小樽、薮半。 小樽駅前の大通りを一本だけ裏道にある酒房。 小樽の古き良き栄華がそのまま実在する。 決して反体制派ではない。 ただ、不撓不屈貫いた人間には尊敬と憧れを抱いてしまう。 この道を多喜二が歩いたのかと思うと、悲しみと悔しさが湧き上がる。 必ずまた訪れる道と名店です。
■バカの表現集 漁夫だって、何時迄(いつまで)も木の根ッこみたいな馬鹿でねえんだな。面白くなるど! ――小林多喜二「蟹工船」