マラルメの詩「半獣神の午後」に触発されたドヴュッシーが作曲した「牧神の午後の前奏曲」を、ニジンスキーがバレエで踊っているが、振付を観たとき度肝抜かれた。動的なバレエと、時間が止まったかのような静的な形(壺絵)としてのバレエの混在と表現する人間の美と可能性に、若い時、衝撃をくらった
昨日3月18日は、ステファヌ・マラルメの誕生日。1842年パリ生まれのマラルメは、英語教師としての職を得ながら詩作を重ね、マラルメという人と作品は、数々の芸術家に影響を与えた。20年続いた集い「火曜会」の凄メンバーはマネやモネ、ルノワールにドガ、オスカーワイルドやドヴュッシー等々