猿荻レオン

ベストゴジーニスト賞殿堂入り|ベストダツジー二スト2024受賞|犬と酒と飯|申年のしし座|福岡市在住

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人生に、文章で彩りを。

今日もあなたは、元気に悩んでいるのでしょうか。 なぜ、私は今日も文章を書いているのか、と。 産み落とされたばかりの赤子は、なぜ息をするかなんて考えていない。だから私はそれと同じで「なぜ、書くのか」ということを考える必要はないと思っています。 でもあなたは、きっと今日も必死になって、「なんで今日も私は文章を書くのだろうか」と、自分の心や頭の中を探っていることでしょう。 だから今日は、あなたと一緒にあなたが書く理由を考えてみたいと思っています。 「なぜ、生きているんです

    • 弁当をねだる高校生男子の弁当は、しょっぱい。

      「今日の弁当どうやった?」 「しょっぱかった」 これは、そんな会話が繰り広げられた日の、さらに前日のできごとである。 🍱 「おかーさん、明日、おかんの弁当が食べたい」 眩しいほどの笑顔で、高校2年生の長男が私に話しかけてきた。これ以上ないってくらいの可愛い笑顔だ。まるで、ホストがシャンパンを入れてもらおうと、渾身の笑顔を浮かべているようだ。知らんけど。我が家のNO.1ホスト、おねだりくんの瞳からは、キラキラとした星々が放たれている。つぶら星ビーム☆シャラララン☆ 息

      • 決意なんか意味がないことを知った11月21日

        11月21日(木)。天気は晴れ。 私は今日、守るべきことは守ると決意を固くしたはず、だった。 私が今日守るべきこと。それは、酒を飲まないという決意。いわゆる休肝日だ。 昨日は飲んだ。 明日と明後日と明明後日は飲む。だから、木曜日は飲まない。それは揺るがない決意だった。 それなのに、私は──。 🍺 決意が揺いだきっかけは、今日の昼休みに遡る。 イヤホンから流れてくる小難しい話を「意味がわからんなぁ。バカにもわかるように話さんかい」と聴きながら、私は昼休みの散歩をして

        • 11月20日に思い出したのは、息子たちが小さい時のこと。

          朝、8時。 の、少し前。私はスマートフォンとにらめっこをしていた。小児科の予約を取るためだ。 先週末から、小学5年生の次男の体調が悪い。微熱が下がらず、風邪症状もある。月曜日に病院に行き、薬をもらった。しかし、症状が改善せず、小児科再びである。こんな時に、ザ・リターンズはいらない。小児科はノーリターンがベストだけど、そう自分の思惑どおりにうまくいくはずもない。 私は握りしめたスマートフォンに入力可能なところまで入力して、8時になったらすぐポチった。 さながらコンサートの

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        • 66日ライティング×ランニング〜シーズン2
          7,056本
        • 66日ライティング完走者たち
          5,814本
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          73本

        記事

          砂糖つぶはスピカの隣で眠っている

          火星人が捨てた砂糖つぶ 僕はそれを拾って 口に入れた あまいのがじわじわと溶けて 唾液がひたひたとあまくなった 砂糖つぶは体の中をコロコロと転がって 僕の言葉を拾っていく 砂糖つぶはぶつかって 僕はたまに痛くなる 喉が 心臓が 胃が 腸が 火星人の捨てた砂糖つぶは いつの間にか凸凹になって 最後はこんぺいとうになった        ── どこへいく砂糖つぶ  世界が夜に支配された頃  僕の砂糖つぶは  スピカの隣で眠ってる

          砂糖つぶはスピカの隣で眠っている

          11月19日に来た突然のたよりと、自分の価値観。

          いきなり冬が来た。 最近は、予告なしで来るからたまったもんじゃない。とはいえ、立冬には入ってるんだから、いつ冬が来たって文句は言えないんじゃないかとも思ってる。 いきなり来た冬と同時に、町内活動の役員決めの案内文書もいきなり来た。 ポストに入っていた手紙を見て、「もう、食っちまおうかな」と思った。読まずに食べるというのも、一つの手ではないかと。だって、本当にめちゃくちゃめんどくさい。さらに、今回は逃げ切れるか逃げきれないか、かなり微妙な感じの立ち位置にいる。私の口からは

          11月19日に来た突然のたよりと、自分の価値観。

          カッコイイ写真が撮りたい11月18日

          カメラが欲しいと思ってる。 でも、買わない。 なぜって、カメラは高い。ものすごく高い。買いたいからと言って、簡単に買えるものではない。それに、カメラを持ってないわけでもない。きっと買いたいという衝動だけで買ったら、宝の持ち腐れになることは目に見えている。 それに、何を撮りたいかが決まっていないので、買えないと言うのもある。 料理の写真が撮りたいし、ペットの写真も撮りたい。お出かけしたら、その時に見た風景も収めたいし、街中の当たり前の景色をカッコよく撮りたい。 カメラ屋

          カッコイイ写真が撮りたい11月18日

          大根を食べ尽くす!

          冬と言えば、大根! 大根と書いて、おっきいね♡ ということで、特大ホームランが打てそうな大根を手に入れたら、食べ切るまで、大根を食べるしかない。 こんなに大きい大根を食べ切るのは大変だから、一気に食べずに冷凍しよう、と思わないこともない。 そんなふうに考えて、かつて一度、大根を冷凍してみたことがある。仕方ないことだけど、冷凍したら大根の食感が変わってしまった。なんだかふにゃふにゃで頼りなかったのを覚えている。好みの問題だが、冷凍された大根は私には合わなかった。それ以降、私

          大根を食べ尽くす!

          何もない日にミルクレープを作った11月17日

          本当に予定がない日って、たまにある。 無理やり予定を入れてもいいけど、わざわざ入れなくたっていい。 「そんなもん、てめえの好きにすりゃいいさ」って心の中の誰かが言った。誰かはよくわからないけど、聞こえた気がする。 じゃあ、予定は入れないけど、せっかくだから楽しいことをしようと心の中の私が言う。 とはいえ、息子も疲れているし、夫も疲れ気味。家でゆっくりしたいけど、ちょっとだけ、非日常が欲しい。頭の上に豆電球を灯した私は、早速、冷凍庫に眠っていた業スーのクレープを叩き起こし

          何もない日にミルクレープを作った11月17日

          11月16日は、控えめにしようと思ったんです。

          昨日は、食べ過ぎました。 そして、飲みすぎました。 いえ、飲みすぎてはいません。 二日酔いにもなりませんでしたし、適切な飲酒量だったように記憶しております。今日に備え、先に店を後にし、10時半には家に着き、なんだか不完全燃焼だった私が、再び缶ビールのプルタブを起こしていたことは、ここだけの秘密にしてください。決して、アルコール中毒ではないんです。休肝日は設けていますし、迎え酒をしたことはありません。ただ、一杯のビールが呼び水となって、夜の12時までは、思い切り飲めるだけ飲み

          11月16日は、控えめにしようと思ったんです。

          久しぶりに外で飲んだ11月15日

          今日は久しぶりに、外で飲んだ。 餌を巣穴の外に置いて誘き出されなければ、巣穴から出てこないタイプの人間なので、よほどのことがなければ外に出ない。言い換えれば、友達が少ないし誘ってくれる人がいないので、家で飲んでばかりだ、ということになるのだけれど。 今日は飲みに誘ってくれる奇特な方がいらっしゃったので、久しぶりに飲みにいくことにした。 本当は明日も早いので、一軒目で帰ろうと思っていたのに、楽しくて気がついたら2.5軒目に突入していて、慌てて帰ってきた。 せっかく記憶があ

          久しぶりに外で飲んだ11月15日

          夢を叶えるすじこ

          すじこに再会するとは、想像だにしていなかった。 一度目の出会いがいつだったかは、あまりよく覚えていない。確か10〜15年ぐらい前だと思う。出会いは近所のスーパーだった。初対面のすじこは、味のついていない「生筋子」だった。 福岡ではあまりお目にかかれないすじこを見て、私と夫が鼻息荒く興奮したのを覚えている。なぜ興奮したかと言えば、「すじこ」をほぐせば「いくら」になるらしいという情報を仕入れていたからだ。いくら好きな私たちは、いくらより安価なすじこを手に入れて、腹いっぱい、い

          夢を叶えるすじこ

          11月14日は哲学思考なわたし

          多分、中学生の時には哲学が好きだったと思う。 特に考えることがない時は、ぼーっと取り止めのないことを考えるのが好きな子だった。中学生の頃の日記に、「わたしが細胞のかたまりなら、わたしは地球という生命体の細胞の一つじゃないか」みたいなことを書いたことを覚えている。 たとえば地球が生命体だとしたら、人間は地球に住み着くガン細胞みたいなもんで、これだけ増殖すれば悪性腫瘍扱いされて、あっという間に地球から消し去られてしまうかもしれないな、と思ったりもした。できるなら、自分の生きて

          11月14日は哲学思考なわたし

          プーさんを心に飼うか迷っている11月13日

          私の中のひろゆきが暴れ出したのは、昨日のこと。 特別に何があったのかと聞かれても、特に何もなかった気がする。何かあったんでしょと聞かれれば、何かあったような気もしなくもない。多分、なんとなく理不尽だな、と個人的に感じることがあった気もしなくもない。それが、私のひろゆきスイッチをオンにしたことは、なんとなく記憶にある。 「それって、あなたの感想ですよね」 なんて、ありきたりのフレーズは出てこなかったけれど、私の中に沸いた「納得したい」という感情が、いつの間にか、相手を「納

          プーさんを心に飼うか迷っている11月13日

          ノリノリdeカジヤル

          家事なんて、正直やりたくない。 やる気、ないなり、家事、めんどい。 しかし、残念なことに我が家の家事担当は、私。 しかも夫はほとんど家事をしない、ワンオペ体制。 夫も家事をしなくもないが、旧石器時代からタイムスリップしてきたの?と尋ねたくなる内容だったりする。原始的だが、災害時は役に立つ。彼は、私の家事とは一線を画す家事オヤジである。 たとえば海から魚を採ってきて、捌いたり焼いたり。火を起こして肉を焼いたり、魚を焼いたり。小麦粉をこねて、ナンを焼いたり汗バンダリ。 頼

          ノリノリdeカジヤル

          サンタをもう一度信じたいと思った11月12日

          サンタクロースがいなくても、なにも困らない年齢になった。 私の枕元にサンタがプレゼントを置くことはないし、私が誰かの枕元にプレゼントを置いたりもしない。 今日は午後から休みが取れた。 特に予定も入れていなかったので、映画を見にいくことにした。とりあえず映画のチケットを買って、ランチを食べようと思ったけど、時間がなかったので、本日のランチはポップなコーンとなった。 バター醤油とキャラメル味のポップコーン。食物繊維もカロリーもしっかり取れるし、ごはんにもデザートにもなるんでは

          サンタをもう一度信じたいと思った11月12日