#3-1 QURUWA（くるわ）とは
こんにちは。
先週末１/19は、お隣の西尾市でフルマラソンの大会「第３回にしおマラソン」に出ていたため、noteはお休みしていました。
おかげさまで、直近の目標だったサブ４（４時間以内にゴール）を達成できました。この達成感はすさまじかったです‼
右ひざの内側側副じん帯に痛みが残っていたため、大会の前々日まで棄権しようとしていましたが、妻が「何でやる前からあきらめてんの、やってみないとわからないでしょ。走ってみてダメだったら途中で棄権すればいいんじゃない」とごもっともなアドバイスをいただき出走してきました。
25㎞くらいまでは順調で「これはいけそう」となって思っていましたが、25㎞過ぎたくらいから徐々にペースを落としていきました。ひざに痛みがあったため、12月中旬くらいから十分に練習できていなかったのが主な原因。何度か止まって、つりそうな足を延ばしながら何とか最終的にゴール！
タイムは３時間59分08秒と、なんとサブ４達成です。
後半、あまりにもしんどかったので、ゴールした瞬間に少し涙しました。
本当つらかったー。でもつらかった以上に、完走&サブ４達成で、本当に走ってよかったなーっと。妻に心から感謝です。
改めてフルマラソンに何故トライしたのか、フルマラソンのための準備はどのようなことをしているのかなど、別の機会にnoteにまとめていきたいと思います。
本題に入る前に整理しておきたいことがあります。
タイトルに＃Noが書いてあると思いますが、
いくつかのテーマに分けて番号を振っていまして、整理すると次のとおりです。
#1：プライベートの発信｜自己紹介、趣味などいろい
#2：ビジネス関係の発信｜ジブン株式会社ビジネススクール、LDL関係などいろいろ
#3：QURUWAのこと｜QURUWA戦略についていろい
前段が長くなりましたが、今回は、わたしが行政職員として、立ち上げ（立ち上げは一部のみ担当）から現在の推進フェーズまで（現在担当して12年目）関わり続けている、QURUWA戦略の概要について書いていきたいと思います。今回はその前段の部分としてQURUWAについて書いていきます。
では本題に入ります。
QURUWA戦略は、岡崎市が公民連携で進めているウォーカブルなまちを目指す都市戦略です。今回はそんなQURUWA戦略のうち「QURUWA」について、特に現在リリースされているネットなどの情報は二次情報だと思いますので、行間となるメタ的要素＝一時情報についてお伝えできればと思います。
なお、一時情報については個人的な考えや解釈も含まれているため、そのあたりはご理解いただけるとありがたいです。←人事課から注意があったため記載していまーすm(__)m
QURUWAとは
QURUWAとは
市がリリースしているQURUWA戦略のP3に書かれている内容は次のとおり。
QURUWAとは
• 岡崎市中心市街地の多様な魅力を味わうことができる約３kmのまちの
主要回遊動線。
• 名鉄東岡崎駅、乙川河川緑地、桜城橋、中央緑道、籠田公園、りぶら、
岡崎公園など公共空間の各拠点を結ぶ主要回遊動線。
• 岡崎城跡の「総曲輪（そうぐるわ）」の一部と重なること、また、動線が
「Q」の字に見えることから、「QURUWA」と命名。
QURUWAとは、上のマップにおける、岡崎市の中心部のまちの、比較的まとまった公共空間の拠点を結ぶ、Qの字を描く主要回遊動線のことです。黄色の帯の部分ですね。
公民連携まちづくりを推進するエリア＝QURUWA地区
さらに、上のマップの外枠の赤線はQURUWA戦略を具体的に推進するエリアとなり、「QURUWA地区」と呼んでいます。この赤線はどのように設定したかというと、岡崎市が過去にリリースしていた「岡崎市中心市街地活性化ビジョン（過去のリンク先が消えていて見れませんm(__)m）」+「乙川のかわまちづくりを展開するエリア」+「岡崎城の城郭のエリア」として設定しました。
このQURUWA地区（赤枠）と主要回遊動線（黄色の帯）は、市民目線だと、どちらが重要だと思いますか？
わたしの考え方は、QURUWA地区<主要回遊動線、です。
なぜかというと、赤枠のQURUWA地区は行政が設定した線になります。行政目線で、過去のまちづくりを踏まえ、制度を適用したり、業務の範囲を明確にして、行政としてこのまちづくりをより明確にするための線になります。
しかしながら、その境界線があるかどうかで市民の暮らしは変わりますかね？決してそんなことはないと思います。線の内側と外側での違いは２つありまして、
❶行政が用意する制度（都市利便増進協定など）が使えるかどうか。
しかしながら、そのような制度は乱発して使われるものではありません。
❷担当部署の職員が積極的に動けるかどうか
こちらについては違いになるかもしれませんが、具体的に境界線の少し外側で何か起きたとことはないので、今のところ大した話ではないです。
一方で、主要回遊動線には、籠田公園、乙川、中央緑道、桜城橋など行政がこれまで投資してきた、デザイン性を高めてた活用しやすい公共空間がたくさんあります。ってことで、重要なのは明らかに主要回遊動線の方なのです。この主要回遊動線上やその周辺で、いかに投資や活動を密集させるか。Ｑの字はとても重要なのです。
QURUWAという名前の由来
岡崎城跡の「総曲輪（そうぐるわ）」の一部と重なること、また、動線が
「Q」の字に見えることから、「QURUWA」と命名されました。
QURUWA戦略を進めるうえで、重要なデザイン会議という、主要な民間事業者、アドバイザー、行政が一同に会する会議の場で、総合プロデューサーの清水義次さんから提案いただき、その場で「ひとがくるわくるわ」なんて話もあり、とても盛り上がったのを覚えています。
QURUWAってどこにあるの？
初めての方は「QURUWAはどこにあるの？」と思われるかもしれませんので、その場合はこちらからどうぞ。
最寄り駅は、名古屋鉄道の東岡崎駅です。東岡崎駅はQURUWA地区（＝QURUWA戦略を進める範囲）の中にあります。
具体的な場所の詳。はこちらのグーグルマップからどうぞ。
地域の経営資源を活かす
QURUWAには、大きく４つの経営資源があります。
❶歴史：岡崎城の城郭（別名＝総ぐるわ）と重なっています。
参考に岡崎城は全国で４番目に大きな城郭だったそう。
❷自然：まちなかにも関わらず乙川（おとがわ）の雄大な自然があります。
川幅は約120ｍ。四季を通じて、植物、生物などと出会えます。特に野鳥
が多い印象。
❸地形：河岸段丘など、地形を体感できます。ブラタモリ的な感じですね。
❹ひと：中心市街地で商業エリアであるため、戦後から積み重なってきた
ひとびとと、その生業があります。
これらの経営資源を活かしながら公民連携でまちづくりを進めています。
QURUWAの大きさと、歩くを補完するモビリティ
QURUWAのザクッとした大きさですが、面積は約157ヘクタールありまして、ぐるっと回ると１周約３㎞あります。全て歩きだとなかなかきついです。そのため、自転車で回るととても気持ちがよいですね。
ウォーカブルなまちを目指す際に、「歩く」を補完するこういったモビリティはとても重要だと思います。
QURUWAを回るときはサイクルシェアを使おう
岡崎QURUWAにお越しの際はぜひこちらのサイクルシェア「ハローサイクル」をご利用ください。電動自転車ですので、とっても快適です。まち乗り最強って感じです。
ポートも市内に22カ所もあります。どのポートでも乗り降り自由。乗り方は、HELLOCYCLINGのアプリに登録してクレジットカード紐づけでもよいですし、もしくはPayPayがあれば簡単に乗れます。
公共空間の拠点とは
公共空間の拠点とは、名鉄東岡崎駅、乙川（おとがわ）河川緑地、桜械橋（さくらのしろばし）、中央緑道、籠田公園、図書館交流プラザりぶら、岡崎公園乙川、籠田公園のことです。こういった、公園、道路、河川などの公共空間のことです。QURUWAの中にはこういった、多様な活用できる公共空間があることも特徴の一つ。みなさまの「これやってみたい」に合わせて選ぶことができます。QURUWAの中にある各公共空間については、改めて別の機会にnoteに書きたいと思います。
最後に各公共空間についてイメージと内容がわかるリンク先を貼っておきますね。
本日のnoteはここまでにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回以降にこの続きとなる「QURUWA戦略について」書いていきたいと思います。
気になった方はぜひ視察に来ていただけるとうれしいです！
やはり現地を見るとQURUWAの解像度は圧倒的に高まります。
官民両方の実践者のお話を同時に聞けて、まち歩きをセットにしたメニューを複数そろえていますので、ぜひご利用ください。
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ではではー✋