【もしかしたら】近いうちに日本人の精神性が激変?
10月も半ばに入っているというのに、まだなかなかの暑さ。
僕の住んでいるマンションは築年数が浅くてしかも鉄筋コンクリート造なので、熱がこもっており、この時期でも半袖短パンで過ごせます。
これだけでもおかしいのに、屋外でも夏服の方々がまだ目立つ。
一説によると、
「今後、秋がどんどん短くなり、夏からいきなり冬になる」
とのこと。
気候変動が進んでいる証拠ですね。
これを受けて、ちょっと考えてみました。
「もし、秋がこのまま短くなり、消えるとどうなるか?」
すると、ある結論に至りました。
その結論とは……
「日本人が日本人らしくなくなる」
というものです。
具体的にどういうことなのか、この限られた1000字という文字数を使って説明してみます。
日本語って“季節”に関する表現が、他の言語と較べて非常に多い、と言われているんですね。
これは、私たちがそれだけ「四季」を意識してきたことの現れではないかと思うんです。
その一つが無くなってしまうと、日本人のアイデンティティーに大きな影響を及ぼすのではないか、と思います。
もう一つ。
日本人は心の奥底に「無常」観を抱えていると言われていますよね。
無常とは、すべての物事は一定ではなく、常に変化していくということ。
そしてそれはどんな力を持ってしても止めることはできないという意味も込められていると個人的には思っています。
日本人がなぜそのような精神を抱くようになったのか、これはおそらくですが、「四季の移り変わり」と密接に関わっていると思います。
季節が変わるということは、つまり時間が経ったということですよね。
悲しい経験をしても、逆に嬉しい経験をしても、最終的にはそれらは時間の波にゆるやかに呑み込まれていく。
日本人は季節による気温の変化によって、無意識的にそのことを知っている。
だから、日本人は自己主張することなく物事を解決できる。
それが、やさしくて、穏やかな民族だと言われている根拠である、と私は思います。
でも、秋がなくなるとどうなるでしょう。
ちょっと前まで暑かったのに、1ヶ月後には凍えるほど寒くなっている、ということになると、日本人の感情の起伏も激しいものになってしまわないでしょうか。
これまでの2000年以上の歴史の中で培ってきた無常観が我々から消え去り、欧米型の思考をするようになるかもしれません。
それが良いことか悪いことなのかはここで評価することはしませんが、そんな未来は実はすぐそばまできているのではないかな、とふと思いました。
読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋…。
そんな言葉も、もしかしたら十数年後には死語になっているのかもしれませんね。
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