読書『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』
自分の目が見えなくなった時のことを想像したことはありますか。
医学生であった著者が眼科実習中に、徐々に視力を失う病気であることを偶然知る。
失望し、将来への目標も失いかけるが、医師となり働きだす。
徐々に視力を失っていく。
生きていく中で、いくつもの当たり前という思い込みから解放されていく。
「見えて当たり前」「医師は健康」「医師の目は見えるもの」
医師だって、病気にもなるし、その病気で見えなくなることもある。
視力を失った医師だからこそ、できる医療があり、自分にしかでき