◆ 対象について即物的利用効用を主張する側は、記号的利用効用を主張する側にアプリオリに劣後するという法理(公192頁) 二種類の公共空間(公193頁) ①政治・記号行為を行う(資する)場(議会、広場、公道) ②物を占有間で交換する(資する)場(公道・公水路、信用・市場システム)
◆国際情勢 現下の状況は諸国家等が集団的諸連合を作り割拠し、相互恐怖の危い抑制と均衡で身を固める図である。あっちが優位になりそうならこっちだって拡大する、という風に。しかし必要なのは、小さな国際公共空間を漸進的に作り育むことではないか(ガス等資源ライン、陸海空の通航路ライン等)。