ClubOrfeo 倶楽部オルフェオ(クラシック音楽&文芸倶楽部)
「Club Orfeo 倶楽部オルフェオ」(クラシック音楽&文芸倶楽部)の主宰。英&独語圏を中心に、クラシックの音楽文献を読む企画をしています。
公式サイトhttps://club-orfeo.wixsite.com/website
最近の記事
ガブリエルフォーレ没後100年祭 in ウィグモアホールGabriel Fauré Centenary CelebrationsView
ガブリエル・フォーレは1924年に79歳で亡くなりましたが、フランス文化、特に歌曲、室内楽、合唱曲、ピアノ曲の分野に足跡を残しました。没後100周年を記念して、一流音楽家がウィグモア・ホールに集結し、フォーレの演奏会を開催しています。 只今、演奏会ライブがYouTubeで鑑賞できるようなのでフォーレが好きな方、聴いてみてください♡ Artists Steven Isserlis cello Joshua Bell violin Irène Duval violin Bly
マガジン
記事
アルトゥル・シュニッツラーの日記Arthur Schnitzler Tagebuch(1879–1931)世紀末ウィーンの様子がビビッドにわかる
シュニッツラー(1862-1931)は世紀末ウィーンで活躍した小説家、劇作家、医師。映画「アイズワイドシャット」の原作である「夢小説」が代表作として知られています。 ウィーン大学医学部を卒業。専門は喉頭ですが、フロイトの精神分析学に大きな影響を受け、当時のブルジョワ社会の無意識の病(性と死)をテーマにした文学作品をいくつも書いています。 実は、シュニッツラーは17歳の1879年から、69歳で亡くなる1931年まで、およそ52年間にわたり、ほぼ毎日欠かすことなく日記を
クリスティアン・ティーレマン著「R.シュトラウス」(2024年9月発売)Christian Thielemann 「Richard Strauss」
世界的指揮者クリスティアン・ティーレマンが、敬愛する作曲家とその作品について語るシリーズ。「ワーグナー」「ベートーヴェン」に続き、ベック出版から待望の第3弾「リヒャルト・シュトラウス」が今年の9月に発売されます。 楽譜を読み込み、分析し、指揮台に上がり、先頭を切って指揮の現場で格闘してきた指揮者が語る「作曲家の創作」と「作品分析」には、作品への造詣の深さと説得力、演奏現場ならではのリアルに感嘆せずにはいられません。 ドイツではこのように魅力的な音楽書籍が発売され