私はテセウスの船なのよ 自分だけど自分じゃない自分を 腕に抱きしめて自分と眠る アリストテレスに乗っかって 私はテセウスの船じゃない なににも当てはまらない自分を 腕に抱きしめず自分を殴る アリストテレスにさからって 自作の詩『アリストテレスにさからって』より
うまくいっている誰かの行動を 「ほんの一部だけ」変えて真似してみる 一度やっただけなら「ほぼパクり」である 次に、近いジャンルで ヒントになりそうなものを 「ほんの少しだけ」取り入れてみる これを繰り返せば いつしか「個性」が生まれる さながら 「テセウスの船」のごとし
「テセウスの船」 大切な家族が欲しくなる最高の傑作! 一気に視聴して感想文を試みたけど、ぐちゃぐちゃに心乱されたこの感動を文章にできず断念、下書きは潔く没に。 役者さんも脚本も映像もテンポも音楽も、とにかく全……っ部!良かった!タイムスリップものにつけたこのタイトルも秀逸すぎる!
TVerにて「テセウスの船」全10話をすべて観る。タイムスリップの推理劇なのだが、つまらなかった。伏線が、ほとんど回収されていないのだ。原作漫画を改編しているらしいが、原作者はさぞ複雑な心境だろう。時空物の「JIN -仁-」が面白かっただけに観たが、なんとも残念な視聴であった。
結局彼が乗っていたキラキラ輝く船は幻想を見せられていただけで、夢から覚めてみればただの泥舟だった訳だ。僕が今乗ってる船はどうなるんだろう。パーツの至る所が変わって元の形も色もしていない船を僕は今まで通り愛せるのだろうか。僕じゃなくても、愛してくれる人は居るんだろうね。虚しい世界ね