この本を手にすれば 豪華客船で美酒を口にして ゆったりと揺られているような 気持ちになる 古今東西・酒の旅 日本酒もブランデーも極上ものは 味が水に近くなる 東北の酒は 仏ボルドーの白葡萄酒の香りがする 缶入りのほろ酔いジントニックを 飲みながら読めば さらに酔い心地となる
吉田健一先生によれば 「犬が寒風をよけて日向ぼっこをしている」 ような境地が最上の酔い方だという。