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【料理エッセイ】業務用マルタイ棒ラーメンで作るネギ油そばが目玉飛び出るほどウマい! 真っ黒だけど意外と苦くないんです。
去年、わたしの中でベストバイな商品は業務用マルタイ棒ラーメンだった。一緒に買った創味白湯スープで無限替え玉を試したことは記事にして、お陰様でたくさんの人に読んで頂いた。嬉しい! その後、豚骨スープがなくなってからも棒ラーメンだけはリピートしている。 インスタントの麺よりも生麺に近く、ストレートのツルッとした食感がいちいち楽しい。様々な場面で重宝している。 寒くなってからは鍋の〆に入れると間違いない。寄せ鍋でもキムチ鍋でも豆乳鍋でも、ちゃんとその色に染まってくれる
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【料理エッセイ】資さんうどん両国店、1時間以上並んだのにうどんと蕎麦を同じ窯で茹でていると知って、そばアレルギーのわたし、絶望……
資さんうどんが東京進出を果たした。 これは行くしかないとさっそく行ってきた。 ニュースを見て、長蛇の列になっているとは知っていたから、夜遅くから落ち着くだろうと20:00過ぎを目安に両国へ。だが、同じことを考えている人がたくさんいたらしく、普通にめっちゃ混んでいた。 たぶん、あとちょっとしたら、すんなり入れるようになるのだろう。でも、こういうものはお祭りみたいなものなので、寒空の下、まだかまだかと待つことにした。 目当てはもちろん、ごぼ天うどん。SNSなどで
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【料理エッセイ】島田紳助の番組はあまり好きじゃなかったけど、紳助流餃子のレシピは大好きで、20年以上作り続けている
2000年代のテレビは島田紳助が出まくっていた。圧倒的なトーク力で見たら笑ってしまうんだけど、番組内に漂う緊張感はあからさまで、個人的にその雰囲気はあまり好きじゃなかった。特に『クイズ! ヘキサゴンII』は熱血教師と彼を慕うヤンチャな生徒たちの集まりって感じで、当時、学校という組織に馴染めない高校生だったわたしにとってはトラウマを刺激する内容ですらあった。 それでも、島田紳助を嫌いになれないというか、なんなら、すべての芸人の中で一番記憶に残っているというか、たびたび思い
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【料理エッセイ】元祖ってことになっているカツレツを食べて、『劇映画 孤独のグルメ』に出てくる究極のスープに似てそうなラーメンを食べて大満足
先々週、映画も本も料理に関するコンテンツをやたらと摂取した。その関係で作品に出てきたものを食べたくなってしまったのである。 まずは『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』という本で出てきた元祖ってことになっている煉瓦亭のカツレツ。本当は元祖じゃないと言語学的な知見から疑惑を追求されていたのだが、それはそれとして、池波正太郎が幸福を感じた味と知り、普通にぐーっとお腹が鳴った。 Googleで調べれば、銀座の老舗レストランとして、いまも現役で営業中。東京に住んでいる利点