本日はプロ野球団のオリックス・バッファローズ「Bs Fan-Festa 2024」に参加しました。 「秋の大感謝祭」をテーマに、「秋の選手格付けチェック」や「ファッションの秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」で選手たちの対決企画があり、とても楽しかったです。 でも阪神タイガースの人気が圧倒的な大阪において、オリックス・バファローズが共存し、独自のファン層を拡大するにはどうすればいいんだろうかとふと考えました。 地域特性を活かした差別化戦略やターゲティングが重要だと思うんです
妻の誕生日に帝国ホテル大阪で食事をし、デザートにケーキをいただきました。離婚後、大阪で子会社の立て直しに苦労していた私を支えてくれた現在の妻も前夫に苦労させられてしんどい時期を長く過ごしました。そのため1年に1回妻の誕生日は私の命を救ってくれた思い出の場所でもある帝国ホテルで、お祝いすることにしています。 私の命を救ってくれたホテル|森本茂樹 「東京と大阪の間には3万円の川が流れている」と言われますが、今年も予算的な問題もあり、大阪でお祝いしました。ケーキは本当に美味しく
ヘンリー・アダムスは、アメリカからロンドンにやってきた貧しい男だった。目的はただひとつ、仕事を見つけること。しかし、到着した途端、金もなく、宿も取れない。ロンドンの街を歩きながら、彼はふと、人生がどこで転がり出すのか分からないという不安を感じていた。食べることさえもままならない状態で、絶望的な気分になっていた。 そのとき、奇妙なことが起こった。街角で見知らぬ男に声をかけられ、話をするうちに、ヘンリーは驚くべきことを聞かされる。それは、一枚の百万ポンド紙幣を手渡されるという出
500ドルの返済期限がいよいよ翌朝に迫った。おりのなかのシロクマのように、ヤコブは部屋のなかを行ったり来たりするばかりだった。隣の寝室から、妻のレベッカがあくびまじりに声をかけてきた。 「どうしたの?・・・まだ寝ないの?」 「あの金を明日中に返さなきゃならないんだ。心配で、とても眠れそうにないよ」 「それで、あなた、返すあてはあるの・・・?」 「あるもんか・・・あったらこんなに苦労はしないさ」 「そう、それだったら、もう寝れば……眠れなくて歩きまわるのは相手のほうで
ノーマン・ピールという自己啓発の世界では非常に有名な人物がいます。 彼の著書『積極的に生きる』は1952年に刊行され、アメリカで400万部のベストセラーとなり、その後も長く売れ続けています。 ピールは牧師を務めるかたわら、「ガイドポスト」という雑誌を発行していました。しかし、この雑誌は非常に低価格だったため、購読者数が4万人に達していたにもかかわらず、一時は廃刊の危機に直面しました。 その際、有志たちが集まり、雑誌の存続について協議が行われました。 その場で、テシー・ダー
そのコピー機を発明したのが、スウエーデンからアメリカに移民した「チェスター・フロイト・カールソン」という人です。 彼の人生は、まるで一編の波乱に満ちた物語のようだった。 彼が幼い頃に描いた未来の地図には、困難という山脈が幾重にも連なっていた。14歳のとき、病に倒れ働けなくなった父の代わりに、一家の生計を支える責務が彼にのしかかった。日本で言えば中学生の年齢。だが、彼の目に涙はなく、その小さな肩には不屈の覚悟が宿っていた。昼はオフィスの窓拭き、夜は印刷会社の仕事。寝る間を
ある町に札付きの悪と言われた少年が住んでいました。 周りの人々は彼を更正させようといろいろなことを試しましたが、彼の素行が改まることはありませんでした。 人々はどうしようもなくなって、最後の手段として彼をある男のもとに連れていくことにしました。 催眠術の大家と呼ばれた男は目を悪くしていて、紫しか見えなかったため部屋は紫色で統一されており、体が不自由なため車椅子で出迎えなければなりませんでした。 しかし彼の態度は毅然としており、少年の反抗的な態度にも動じることはありませ
小さな村に住む少年がいました。彼の家はとても貧しく、6色の絵の具しか持っていませんでした。けれども、その限られた色を混ぜ合わせ、工夫することで無限の色を作り出しました。その色で描かれる彼の絵は、やがて多くの人々の心をつかみ、少年を世界的な画家へと導いていったのです。 この話を聞くと、私の若い頃を思い出します。私もあまり恵まれた環境ではありませんでした。父親が3度も変わり、家業は倒産。高校や大学時代もアルバイトばかりで、「青春の思い出」なんて何ひとつ思い浮かびません。それでも
次のような銀行があると、考えてみましょう。 その銀行は、毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。 同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。 つまり、86,400ドルの中で、あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまいます。 あなただったらどうしますか? もちろん、毎日86,400ドル全額引き出しますよね。 私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。 【それは時間です】 毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。 毎晩、あなた
もう11月も半ばを過ぎ、今年も残すところあと1か月半となりました。私の手帳は毎年10月1日から新しい年度に切り替わるため、私自身はすでに新年度を迎えています。今年は9月まではほぼ東京での生活を送り、10月からは関西を拠点とする生活へと移行しました。それまで走り回っていた生活から内勤営業へとスタイルが変わり、少し環境の変化を感じる日々です。 そんな中、今日はパナソニックなどのデザインを手掛ける女性が会社の近くまで訪ねてきてくださり、お茶を飲みながらお話をしました。彼女からは次
会社の後輩が元気がないので一緒にお酒を飲みに行きました。彼は営業成績が伸び悩んでいて、すごく落ち込んでいました。「できればやめたいです」とふと口にした彼を励ましたくて、若かりし日の自分を思い出しながら、自分の過去の恥を彼に話しました、 今から数十年前の就職が決まって、とある会社に入社したものの、営業に配属されたものの営業成績はいっこうにあがらず、文字通り追い詰められていました。 誰も助けてくれず、文字通り「孤立無援」の状態に陥っていました。 「もう、やめよう。」 そう思
ちょっといろいろあって、こんなエピソードを思い出しました。 実際にあった話しで、実話です。 (少し小説風に脚色しています) 佳奈子が静かな夜道を歩いて家に向かう途中、一台の車がスピードを上げて彼女に迫ってきた。ほんの一瞬、明るく光るヘッドライトが彼女を照らしたかと思うと、耳をつんざくようなブレーキ音が辺りに響いた。その瞬間、佳奈子の世界は暗闇に包まれた――それが彼女が感じた最後の記憶だった。 その翌朝、浩介は警察からの電話で佳奈子の訃報を知った。受話器を持つ手が震え、立っ
「いったい何が問題なんだろうか?」 かつて、ある保険営業マンがいました。彼は仕事に限りない情熱を燃やし、自分の仕事に誇りを抱いていました。新人時代から一歩一歩着実にキャリアを積み、顧客に価値ある提案を届けることに喜びを感じていました。しかし、ある事件をきっかけに、彼の順調だった仕事は一変。徐々に情熱は薄れ、業績も低迷し始めたのです。 顧客からは「少し考えさせてほしい」と繰り返されるばかりで、成果がなかなか実らず、ついには廃業さえ考えるほど落胆してしまいました。しかしk彼は
もしも、あの時ああしていれば・・・ もしも、あの時あの人に出会っていなければ・・・ ごく平凡に生きているようでも、偶然の出会いや出来事が毎日を形作っているようですが、 今の自分があるのは、自らの選択の結果であるんだと最近思うようになりました。 人生は選択の連続です。単なる偶然のように思える出来事も、過去の自分の選択した結果に他ならないのかもしれません。 知り合いの社長に、 「自分の20代、30代でしてきた仕事の結果で、今がある。今の状況に満足していないのであれば、そうして
「侍タイムスリッパー」という映画を観に行きました。幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として第二の人生を懸命に生きる姿を描いた作品です。 コメディでありながら、時折ほろりとさせる場面もあり、非常に良い映画でした。有名な俳優さんが出演しているわけではありませんが、その温かみあるストーリーに心が動かされました。 私は中学生の頃、家業の運送会社が継父の放漫経営の影響で倒産してから、経済的に困窮した経験もあり、読者やTVで映画を見ることに没頭するようになり
哲学者ジャン・ジャック・ルソーの有名なエピソードとして、こんな話を本で読んだことがあります。 ルソーは散歩好きで、いつも夕方になると決まって散歩にでかけたそうですが、いつも通る道に足の悪い少年が座っていたそうです。 優しい心を持ったルソーは、彼にお菓子や小銭を与えましたが、あるとき 「立派になるんだよ。」 といって、再び少年の前に現れることはなかったといいます。 人は優しくしてもらうと、最初は感謝します。 しかし、人間には「不遜の習性」というものがあります。 やがては、優し