てみ

短歌、日記、随筆、映画の感想文、テレビ番組の感想文など書いています。「お題」や創作も挑…

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短歌、日記、随筆、映画の感想文、テレビ番組の感想文など書いています。「お題」や創作も挑戦中です。

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自己紹介

①どんな人  2011年7の月 会社の人間関係のトラブルで退社。    毎日、泣く、  夜、眠れない、  これはおかしいと思い精神科を受診。 「うつ病」と診断。  理由は大好きな仕事が出来なくなった事。定年までずっと仕事を続けていたかった。その思いが無くなってしまったことのショック。  本当の私はおもしろい事大好きな笑い上戸だったり、ひとこと多くて夫に怒られていたり…ゲーム、アニメが大好きな人 ②現在  SNSは、消せずにいるmixi(笑)から始まり、2008

    • 短編 総武線

      新小岩駅から総武線に乗り東京へ出る。新小岩の駅近に住んでいた。住んでいたマンションから、電車が橋を渡る音が聞こえて、それが案外好きだった。 マンションを出ると左折する。するとアーケードに入る。たくさんの店があった。私のお気に入りは、鶏肉の惣菜屋だ。唐揚げを買って、家に帰り夕飯に食べた。田舎から出てきた私は、回転寿司屋が郊外にしか無かったから、アーケード内に店があって驚いた。女性用洋品店もあり、あまりにも安くて驚いた。 マンションは、8階建てで私の部屋は3階だった。他の住人とエ

      • 紅葉から

        #シロクマ文芸部 紅葉から秋は深まる。 落葉樹は、春、柔らかい日差しの中で温かさを感じ始め厳しい冬から目を覚ます。そして、落葉樹は、新しい芽を出して、やがて芽吹いたところに花芽が出る。花芽は育ち花を咲かせる。何にも負けない綺麗な花に人間は、魅せられる。花が終わると花びらが風に舞い最後の瞬間まで人々を驚かせる。 夏になると青葉の季節。これ見よがしと青葉を茂らせ、木々の日陰に人間を暑さから救ってくれる場所を作る。 そして秋、実を付ける木々が現れる。その実は、待っていた鳥や動物た

        • 下剋上/ボケ学会

          ボス「この辺りに、新入りはいるのか?もし、いるなら挨拶しに来いと言ってくれ」 中ボス「へい、わかりやした、ボス」 野良1「新入り?あーいますにゃ。昨日、ケンカ売って来ましたにゃ。威嚇したら逃げていきましたにゃ」 中ボス「おい、お前!語尾ににゃを付けるのはやめろ。ボスが嫌がるんだよ」 野良1「はい、オーケーです」  野良2「めんどくせえな、中ボスのヤツ、ボスの機嫌ばかり、とってるにゃ」 野良1「まあな、ヤツは気が小さいにゃ」 野良2「俺たちでヤツをやっちまうか?俺

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          私が「スキ」を押す理由

          マイトン@路地裏で遊ぼうさんの、この記事を読んで、共感しました。だから、私も「スキ」の理由を書きたくなったので書いてみます。 毎日、皆さんの記事を読ませていただいて 「こんな考えあるんだ!」 「うわーこんなに丁寧に」 「わかるわかる」 「この人を応援したい」 「うん、良かったね」 「頑張ったね、頑張ってね」 「素晴らしい考察、読めて幸せ」 「大丈夫、きっと良くなるから」 「お疲れ様」 「おもしろい!!!」 「素敵すぎる」 私の「スキ」の種類です。 「スキ」をポチっとする

          私が「スキ」を押す理由

          キンモクセイ盗賊団の池

          #毎週ショートショートnote #裏お題 その池は、キンモクセイ盗賊団の棲家にある池だった。キンモクセイ盗賊団の名前の由来、一番目の頭領がキンモクセイの香りが好きだから、という事でその名が付けられ四代目の今になっても使われているとの事だ。 この盗賊団、鼻が利く者が選ばれて入団している。 『盗賊』というからには「何かを盗む」奴らだ。何を盗むのかというと、悪い奴らからお宝を盗む、いわゆる義賊だった。 「悪い奴ら」は、彼方此方にいた。表に出てはいけない裏金、小細工を屈して獲った宝

          キンモクセイ盗賊団の池

          義父母を恋ふ

          義父が今年の3月に91才で亡くなった。 年齢を考えると仕方ないことかもしれないが、亡くなってから思う。もっと教えて貰いたかった。義父は、地元の短歌サークルで活動していた。 遺品整理の時に、義父の詠んだ短歌が色紙になっているものが何枚も見つかった。 熱心に活動していることは知らなかった。 11/2〜11/4まで文化祭が開かれていたので出かけてみた。 たくさんの絵画、写真、手芸品、折り紙工作、書道などある中で、短歌サークルの出品もあったので、じっくり見てきたら、義父の詠んだ短歌を

          義父母を恋ふ

          パワースポット「沈む寺」

          #毎週ショートショートnote #沈む寺 「この地域も猫が集まるねこ寺が増えたのう」 和尚は、『何故、この寺に猫は来ないのだろうか』と不思議に思っていた。 「和尚さん、この寺にも、独自の人が集まる趣向を考えてはいかがでしょう?」 小坊主が和尚に聞いてみた。 「ふむ、ワシも考えているのだが、何がいいか、分からんのだよ」 「周り、ねこ寺ばかりですもんね。なぜこの寺に猫は来ないんでしょうね」 古文書を調べてみた和尚は、ハッとした。 なんとこの寺には、龍が住む池があったことがわかっ

          パワースポット「沈む寺」

          「詩」秋は夕暮れ

          秋の夕暮れ センチメンタルな 気分になって 人恋しい 気持ちになって 秋の夕暮れは 寂しくて ススキの穂が 風に揺れ それを見ている 私は寂しくて ....寂しくて...... オルゴールが鳴ったら 家に帰ろう 家に着いたら 電気を付けて あたたかい灯りに 癒されよう 家族と一緒に 笑いながら ごはんを食べよう そしたら 寂しい気持ちも 無くなるから 心も体も あたたかい思いに 満たされるから ※散歩さん、朗読お願いしてもいいですか🙇‍♀️

          「詩」秋は夕暮れ

          noteに関するQ&Aに答えてみます

          山根あきら様のQ&A 1 あなたのnoteにおける原点はなんですか? 📍3行日記なら書けそうかなぁと思ったことが始まり。それから書きたい事が増えて来て「お題」楽しい、短歌オモロい、創作好きかも、映画を観て感想文、たまに日記、諸々。 2 フォローするとき、より重視するのは「記事の内容」ですか? それとも「その人の人柄」ですか? 📍記事の内容です 3 あえて選ぶとしたら、あなたが自分のアカウントを運営する上で重視しているのは、「記事の内容」ですか?それとも「コメント欄の交流」

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          ショートショート「秋」と「本」

          #シロクマ文芸部  「秋」と「本」は19才の時から付き合って今年の秋で20年の節目を迎えていた。秋は、「山本秋菜」本は「牧田本郷」と言う名前だったが、 「秋」「本」と、お互いを呼んでいた。 そろそろ結婚を考えているのは「秋」だった。20年の時を一緒に過ごしたふたりだが、正式な家族になりたかった。一方で「本」は、このままでいいと思っていた。わざわざ家族というものに縛られたくない思いがあった。 「ねぇ、本、結婚するのは嫌なの?私はちゃんと夫婦になって、子どもだって欲しいの」

          ショートショート「秋」と「本」

          パラレルワールド/ボケ学会

          パラレルワールド、あると思いますか? もし、あるのであれば、どんな世界でしょうね。 1. パラレルワールドのコンビニ店員 現実世界では「いらっしゃいませ~」と言われるけど、パラレルワールドの店員は「おかえりなさいませ~」と言ってくる。こっちの店員、私のこと覚えてるの?それとも家族?ってびっくりして、よく見たら自分の顔にそっくりの店員が働いてる。 いや、それ私ですから! 2. パラレルワールドの学校の先生 現実世界で「静かにしなさい」って怒られるけど、パラレルワールドの

          パラレルワールド/ボケ学会

          映画感想文 さがす

          2022年 日本 佐藤二朗演じる原田智、佐藤二朗はこんなに深い演技もするのかと思わず見直した。私が知らなかっただけかも💦娘の楓役の伊藤蒼ちゃんも、すごく良かった。 映画は、智が金槌を振り下ろす場面から始まる。 まるで練習をしているかのように。 その智が20円足りなくてスーパーから万引きをして、楓が父を引き取りに行く。情けない親父を印象付けるかのように。 『300万円の報奨金が掛けられている指名手配犯を知っている』 そう言って智は失踪する。 楓は、必死に父を探す。ある土木

          映画感想文 さがす

          お姫様ラッコ

          #毎週ショートショートnote #裏お題 その国はラッコの国と呼ばれていた。 ラッコだけが住むラッコのためのラッコの国だった。 統治者は、ラッコの王様、 奥方と3匹の娘ラッコがいた。 ラッコの奥方は、娘の成長を楽しみにしており、貝の割り方、食べ方など教えていた。 自立心旺盛な長女ラッコ マイペースな次女ラッコ 甘えたい盛りの三女ラッコ 王様は、この中から『姫』を選ばなければならなかった。 長女ラッコは、早く自立して王様の館から出て冒険してみたかった。 次女ラッコは、何

          お姫様ラッコ

          この中にお殿様はいらっしゃいますか?

          #毎週ショートショートnote #この中にお殿様はいらっしゃいますか 昔々、関東のとある港で博覧会が開かれていた。全国から、物珍しい名品、珍品が集まり賑わっていた。 「見つかってはおらぬようだな」  殿様は、家老に話しかけた。 「はい、このような変装ですので、まさかお殿様一行とは、誰も気付きますまい。お見事な変装に御座います、殿」 殿様一行は、旅芸人風に変装していた。おしろいを塗った家臣もいて、案外、楽しんでいる様子が伺えた。 そんな時、博覧会役所に飛び込んで来た

          この中にお殿様はいらっしゃいますか?

          エピゴーネン 

          #青ブラ文学部 #エピゴーネン  ※エピゴーネンとは『独創性の無い模倣者、真似をする人、二番煎じ、パクリ』 作家の中山アキは、学生の頃から、ベストセラー作家の、江田権三の本が好きで、何度も何度も繰り返し読んでいた。 江田権三の書く世界はミステリーでありながらホラーでもあり、それでいて人物描写が細かくて、『人間ドラマ』にもなっている感動的な話を創る作家であった。 『私も江田先生のような作家になりたい』 アキは、いつしかそう思うようになり、構成を組み立て、『人間ドラマ』を

          エピゴーネン