一時期よく齋藤孝さんの自己啓発本を読んでいました。その中で、読み物に悩んだら夏目漱石の本が良いみたいな箇所があり、日本語のテンポが良いから(たしか)です。本当かなと思い夏目漱石を読んでました。なんとなく言ってることがわかり、難しいけどたしかに面白い。私は三四郎が好きでしたね。
廃業決めたどこぞの豪商、断腸の思いの蔵ざらえ──的、ポッと出の骨董屋。刀、徽章、医具、着物…何でもゴザレの品揃え…しかも無造作な置きっぱ陳列。足下、古書が箱一杯。”漱“の一字がチラ見え…掘り起こす。『倫敦塔 外二篇』──奥付に[夏目金之助]…検印は[夏目]の朱!──モチ、即買い。