人類進化の途上である人間の自我は未だ幼児期段階である。このように言えば「何を偉そうに」と、殆どの人々は思うであろう。物質界に依拠した世界観に呪縛されているからである。魂の進化とは眠りの諸段階の意識化でもある。これは通常の言語では説明し難い。故に私の文章も理解されがたい。
どんなに成功を収めたとしても、人生の最後の5〜10年は人知れず死闘することになると思うので、 動けるうちに精一杯、謳歌しておくことと、晩年までに人生の虚しさを一回ぐらいは体感しておくことが大事だろう。
この世の中に変化しないモノはない。常に全てが 変わりゆく。方丈記が説く。人が抗えない自然観。 長明は地獄を体験し悟り尽くした感覚で著わした。 無常観を抱きつつ自然のままに生き抜く。人生は 所詮生きづらいもの。心を安定させる術を携え、 無意味な期待をせず今を感謝しながら生きるべき
小さな頃、電車の中で、窓のすぐ外にある電線の動きが気になって堪らなかった。 固定されていたはずなのに、なぜ電車が前に進み風景が後ろに流れると、それは高くなったり低くなったりして動くように見えたのだろうか。 物理学や数学で解決できそうな話だけど、幼心に不思議な現象だった。