something2021

雑学が趣味。本も大好き。心房細動、不整脈持ちで、毎日、薬を飲んでいる。フィルムカメラは、大好きだが、なかなか撮影も出来ずに、除湿剤の入れ替えに精が出る始末。

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最近の記事

立冬とともに冬が来る

ついこの間まで、残暑というか、信じられない気温だったのが、秋を通り越して、冬のような朝の気温に驚いているが、暦は、しっかり立冬なのだから、当然といえば、当然。 じゃあ、立秋の時には、秋風が吹いたのかと、天に向かって文句を言ってみても始まらない。 寒さは、苦手である。猛暑か、極寒かと選択を迫られたら、問題なく自分は、猛暑を選ぶ。 理由は、全く個人の感想ですが、「寒いと悲しくなるのである。」お前、いい歳して何に言ってんだと突っ込まれても、「悲しくなるのである」 では、どうして「

    • 製鉄と工場見学

      父が、八幡製鉄(今の日本製鉄)に勤めていた関係で、自分は、子どもの頃に起業祭と言う工場の記念日の祭りで製鉄所を見学している。 やっぱり迫力がある。あのもの凄い熱を帯びた銑鉄が、板状になり、その厚みがどんどん薄くなっていったりするのを見た。なんだか、とんでもないことが、ここでは普通に起きていると思った。 その後、自分の仕事上、他の人に比べて、けっこうな工場見学をしていると思う。ソニーのVTR組み立て工場、トヨタの豊田市の工場。日産の追浜工場。豆腐の製造工場、ヤクルトの工場。サ

      • 日々過ぎていく

         夏目漱石の作品が好きで、よく読んできた。中でも、次に引用する『硝子戸の中』は、朗読カセットブック(のちにCD盤も)まで、購入して愛読、愛聴するほどの作品だ。  ここは、漱石が、彼の持病について、他人から容態を訊ねられたことから、思索したことの抜粋である。読者の自分には、太字の部分が、ものすごく心に響いた。朗読版の日下武史さんの渋い声で、今でも、いつでも、思い出すことが出来るほどである。  誰もが、必ずいつか死ぬ。それを知って、ものすごく怖くなった小学生の時、誰もが、みん

        • 23日の深夜0:30に別居の母が救急搬送されたと、連絡があった。その夜、晩酌をしていた自分は病院に行けずに朝まで、付いて行ってくれた弟とメールで連絡をとった。偶然、自分1人しか家におらず、全く動けない。幸い、24日の日中に見舞うと命に別状なく、ほっとした。

        • 立冬とともに冬が来る

        • 製鉄と工場見学

        • 日々過ぎていく

        • 23日の深夜0:30に別居の母が救急搬送されたと、連絡があった。その夜、晩酌をしていた自分は病院に行けずに朝まで、付いて行ってくれた弟とメールで連絡をとった。偶然、自分1人しか家におらず、全く動けない。幸い、24日の日中に見舞うと命に別状なく、ほっとした。

          ああ、急に秋の終わりのように気温が下がる。

          ああ、急に秋の終わりのように気温が下がる。

          物欲の系譜4 campusノート

          大学ノートといえば、コクヨのキャンパスノートがある。もちろん、他にも、優れたノートは、たくさんあるので、campusノートをひたすら礼賛する記事ではないです。 個人的な思い出があるノートとして、書いています。 このリンクにあるように、1975年に誕生したcampusノートを当時、中学生だった自分が使い始め、結局、今に至るまで、他のノートも併用しつつ使い続けているのです。 他のノートに比較して、どうして、自分が使い続けているかというと、その丈夫さと書きやすい紙質だと思います

          物欲の系譜4 campusノート

          『手のひらのトークン』安西水丸 良い本は絶版です

          図書館で、借りて一気に読んで、じんわりと自分の心が、なんとも言えない青春時代に戻ってしまった。別に自分は、ニューヨークに行ったこともないし、仕事もイラストレーターではない。でも、 安西水丸さんの90%は事実ですというこの小説には、あの頃がわかるだけに、キュンとなった。 ああ、こんな気分は読書だけが、連れてきてくれる。 そして、そんな本は、絶版です。

          『手のひらのトークン』安西水丸 良い本は絶版です

          また残暑が来た。蒸し暑い。

          また残暑が来た。蒸し暑い。

          この面白さは、なんだ

          柴崎友香さんの『百年と一日』です。 どう言えばいいかな。 短編集と言うか。 小品33編である。ネタバレな表題を読んで、読んでいくと当然だが、ネタバレから逸脱はないのだが、面白い。百年にもわたるような三世代にもわたる物語が、僅か数ページで、深く語られる。 とにかく自分は、ネタバレな紹介はしたくないので、こういう表現しかできないが、雑誌「ちくま」に連載された頃も、読んでいたのだが、初読のように(全く忘れていた)楽しく読めた。 こういう本に出会えると、美味しいお酒の銘柄を一つ知

          この面白さは、なんだ

          1日の中で、時間の進み方が変わる?

          体感時間という方が良いかもしれないのですが、自分は経験上、こんな風に感じていますが、みなさんは、いかがですか? 休日(勤めている日も似ていますが) 朝10時までは、時間の進み方は遅く感じる。 「まだ、9時だ。」 10時から正午迄は、少しずつ時間の進み方を速く感じ始めるが、まだゆったり。 「おっと、11時半か。まだ昼迄、30分ある。」 午後は、どういう訳か、3時が直ぐにやってきて、4時半までは、体感45分くらいに加速される。 「あっ、もう、こんな時間になっている。今日は、

          1日の中で、時間の進み方が変わる?

          意味なく思い浮かぶ

          発想とか、アイデアとかには、全く関係ないけど、脈絡もなく関係もない言葉が浮かぶことがありませんか?自分は、あります。そんな言葉をいくつか挙げてみます。 「外から、ドンパチやったって、埒開かないのよね。」 「あたり前田のクラッカー」 「帝尭とうとうしは、帝こくの子なり」 「違いがわかる男」 「御旗楯無 御照覧あれ」 「春すぎて夏きにけらし白妙の」 「荒野は、どこに行っても、僕のふるさとだ。ロンサム.カーボーイ」 「そこ いちりきやのほいのまつドンドン」 「海が見えた。海が見え

          意味なく思い浮かぶ

          物欲の系譜3 『万年筆』とは、永遠のおもちゃ

          誤解を解いておきたいのですが、「おもちゃ」と言う言葉を賛辞として使っています。 これだけ人生を豊かにしてくれて、自分の思いを文字に変えてくれる役割を、深い満足感とともに叶えてくれるものは、そうそうないです。 飲酒後に使っても、事故を起こすこともなく、ガソリンと違って、インクは火災を起こすこともない。いくつかのコレクションを持ったとしても、それほどの場所をとるわけでもありません。 ああ、書き味とかの話から、ずいぶんと離れている。 また、今度にします。

          物欲の系譜3 『万年筆』とは、永遠のおもちゃ

          YUKARI 鈴木涼美 これは面白い(読後メモ)

          この作者は、NHKラジオ『飛ぶ教室』で紹介されて(番組で高橋源一郎さんと対談)気になっていたので、図書館で見つけて、直ぐに読んだんです。 まあ読んでいて止まらない。書簡形式と言うか、読者は、主人公(女性)が、数人の男性に宛てた手紙を読むことで、状況を掴み、そして女性の心を読むと言う(あまり書くとネタバレしそうで)作品です。 まあ面白いんですね。 これ、読者の年代によって、受け止め方が違うと思うけど、なんだか、こちら(男)の心が見透かされているような感じもします。 暑い日

          YUKARI 鈴木涼美 これは面白い(読後メモ)

          「ひとがそんなに便利になれるわけない」by セイラ・マス 

          この言葉は、機動戦士ガンダムの最終回で、アムロ・レイのニュータイプとしての覚醒前の時に、絶望感に押し潰されそうなセイラが、つぶやく言葉である。 まさに、ずっと以前から、人間は、お互いに分かり合えるということが、不可能か可能かで、ずっと悩んできた。ここで、なんだかんだと、書こうとは思わないが、自分は、セイラが選んだ言葉(厳密には、脚本家)が、『便利』という事だった。 便利って言葉に、まかせていいのかな? そう思った。 機動戦士ガンダムの中で、勢いが好きで、ときどき唱えてし

          「ひとがそんなに便利になれるわけない」by セイラ・マス 

          梅雨入り前に

          図書館で、あじさいの花をみた。この色が好きだ。 色合いも、違うが、それはそれで味わいがある。大好きなカサブランカの純白とは異なる、この混色の色合いは、変化の美しさだと思う。 今年も気づけば、、今月が過ぎれば、半分終わる。

          梅雨入り前に

          娘が、なんと3回目のコロナ罹患となった。

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