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エゴティズムとエゴイズムの違いを知る

自省をする

これは自分との対話なんていうカッコつけたものを、それっぽい言い方にしただけのものでありまして
イメージを伝えるならば夜寝ようとして布団に入るもののなかなか寝れなくて、目を瞑っては頭の中で色々と巡る、もしくは朝、目を覚ましたときに起きなきゃいけないけどまだ身体を起こせないから目を瞑っては同じく頭の中で色々と考える
それである
そんな頭の中のことであります

若い頃の自分というのはよくある話である意味に自分の成長をとにかく喜び、ガムシャラだった
この我武者羅という文字通り
知識欲、成長のワクワク感というのは一種の麻薬のような依存度があり、そんな自己陶酔に近いものでもあったのかもしれないのです。

エゴティズムという自己中心主義、自我主義とエゴイズムは異なるものである。
そして、自分は常に前者の自己中心性を持って何かに取り組むということがあった。これがどのような捉え方をされるのかは少し難しいところではあるのですが……

エゴイズムとエゴティズムの差といえば文脈の差くらいしかないでしょうが、エゴイズムは自己利益の追求という意味での使用です。
エゴティズムとは自分の主体性を持っての行動をしていくというふるまい態度というようなニュアンスと捉えられているような感覚でいてもらえればと思います。
これら二つは、これらの意味するところで使っています。

行き過ぎた自己の利益追求はよくないですが、必要最低限の利益は確保できなければ自分の生活や実生活というところに支障をきたしてきます。
それが人によって異なることは重々承知ですが、その一個人が分相応を履き違えずにそれを求めればいいというのがここの落とし所かもしれません。

自尊の心が内にあるのであれば、それを持ち続けることが出来るのであれば人の言行などもはや問題ではないのです。
そんな始末の追えない人間というのがあの頃の自分だったのかもしれないし、少し丸くなり落とし所を見つけたのがいまの自分なのかもしれないのです。

人事云うは大なる失なり。褒むるも似合はぬことなり。兎角、我が身の丈をよく知り、我が修行に精を出し、口を慎みたるがよし

これに尽きるのかもしれません

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