まつむらnote

アメリカ人と国際結婚し、アメリカ在住8年。毎日投稿230日。7歳と6歳の二児の母。家族と一緒に暮らすことを優先し、2020年に国家公務員を辞め、フリーランス(ライター)へ転向。昔から海外志向で、アメリカ以外には中国滞在歴7年。趣味:ピアノ、ブラジリアン柔術。

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アメリカ人と国際結婚し、アメリカ在住8年。毎日投稿230日。7歳と6歳の二児の母。家族と一緒に暮らすことを優先し、2020年に国家公務員を辞め、フリーランス(ライター)へ転向。昔から海外志向で、アメリカ以外には中国滞在歴7年。趣味:ピアノ、ブラジリアン柔術。

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桃屋のアレがアメリカ人の夫を魅了しすぎている件

「困ったことになったよ」 キッチンで食事の後片付けをしていたときに、夫が真顔でわたしに語りかけてきました。 声が深刻です。一体なにごとかと、彼の顔を見つめながら、その次の言葉を待ちました。 「僕の大好きな、赤いウマミのやつがもう残り1個しかないよ」 ……はい? わたしは、真顔のまま数秒待ちました。夫は、ニヤリと笑いました。 夫が言っているのは、日本が誇る旨味食品、食べるラー油のことです。 桃屋のこの商品は、アメリカのアジア系スーパーでも売っています。これを見つけ

    • 仕事もいいが、もっと自分を大事にせねばと思うきっかけになった話

      どちらかというと、体は丈夫な方だと思う。 風邪をひいたり、お腹を壊したりということはもちろんあるが、大抵寝ていれば治る。親には感謝している。 そんなわたしが、一度だけ、救急車で運ばれたことがある。 いまから10年以上前のこと。わたしは東京で一人暮らしをしていた。 あの頃の生活は、仕事一遍に大きく偏った日々だった。小さなアパートを朝出たっきり、夜更けまでは戻らない。アパートではただ寝るだけ。次の日の朝になったら、また出かけていく。その繰り返しだった。 あるとき、まあま

      • 【アメリカ】最近の採用面接で起こっていること

        うちの夫は、人事とは全然違う部署で働いているのだけど、採用の初期段階の仕事をたまにしている。 書類選考を通った候補者に対し、1発目の面接をするのである。オンライン面接でインタビュアーを務めるわけだ。時間は1時間ほど。 面接した後、意見を添えて結果を報告することになるので、それなりに時間と労力を割く。 それでも、面接業務が性に合うらしく、よく引き受けている。いろんな人がいておもしろいらしい。 でも、そんな夫が珍しく愚痴っていた。 なんだと思って聞いてみると、最近の応募

        • 【10分間チャレンジ】やるべきことを、やるべきときにちゃんとできるようになりたい

          10分で記事を書いてみようというこのチャレンジ。 2度目の挑戦です。早速いきます。 今度、試合に出ることにした。 ブラジリアン柔術の試合である。 柔術を始めて1年がたった。いま白帯にはストライプが4つ巻かれている。あと数か月練習を継続すれば、たぶん青帯がもらえる。 初級から中級への移行期ってところだ。 柔術が好きすぎて、日常生活にも支障が出ている。家の中で、夫が手を広げてハグを求めてきているのに、ついどうやってこかしてマウントを取ってやろうかという思考が浮かんでき

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        記事

          毎日書いていたら、自分の輪郭がよくわかるようになってきた

          わたしは、毎日noteを書いています。 書くと幸せになるよ、いいことがあるよ、という人はたくさんいます。そういう記事や書籍もよく見かけます。 かくいうわたしも、書き始めてから日々をより楽しめるようになったと感じている一人です。 でも、具体的にどんないいことがあるのか、ちゃんと考えてみたことがなかったなあとふと思ったのです。 その答えはいろいろあります。実際すぐに思いついたものだけでもいくつかあります。 でも、その中でもとりわけ大きなインパクトがあるのは、 自分の輪

          毎日書いていたら、自分の輪郭がよくわかるようになってきた

          アメリカ育ちの子どもたちに、「ママが日本人で良かった」と言わせる方法

          料理は嫌いじゃないが、普段はなるべく手のかからないものを効率よく作って出したいと思っている。 それに、毎日買い出しにいくのは時間がもったいないので、週に2回くらいで済むようにまとめ買いをする。 そうやって、食事づくりにかける時間をなるべく短くするために、いつもは冷蔵庫の中にあるもので何を作るかという思考回路である。 でも、たまに、そんなことは一切お構いなしに、「あ、今日はアレを作ろう」というアイデアが、どこからか降りてくるときがある。 大抵、その出どころはわたしの食欲

          アメリカ育ちの子どもたちに、「ママが日本人で良かった」と言わせる方法

          【10分間チャレンジ】金曜日がユーウツならママに任せてくれ

          最近、あちこちでこの企画への参加記事を見かけます。 やってみたいと思いながら、数日が過ぎました。え、なぜすぐやらないのかって? いや、こういうのって、試されているような気がして構えちゃうんですよね。 でも、noteを書くのが10分で終わったら、その分違うことに時間が使えることに気づいて、やってみる気になりました。 というわけで、早速書いてみます。 今朝、目が覚めてまだベッドの中でむにゃむにゃとしている時間に、もう着替えも済ませてすっきり目が開いている息子がベッドにも

          【10分間チャレンジ】金曜日がユーウツならママに任せてくれ

          不思議な縁のあった犬とわたしの20年の話

          いまから一年前、愛犬のモカが息をひきとった。 20歳の誕生日を半年後に控えた、超高齢犬だった。 この記事は、ずっと下書きに眠っていたものだ。モカが死んで数日後に、カフェに座って書き始めたのだけど、途中から涙が止まらなくなって、そのままになっていた。 それをどうしていまになって掘り起こしてきたのかというと。 つい先日、ご近所さんの愛犬が息をひきとったのだ。 そのおうちには、もう1匹犬がいて、奥さんがいつも2匹を一緒に散歩させていた。その犬が死んでしまった翌日、1匹だけ

          不思議な縁のあった犬とわたしの20年の話

          おもしろい回答をご紹介しますー国際カップルへの30の質問

          先日、国際カップルの日常を聞く30の質問を、アメリカ在住のののこさんと一緒に作りました。 わたしは、アメリカ人と結婚していて、異文化での生活についてよくnoteに書いているのですが、みなさんの日常も聞いてみたいなと思ったのがきっかけです。 早速答えて記事にしてくださった方々がいて、嬉しい限りです。参加してくださった皆さん、ありがとうございます! 皆さんの回答を振り返りながら、いろんな意味でおもしろいと感じた答えをピックアップしてみます。 国際カップルの方も、そうでない

          おもしろい回答をご紹介しますー国際カップルへの30の質問

          自分の実力を思い知る瞬間

          今日も今日とて、柔術のトレーニングに励む。 昨年、思い切って飛び込んだブラジリアン柔術の世界。いま、始めてちょうど1年が経つ。 もう部活かっていうくらい道場に通っている。月曜から金曜まで毎日である。白い道着に白帯を締めて、髪をきゅっと結んで、指先に巻くテープと水筒だけを持っていく。 あるとき、仲の良いご近所さんに柔術の話をしたら、こんなことを言われた。 「いまからそんなに頑張ってどうすんの?オリンピックでも目指すの?」 彼女は、いつも思ったことをそのまま口にして、が

          自分の実力を思い知る瞬間

          約束したはずなのに…ペットの世話やり体制を立て直したい話

          我が家では、ウサギを飼っている。 きっかけは、近所の子が飼い始めたことだった。 手のひらに乗るくらいの、小さくてはかないそのウサギの赤ちゃんは、どんな屈強な大男をも無力化させてしまうんじゃないかというくらいの、破壊的なかわいらしさを持っていた。ぜんぜん屈強ではない7歳と6歳のうちの子どもたちは、一瞬でその虜になった。 それから、そのお友達のうちへ足しげく通い、ウサギを触らせてもらう日がしばらく続いた。 小さきものを熱心に慈しむ我が子の様子を見守りながら、ウサギへのこの

          約束したはずなのに…ペットの世話やり体制を立て直したい話

          子育てはときに羊飼いで、ときにタイヤ引きトレーニング。でもこれさえあれば大丈夫

          我が家の子どもたちは、週末のお昼どきに水泳教室に通っている。 12時少し前に家を出ないといけないのだが、このスケジュールになってから、いつもランチのタイミングがうまくはまらない。 本来は、余裕をもって早めにお昼を食べて家を出たらいいだけのことだ。でも、たいてい、遊んでいるうちに時間がギリギリになって、慌てて家を飛び出すことになる。 お昼ご飯を食べる暇などないから、おやつを少しつまむ程度でプールへ滑りこむ。そうすると、クラスのときにお腹は空くし、帰ってから遅めのランチをす

          子育てはときに羊飼いで、ときにタイヤ引きトレーニング。でもこれさえあれば大丈夫

          【海外育児】神様を信じてる?と聞かれたら、どう答えるか

          ある週末の午後。 インターホンが鳴ったので、誰かと思って出てみると、近所の子どもだった。うちの子たちがわーっと外に出て、一緒に自転車に乗ったり、走り回ったりして遊び始めた。 そうしていると、5歳のマイケル(仮名)が、彼の母親のところまでトコトコと近寄ってきて、こんなことを言った。 「ママ、〇〇(うちの娘)は神様を信じてないんだって」 信じられない、という表情をしている。どうしてだろうね、変だね、というニュアンスで母に伝えている。 それを少し離れたところで聞いている娘

          【海外育児】神様を信じてる?と聞かれたら、どう答えるか

          アメリカにいても、栗が食べたい!

          秋の味覚といえば栗だ。 さつま芋やかぼちゃもあるけれど、わたしにとっては断然栗だ。 焼き栗、甘栗、栗ご飯、栗あんみつ、モンブラン……。書きながらヨダレが出ていないか心配になる。 わたしはアメリカに住んでいるのだけど、ここでは栗は馴染みの食べものではない。いまが旬のはずだけど、普通のスーパーに生栗を置いているのは見たことがない。買うなら、アジア系スーパーに行かないと手に入らない。 先日、娘のお友達のおうちに遊びにいったとき、庭に栗の木が生えていた。イガイガにくるまったま

          アメリカにいても、栗が食べたい!

          国際カップルのリアルな日常を聞く30の質問

          わたしはアメリカ人と結婚しています。国際結婚というやつです。 わたしは、常々思っていたんです。 国際結婚や国際カップルのリアルな日常を集めたら、おもしろいんじゃないだろうか。 先日、ヤス(ウエダヤスシ)さんが打ち上げられた「note書きさんにチョイクセのある50の質問」に答える記事を書いたところ、国際結婚バージョンで質問を作ってみたらおもしろいかも?と提案してくれた方がいまして。 わたしと同じくアメリカ在住で、アメリカ人の旦那さまのいる、ののこさんです。 それいいね

          国際カップルのリアルな日常を聞く30の質問

          アメリカ大統領選挙。永住者のわたしはこう思った

          投票から一晩たって、朝起きたら結果が出ていた。 ベッドに横たわったまま、無言で携帯を置いた。 朝からメディアがこぞって選挙結果を伝える一方、巷での反応は静かなものだった。子どもたちをスクールバスのバス停まで送り届けたとき、ご近所さんたちと顔を合わせたけれど、大統領選の話を持ち出す人は一人としていなかった。 関心がないわけはない。でも、おおっぴろげには誰も話さない。喜んでいる人もいるだろうし、がっくり肩を落としている人もいるはず。 わたしはアメリカの永住権は持っているけれ

          アメリカ大統領選挙。永住者のわたしはこう思った