【ライフハック】自己中心的な考え方の問題点と解決策
あなたは自分がどういう人間か正しく客観的に把握できていますか。
こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。
人は自分のことを優秀で清く、正しく、美しく、特別な存在であると考えがちです。
そのため、自分に対しては、「自己中心性バイアス」という心理的な偏見を持ってしまうことがあります。
この記事では、「自己中心性バイアス」の問題点と解決策について共有します。
自己中心性バイアスとは
自己中心性バイアスとは、自分自身を中心として物事を考える傾向のことを指します。
そのため、自分の意見や利益が他の人や状況に比べて重要だと考えます。
また、過去の記憶を自分の都合の良いように解釈・改変してしまうこともあります。
過去の自分を理想の自分と過大評価するわけです。
この傾向が強いと、意思決定や周りとのコミュニケーションに問題が起こる可能性があります。
自己中心性バイアスの問題点
意思決定の偏り
自己中心的な考え方は、自分の利益や欲求を優先する傾向があります。
自分に対する肯定的な言動や行動を過大評価して、他人の肯定的な言動や評価を過少評価したり、他人への否定的な評価を過大評価することがあります。
第三者から見ると同じ事実、事象なのに、自分に関することを良く評価し、他人に関することを悪く評価するわけです。
このため、公平性を欠いた意思決定や不適切な判断や誤解が行われ、結果的に、周囲の人々や組織に悪影響を与えることもあります。
コミュニケーションの妨げ
自己中心性バイアスの持ち主は、相手の意見や気持ちに十分な理解を示すことができません。
自分のことを優先してしまい、家族や他人の意見や感情を無視してしまうことがあります。
これにより、意図しないすれ違いや批判が生じ、周りの人との円滑なコミュニケーションが困難になります。
自己中心性バイアスの解決策
客観的な視点
自分自身を中心に考えすぎているのですから、自己の立場や考え方から距離をおいて客観的に考えることを心がけることです。
他者の意見や批判を積極的に取り入れ、対話や議論を通じて自身の考えを見つめ直すことで、より公平な意思決定が可能となります。
また、自分の考えや経験にとらわれず、客観的な情報やデータを踏まえた判断をすることも重要です。
積極的に客観的な材料を収集し、複数の視点を考慮することが重要です。
共感する
相手の立場や感情に共感することが重要です。
相手の意見や気持ちに寄り添う姿勢を持つことで、コミュニケーションの質を向上させることができます。
まずは相手の話に耳を傾け、理解しようとすることが大切です。
まとめ
自己中心性バイアスは、自分自身を中心に物事を考える傾向であり、はコミュニケーションや意思決定に深刻な問題を引き起こす可能性があります。
相手の立場に共感し、時には意見を受け入れ、多様な情報を取り入れ、客観的な視点を持つことで解消することが可能です。
バイアスを克服することで、より公平で質の高い意思決定やコミュニケーションを実現することができるでしょう。
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以上、Boschでした。