老衰を受け入れられない人々に施される延命治療の罪深さを憂い、一方で場所が違えば助かったであろう命を儚く思います。 医師と患者も縁、故に。
高度情報化社会では知識を記憶することの重要性が薄れているという風潮もありますが、少なくとも医学領域では膨大な前提知識が頭に入っていないと話にならんのです。高校までの勉強が泡沫に見えるほど、生涯学習を要します。昨今の若手医師をみていると不安を感じますし、安易な医学部志望は危険です。