なすの

初随筆集『陽の響』『月の調』。noteは手軽に記事を読みあったり交流できる素晴らしい広場。 いつもありがとう。

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マガジン

  • タイトル画像に使用させていただいたクリエイターの皆様

    みんなのフォトギャラリーなどからタイトル画像に使用させていただいたクリエイターの皆様のプロフィール記事および固定された記事をマガジンとしておまとめさせていただいています。いつもお世話になっています、ありがとうございます!!

  • ご紹介いただいた記事

    Nasunoの記事を紹介していただいた皆様の記事です。 ご紹介に感謝するとともに、心響きあえたことを喜ばしく思っています。ありがとうございます!

  • 画像を使っていただいた皆様

    記事のタイトルや記事内の画像に、私の作成した画像を使用していただいた皆様の記事を紹介させていただいています。たくさんの画像の中から選ばれたご縁に感謝します。

  • わたしと共感覚

    日々noteで出会った特に共感した、心の奥を揺さぶられた記事をマガジンとしてまとめさせていただいています。 noteにはわたしの沢山の仲間がいます、常日頃その彼らから溢れんばかりの勇気と希望をもらっています。 いつも本当にありがとうございます。

  • 公式コンテスト参加作品

    note公式の企業とコラボしたコンテストへ出展した作品です。

最近の記事

  • 固定された記事

初エッセイ集「陽の響」「月の調」出版【随筆】

この度、noteでの活動3周年を迎えるにあたり、自身初となるエッセイ集「陽の響」「月の調」を出版する運びとなりました。書籍内容は、noteで連載しておりましたものの中から、それぞれ40エピソードを選ばせていただきました。それに伴いまして、誠に勝手ながら過去の一部エッセイが下記マガジンへと移動となっております。 Kindleダイレクト・パブリッシングを知り、昨年中にこれまでの記事をまとめた随筆集を出版しようと思い立ち、遅れることはや約一年余………なんとか形になりました。 ※書

    • 自分に輪廻転生はまだ早い、後悔しない生き方とは

      あの頃に戻れるとしたら、戻りたい? やりなおしたい? それとも今のままでいい? ある日ふっと、デジャビュを感じることってあるよね。 かつての記憶の断片かなって思う。 もう忘れてしまった古くかすかな記憶。 でも中には今世じゃない記憶も含まれるって言ったら信じる? もっと正確に言うならば、よく似た隣の世界で経験した記憶だとしたら? 無数かつ同時に存在する平行世界があるといったらわかるかな? 何度も人生を輪廻しているのではなく、あくまでも今という刹那を平行移動している

      • 資本主義を嫌悪しない生き方、在り方

        お金は汚い、競争はヤダ。 権力者やお金持ち、キモイ。 だからこそ、自分が美しく資本主義の中で花咲くことに意義がある。 自分だけのやり方で、自分らしい在り方で。 ビジネスは一人でだってはじめられる、アイデアさえあれば。 資本金だってそんなに必要ない、競争さえしなければ。 一番になろうとしなければ、誰かに勝とうとしなければ、きっと何か思いつくはず。 誰かの足を引っ張ったり、詐欺まがいのビジネスモデルに手を染めなくても、日々の糧を得られるはずだ。 決して楽で贅沢な暮

        • 隙あらばモラハラ

          どこもかしこも、目をやればモラハラ三昧。 犬も歩けばモラハラハザード。 現に今、モラハラ被害で苦しんでいる人の心境を慮るに心苦しい。 でもあえて今日はモラハラについて話そうと思う。 モラハラ被害者にならないためには、危険回避に対する意識がなによりも大切。夜の街の暗がりに安易に踏み込まないように、ひとりで怪しいお店に入らないように。 危険な場所があらかじめ予測できるなら、いわれずともだれも近寄らない。だがしかし、家庭や学校や職場など、ごく限られた閉鎖的な空間で逃げ場が

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        初エッセイ集「陽の響」「月の調」出版【随筆】

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        • 昴の心臓さざれ石
          10本

        記事

          自分以外はNPC(ノンプレイヤーキャラクター)

          ある日不意に思う、自分以外の人々は本当に自分と同じように生きる存在なのでしょうか。 ひょっとしたら、みんなと同じだと思いたい己の願望による、有象無象、その他大勢、一般大衆、民草たちと同じ凡人だと思い込みたいがための自己欺瞞的な幻想なのではないか。 むしろ特別なんて面倒くさいだけだから。 独りぼっちなんてつまらないし、寂しいから。 そしておそらく、自分が見ている世界とまた別のだれかが見ている世界は同じようでいて全く違っているのではないかということ。 同じ世界に生きている

          自分以外はNPC(ノンプレイヤーキャラクター)

          トップをねらえ!!2024

          生まれながらに自分は自分。 生きる意味なんて自分らしくいることに他ならない。 だからといって何もしなくていいなんてそんなわけない、ただ努力は誰かのためではなく自分のためにするのだ。努力は裏切らないというよりも、自分を裏切りたくないから………。 ………理想の自分になろうとするために、よりよい自分のために。 ただし、結果は求めなくていい。 その過程を楽しみ、後腐れなく次へ進もう。 たとえ誰にも勝てなくても。 憧れの存在になれなくとも。 周りのだれからも評価されずとも

          トップをねらえ!!2024

          あなたがいてくれてよかった、で?

          人は信念という得体のしれないものに縛られる。 「自分はこうあるべき!」 「自分はこうじゃなきゃ!」 生まれる前から完璧にプログラムされたロボットのように、馬鹿正直に明日も自己欺瞞の自分を生きる。 ゆえに、あなたはコロコロと言動が変わる他者を嫌悪する。 ある意味で、周りにも自分と同様の価値観の中で足並みを揃えることを望む。これまでも、これからも変わらずに清廉潔白であることを求める。 あたかも無常である世界に挑戦するように。 それでもなお、人が本当に刹那を生きたとき、自

          あなたがいてくれてよかった、で?

          カメリアコンプレックスと推し活の関係

          カメリアコンプレックスとは、か弱いと自分が思い込んでいる存在を庇護したくなる心理。あくまでも、自分の都合や価値観で好ましい相手に歪んだ感情を持つ、そこに相手の気持ちは介在していない。 それでもなお、「もっとこうするといいよ」「少ないけどどうぞ」とお金や物を支援する。結果、応援している相手が成長したり有名になると自分のことのように嬉しい。 地下アイドルを追いかけたり、ヴァーチャルアーティストにドネーション。ホステスやホストに貢ぐ、仮に借金してでも。 我が子の成長にしてもそ

          カメリアコンプレックスと推し活の関係

          祈りによって依り代に宿る力

          人はどうして祈るのでしょう? それは祈りの結果、自分さえも思いもよらぬ未来へと導かれるからだ。 今日は自分の中に眠り普段は忘れている、というよりも必要な時以外使わなくていい力『祈り』についてです。 不可能なことさえ可能にする力祈りの力は、たとえばその時に必要な力を授けてくれる力のことです。 とはいえ、物理法則を大きく歪めてしまうような事象を起こせるわけではありません。たとえば音速で走るとか、片手で象を持ち上げたりはできない。ともすれば、超常現象的な出来事を目の当たりにす

          祈りによって依り代に宿る力

          物を捨てられない(溜め込み障害)

          部屋が散らかり、物があふれている人は意外と多い。 私もこれまでそうした知り合いを何人も見てきましたし、実際に部屋を訪れ片づけを手伝ったこともあります。 私もそうですが、掃除や片付けが好きな人や、そもそも物を買わない、物を部屋に置きたくない人からすればおおよそ理解しがたい感覚でしょう。けれど、物をため込む気質の人も実社会では意外と普通に見える人たちです。 普通というと語弊があるかと思いますし、ゴミ屋敷のような極端な事例は別として、何気ない日常の中に潜んでいる現代の影のように

          物を捨てられない(溜め込み障害)

          彼氏彼女の事情 2024

          自分のパートナーに対し「こうするといいよ!」は禁句。 「キレイになれるよ」とか、『健康のため』とかも。 真のパートナーシップとはそもそもそういうものではなく、ありのままの自分を受け入れてくれる相手こそが誠に相性のいいパートナー。 それゆえ無理に相手に合わせようと背伸びせず、身の丈に合った相手と共に生き、波長が合わなくなれば離れるだけ………。けれど一体どういうわけか、しばしばこの当たり前のことを忘れがちなのだ。 かくいう私も若いころは、パートナーにあれやこれやと自分の価値

          彼氏彼女の事情 2024

          罪を憎んで人を憎まず、でもやはり憎い

          もう長いこと、一体どうして人間は罪を犯すのだろうと考えてきた。 この世界は複雑で、不可解で理不尽。 人間は愚かで弱く浅ましい。 もちろん私もそのひとりに違いなく、だからこそ思うことがある。 今日はそのようなとりとめのない話をしたい。 親ガチャ失敗の真相親の罪を償うのはいつも子供、だがしかし、必ずしもそうしなければならないわけではない。 親の罪の正体は、自分自身の弱さの顕在化だからだ。 罪を償うのではなく、自ら己の弱さを手放せるかが問われているのだ。 けれど若いころ

          罪を憎んで人を憎まず、でもやはり憎い

          周りに決して釣られることなかれ

          この世には、善悪など大きな意味での価値観が確かに存在している。ゆえに誰もが周りに追いつこうと焦り、何かしなくちゃって思い違える。でもそれは必ずしも自分と直接的な関係があるわけではないのだ。 きっと誰もが、うすうすそのことに気づきつつ、公の場でどうどうと自分の主義主張を公言している人たちをつい羨望の眼差しで見てしまう。彼らの信念の立派さに圧倒され自分の未熟さが恥ずかしくなったり。 ………けれど、彼らはただの演者なのです。 彼らは懸命に役割を演じているにすぎず、本人も気づかな

          周りに決して釣られることなかれ

          草食男子はかく語りける

          大量生産、大量消費、戦争、暴力、権力、資本、競争。 これまでとても長い間、いびつにゆがんだピラミッド型の社会形態が世界を席巻。 数字、計算、上下、貧富、左右、高低、優劣。 世界は常に二極化され、対極を余儀なくされ続けた。 それというのも、主に男性たちが社会の仕組みを作りシステマティックな社会を推してきたからです。 もともとはもっとバランスの取れた世界だったはず、でも男性たちはだんだんとその自然に身をゆだねた世界に嫌気がさしたのです。 だれだって自然災害や飢饉や疫病

          草食男子はかく語りける

          人間離れ浮世離れ夢想する未来

          この世界で自分を認識するためには、同じ三次元から観測することはできたいため、もう一つ上の次元から俯瞰しなければならない。 つまり自分を観測している存在は必ず高次元にいるということである。 その存在こそが、自分の正体、つまり魂である。 ある日、魂は思ったのだ。 「自分とは何なのか」と。 そうして作り出した、自分と対となる存在、自分以外を。 自分という主体、そして自分以外という客体。 こうして舞台は整った、魂は作り出した依り代とそれ以外とを観測し体験し、己の何たるかを

          人間離れ浮世離れ夢想する未来

          呪いの正体(グチグチいう

          仕事のストレスを帰りの居酒屋で飲んで発散しながら愚痴る。 家事や育児のイライラをママ友と愚痴る。 勉強や学校、将来への不安から休み時間や学校帰りに友達と愚痴る。 政治やお金に不満があって、ネットの裏アカで愚痴る。 恋愛や夫婦生活の不満を愚痴る。 たとえいかなる問題であろうとも、愚痴れば愚痴るほどに自分の気分は下がり、その結果、自分の気分に応じた因縁がやってくる。 日頃のうさを晴らすのは悪いことじゃない。 でも呪いのことばはダメ。 たとえば「自分なんて」それは現実となるから

          呪いの正体(グチグチいう