世界は、世間は、社会は、人智は、 ヒトの究極可能性(極能)のうち、 それぞれにおける性能を評価はするが、 極能のバランスについては無頓着だ。 ゆえに、個人の極能とは、その個体の性能が自己犠牲的極能に偏って、自己生存能力を損なわないようにすることである。 これをできるのは個人だけ。
自己効力感は必要だろうが、 思考にこびりつくと厄介だぬ。 常に何かしようとしてしまうし (心を満足させ得るという誤解)、 自分の力で生きてるって思っちゃうし (感謝を忘れ、驕る)、 “私”という観念を太らせて 知らず知らずの内に 自己中心性が土台に据えられてまう。