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夏目漱石の原稿用紙かわいい
夏目漱石の原稿用紙がめっちゃかわいい。
「夏目漱石 原稿用紙」で検索したらすぐに出てくる。
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ふつうの原稿用紙の半分のサイズである。
上部にハンコみたいな漢字で「漱石山房」と書いてある。
その両脇に龍の顔が向き合って描かれている。
まぬけづらだ。
愛嬌がある。
橋口五葉という、樋口一葉みたいな名前の人がデザインしたという。
浮世絵をかいたり、本の装丁をされていたようだ。
明治後期にも浮世絵師がいたのだな。
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むかしの作家というのは原稿用紙を特注したものなのだろうか。
自分のなかで原稿用紙特注の人というと、立花隆しか思い浮かばない。
今後は原稿用紙のデザインに注目していこう。
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現代の作家はどうか。
執筆はパソコンにWordだろうから、個性の出しようがない。
せいぜい、パソコンをステッカーでデコるぐらいではないか。
しかしそれでは巷の野良プログラマーと見分けがつかない。
私がもし作家になったら、きっとノートパソコンを知り合いのデザイナーに預けよう。
作家になる頃には、いい感じのデザイナーの知り合いの一人や二人、できているだろうから。
そして、まぬけドラゴンが描かれた、いい感じのパソコンに仕立ててもらおう。
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