用方法を説いた本。 【感想】 この本は、生成AIを活用して、わずか10時間で第1稿を書き上げた作品とのことでした。
生成AIサービスであるGPT-4に文章を書かせ、その結果に著者が手を加える形で、AIとの対話を通じて執筆を進めたそうです。そのプロセスを経たからこそ、著者はすでに生成AIを巧みに使いこなしており、AIについての記述にも実感や皮膚感覚のようなものが感じられました。 この本ような執筆方法や、それを通じて得られる新しい感覚は

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        • 『メンタリスト(ドラマシリーズ 1stシーズン 第1話)』〜緊張感の嵐!トップスピードで展開する第1話の魅力

        • 『教養としての生成AI(著:清水亮)〜生成AIについて、生成AIと書いた、生成AIの本

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          『ラ・ラ・ランド(映画)』~この映画には“魔法”がある。エマ・ストーンが生み出すリアリティの魔法

          視聴環境:Amazon prime video ※ネタバレします。 【内容】 俳優志望のミヤと、ジャズピアニストのセブの恋愛物語。 【感想】 『ラ・ラ・ランド』は、以前一度だけ観たことがあった映画で、久しぶりに観直しました。その中で改めて「魔法が起きている映画だなあ」と感じました。 恋愛ものとしては定番のパターン――初めは嫌い合っている二人が次第に惹かれ合い、結ばれていく――ですが、この作品はそこへの持っていき方が秀逸です。楽曲の美しさ、役者の魅力、そして何気ない演技に

          『ラ・ラ・ランド(映画)』~この映画には“魔法”がある。エマ・ストーンが生み出すリアリティの魔法

          『ロジカルダイエット 3か月で「勝手に痩せる体」になる(著:清水忍)』〜食事が9割、無理なく続くダイエット法

          【内容】 トレーナーである著者が、太らない身体になることを目指すダイエットの方法論を解説した本。 【感想】 言われてみれば確かにといった常識論を丁寧に解説しながら、結果として説得力のある方法論に落とし込んだ本でした。 最近、加齢もあって以前と同じ生活をしていても、太りやすい体質に変わって来たこともあり、手に取ってみた本なのですが… とにかく書いてあることが、論理的で、具体的でした。 例えば男性だったら、カロリー計算してみると、案外ご飯を大盛りにしないとか、おかわりしないと

          『ロジカルダイエット 3か月で「勝手に痩せる体」になる(著:清水忍)』〜食事が9割、無理なく続くダイエット法

          『こころ』(著:夏目漱石)〜百年の時を超えて、永遠の引きこもりの先生の「こころ」について

          ※ネタバレします。 【内容】 引き篭もりの「先生」と大学生の「私」との交流と、その後、「私」に送った「先生」が自殺に至る経緯をまとめた長い遺書で終わる小説。 【感想】 学生時代から何度か挑戦しつつも挫折を繰り返し、干支が二巡以上する期間を経て、ようやく『こころ』を読み切りました。 調べてみると、『こころ』は2016年時点で新潮文庫版が718万部を発行し、日本の文庫で最も売れているとのこと。文庫と全集を合わせると、1994年にはすでに2000万部を突破していたそうです。

          『こころ』(著:夏目漱石)〜百年の時を超えて、永遠の引きこもりの先生の「こころ」について

          『日本のアートディレクション展 2024(銀座グラフィックギャラリー)』〜時代を映す広告デザイン展

          【内容】 アートディレクターによる年次公募展が日本のアートディレクション展。 【感想】 タイミングが合えば足を運ぶこともある展示ですが、例年は、大御所デザイナーがいつもの感じでデザインしているという印象が強かったです。しかし、今年は個人的にいくつか面白いと感じるデザインが目に留まりました。 2階ではCMを中心とした映像が流れていましたが、最近はテレビをほとんどネット配信動画の視聴にしか使っていないため、観たことのないCMばかりでした。不景気が続いているとはいえ、テレビCMに

          『日本のアートディレクション展 2024(銀座グラフィックギャラリー)』〜時代を映す広告デザイン展

          『ありえない仕事術(著:上出亮平)〜“ビジネス書”の顔をした物語——読後に残るモヤモヤの正体

          ※ネタバレします。 【内容】 「ハイパーハードボイルドグルメリポート」などの番組を作っているテレビディレクターによる仕事術ぽく作ったモキュメンタリー本。 【感想】 この本の「仕掛け」を知らずに読み始めたのですが、途中からフィクション色が強くなっていきました。著者が取材相手であるALS患者と接する中で、その患者から自殺の手助けを依頼される展開が描かれていきますが、実名で著者が登場するビジネス書風の体裁にしているに頼りすぎていて、物語としての弱さや、もう一工夫が欲しいと感じま

          『ありえない仕事術(著:上出亮平)〜“ビジネス書”の顔をした物語——読後に残るモヤモヤの正体

          『グレイテスト・ショーマン(映画)』〜現代版フラッシュダンス?『グレイテスト・ショーマン』が賛否を分ける理由

          視聴環境:Amazon prime video ※ネタバレします。 【内容】 幼い頃から貧しい環境で育ったアメリカ人のバーナムが、ショーのプロデューサーとして成功と挫折を経験し、再び立ち上がる姿を描く。 【感想】 冒頭のミュージカルシーンでは、主人公の波乱に満ちた前半生を一気に描き、いきなり最高潮の盛り上がりで観客を引き込みます。ミュージカル映画は、才能ある人々が時間と費用をかけて制作しているからこその説得力が感じられました。 時代の問題意識を反映したストーリーの構成は

          『グレイテスト・ショーマン(映画)』〜現代版フラッシュダンス?『グレイテスト・ショーマン』が賛否を分ける理由

          『ルックバック(アニメ映画)』〜『ルックバック』の深淵を覗き込む:心の奥底を揺さぶられた映画体験

          視聴環境:Amazon prime video ※ネタバレします。 【内容】 漫画家目指す小学生の藤野は、引き篭もりだった京本と共同で漫画を描いていくことになり… 【感想】 映画館で公開当時に観て、物凄い何かを感じました。その作品が、Amazon prime video で配信始まったので、観直してみました。 自分が何でこの作品をみることで、こんなに心を揺さぶらされたのか、確認してみたい… 映画館の入場特典の漫画のネーム(下書き)や、漫画、ラジオやYouTubeのイン

          『ルックバック(アニメ映画)』〜『ルックバック』の深淵を覗き込む:心の奥底を揺さぶられた映画体験

          『それでもなぜ、トランプは支持されるのか―アメリカ地殻変動の思想史(著: 会田 弘継)〜ディストピアはもう現実?現代アメリカの悪夢

          【内容】 ドナルド・トランプはなぜアメリカで支持されるのかを、歴史的な経緯を踏まえて解説の書。 【感想】 またしても、メディアに騙されたような気がします。 日本の報道ではカマラ・ハリスが優勢というニュースばかりで、私も「8割方ハリスが大統領になるだろう」と思っていました。開票が始まって数時間後も、両者が拮抗しているとの報道が続き、やはりハリスが勝つのだろう、もしトランプが負けたらまた暴動や裁判沙汰になるのでは…と勝手に想像していました。 しかし、ふたを開けてみれば、トランプ

          『それでもなぜ、トランプは支持されるのか―アメリカ地殻変動の思想史(著: 会田 弘継)〜ディストピアはもう現実?現代アメリカの悪夢

          『テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする展 Terence Conran:Making Modern Britain(東京ステーションギャラリー)』〜ユニクロも影響を受けた?当たり前すぎて気づかない、コンランが生んだ普遍デザインの秘密

          【内容】 イギリスの家具・インテリア・デザイナー、雑貨店・レストラン経営者のテレンス・コンランの回顧展。 【感想】 「物を売るんじゃなく、生活スタイルを売る」 「いいデザインとは、98%の常識と2%の美学から生まれる!」 これはテレンス・コンランが生前語った言葉だそうです。 家具やインテリアデザイナーとしてキャリアをスタートした彼は、その後ライフスタイルショップやレストランを経営し、どの分野でも成功し、デザインした商品は作られ続け、ビジネスは継続しています。 展示されていた

          『テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする展 Terence Conran:Making Modern Britain(東京ステーションギャラリー)』〜ユニクロも影響を受けた?当たり前すぎて気づかない、コンランが生んだ普遍デザインの秘密

          『一休フォーラム 「一休と女性たち」 (学士会館 202号室)』〜遊女、禅僧、そして風俗画。中世の日本が現代に語りかけるもの

          【内容】
一休と、晩年を共にした女性・森女(しんにょ)について、一休を巡る後世の創作や、その影響が浄土宗や浄土真宗に及ぼしたもの、また中世日本における遊女の社会的地位や役割についての講演。 【感想】
一休に関するフォーラムが開催されると聞いて興味を持ち、参加しました。また、開催場所が学士会館で、以前から前を通るたびに中が気になっていたこともありました。建物内は大理石やステンドグラスで飾られていて、趣深い雰囲気がありました。こうした機会でもないと訪れることはなかったかもしれず

          『一休フォーラム 「一休と女性たち」 (学士会館 202号室)』〜遊女、禅僧、そして風俗画。中世の日本が現代に語りかけるもの

          『カナレットとヴェネツィアの輝き展(SOMPO美術館)〜18世紀の“映え”体験?カナレット展でたどる貴族の風景画ブーム

          【内容】 18世紀の景観画の流行画家カナレットをテーマとした作品展。 【感想】 『山田五郎 オトナの教養講座(YouTube番組)』で紹介されていたのを観て、行ってみることにしました。 18世紀の貴族が旅行ブームがあり、その記念に風景画を買って帰ることがブームになったのだそうです。カナレットはその時期に風景画を描いて有名になった画家とのことでした。 その時期がちょうど写真の登場によって印象派が登場するアカデミックな美術の前段階にあたる時期のもので、そういった意味でも興味

          『カナレットとヴェネツィアの輝き展(SOMPO美術館)〜18世紀の“映え”体験?カナレット展でたどる貴族の風景画ブーム

          『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(著:ぱやばやくん)〜自衛官が語る!極限状態で使えるストレス管理と考え方

          【内容】 元陸上自衛隊の著者が、人気Xの呟きを加筆修正した自衛官時代に学んだ人生訓をまとめた本。 【感想】 自衛官だからこそ語れる、効果的で効果のある方法や考え方が紹介されていた本でした。 実際に被災地や戦場といった極限状態に置かれることが想定される職業の人たちは、どのように考え、行動しているのか、その一端を垣間見ることができました。 特に説得力があったのは、米軍で実践されているストレス管理の方法です。(自衛隊は米軍と共同演習を行うことが多く、そのノウハウを学ぶ機会が度々あ

          『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る(著:ぱやばやくん)〜自衛官が語る!極限状態で使えるストレス管理と考え方