フジワランド

note創作大賞2024読者賞受賞。 家族と過ごす日々に感じたことをフジワランドが綴ります。少し笑えてホッとする投稿を心がけますのでYouTubeフジワランドと併せて、よろしくお願いします。いいね!コメント、お待ちしてます!

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最近の記事

『妻を泣かせた最悪のハネムーン』

2015年、お正月。 年始にいただいたお仕事を終えて、数ヶ月前からお休みを取りハワイへ新婚旅行。夏頃からプランを練り、飛行機は奮発してビジネスクラス! この聞こえなら、きっと誰もが良いなと羨ましく思ってくれる新婚旅行だろう。 だが、この旅行は失敗に終わる。 そう。僕のせいで。 『やっぱりさ、私も行った事ないしベタにハワイがいいんじゃない!?』 新婚旅行に期待に胸を膨らませる妻の声は明るく希望に満ちていた。 当時、仕事が忙しかった僕はほとんど毎日深夜に帰宅。日中、

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    • 『長女の視力のこと。』

      今回のお話は、夫婦で相談して一旦お伝えするのはやめておこうとなったお話です。 理由としては、長女の成長、発育においてのネガティブな部分であったり、我々両親としても皆様にお伝えして、不必要なご心配をおかけすることになるのではないかと思慮するところだったからです。 そう判断したのにも関わらず、こうして書いてみようと思うのは、同じ境遇、同じ環境の方々の参考に少しでも役立つのではないか?書くことで我が子は大丈夫か?と様子を見てあげる注意喚起になるのではないかと考えを改めたからです

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      • 『妻と娘が悲劇でも僕は笑う』

        4年前、僕が不在の藤原家に悲劇が訪れる。 夕方、玄関にまとめられたゴミ袋たちをドアの向こうに出しておき、長女が就寝してからマンションゴミ置き場まで捨てに行こうと考えた妻。 まだまだ目が離せない3歳児を玄関から離れたリビングにおいて思いもよらぬ行動をとり、大怪我でもしたら大変と考えた妻は、玄関まで3歳の長女を連れていき、ゴミ袋を玄関ドア向こうに出すという一瞬の作業を試みた。 ゴミ袋を引っ提げ、ドアを開けて向こう側に出すまで、ほんの数秒。 あっさりと終わるだろうと思われた

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        • 『愛犬の死〜老犬介護の苦悩〜』

          2023年2月、我が家の愛犬ジョヴィは家族が揃うリビングで静かに息を引き取った。 16歳と11ヶ月。 あの子は幸せだっただろうか? ジョヴィが旅立ってから1年半以上が経過。 今ならジョヴィが生きた事を前向きに振り返られるかもしれない。妻のススメもあってここに書き記そうと思います。 初めてジョヴィの姿を見たのはパソコン画面でだった。 2006年の春、1人暮らしの僕は知人の勧めもあって無性に犬を飼いたくなりはじめていた。 実家で犬を飼っていた経験もなければ知識もない

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          『子供の前で壮絶な夫婦喧嘩』

          いつも読んでいただきありがとうございます。 ここのコメント欄には、我々夫婦に対して身に余るようなお褒めの言葉ばかりを頂戴しております。 ですが、そんな褒められたような夫婦ではありません。 酷いところも、至らないところもあるんです。 今回はそれを知っていただきたくて書き始めています。 実は数年前に一度だけ、我々夫婦は子供の前で大喧嘩してしまったことがあります。 そして、長女を泣かせてしまった、、、、。 この先は不快になられる方もおられるかもしれません。 【今まで

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          『子供の前で壮絶な夫婦喧嘩』

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          『僕の彼女は40歳』

          夕暮れ時、習い事を終えた長女を車の後部座席に乗せ、妻と次女が待つ家へとハンドルを握る。 正面から照りつける夕陽は9月とは思えないほどの熱をフロントガラス越しに伝えてくる。 後部座席からは、あれやこれやと長女が話しかけてくるいつもの時間。 TikTokで見た、おやつアレンジがやってみたいだの、〇〇ちゃんが持ってたキーホルダーは私も幼稚園の時使ってただの、中年のオジサンには微塵も興味の湧かないトークテーマだが、しっかり聞いてるふりをしながら聞き流す。 が、この日のラストの

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          『僕の彼女は40歳』

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          『人生✖️僕=』

          まどろんでる中でも多少の痛みは感じていた。 『鎮静剤を使いますので大丈夫ですよ』と説明されていたのに話が違うじゃないかと、モニターに映る内視鏡カメラの映像をぼんやりと見ながらそんなことを考えていた。 早朝に起きて、空腹のまま何も食べず以前に手渡されていた下剤入りの袋に水を2リットルほど入れて溶かし、1時間半ほどかけてゆっくり飲みきる。程なくして便意をもよおし、排泄物がしだいに透明になるまでトイレと格闘する。 大量の下剤の味は薄い塩味に梅風味がプラスされたような、それでい

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          『人生✖️僕=』

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          子供号泣『オモチャ捨てるよ!』はダメなのか?

          今回のnoteは僕と妻の子育てに対する価値観に触れています。 子供の数だけ、親の数だけ、家庭の数だけ子育ての価値観があると思っています。 ですので、今回の内容に関しては賛同いただける方、また違和感を感じられる方、不快にまで感じる方がおられるかもしれません。 でもこれが、今の藤原家の子育てのやり方、考え方です。 ここから先はそのことを踏まえて進んでいただけたらと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 『うわーーー!!!やめてー

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          子供号泣『オモチャ捨てるよ!』はダメなのか?

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          『涙の訳を知った時』

          今年の夏も実家のある奈良に里帰りしている。 去年の春に次女が誕生してから、数回里帰りしているが、長女と3人の頃より輪をかけて移動が大変になったと感じる。 今回もそうだ。 僕の仕事終わり、夕方出発で奈良を目指すという今回の移動プラン。 奈良についてからお風呂に入れなくていいように、妻は昼過ぎから娘2人をお風呂に入れてくれてスタンバイ。 僕も仕事が予想通りの時間におわり、車で家を目指す。 このまま帰宅したらタクシーを呼び、駅に着いたらあらかじめアプリで予約しておいた新

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          『涙の訳を知った時』

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          『妻は470万円の女』

          久しぶりに妻について振り返ってみようと思う。 以前にも『痛快クレイジーワイフ!?』というタイトルで妻のハチャメチャぶりを書かせていただいてはいるのですが、今回はハチャメチャというよりは『あんな事あったなこんな事あったな』なんてことを、今思い出せる範囲でつらつらと書いてみようと思います。(※でも後半、ハチャメチャになってしまいました。汗) 妻と出会ったのは知人の紹介でした。 会ったその日の服装もなんとなく覚えています、長い髪を後ろで1つにまとめて、ウエストがタイトにしまっ

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          『妻は470万円の女』

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          『子供にとって最低な親』

          藤原家が理想です! 藤原家みたいな家庭を築きたいです! ウチも藤原家みたいに毎日、仲良く暮らしたいです! どうしてそんなに夫婦仲がいいんですか?羨ましいです! このnoteのコメント欄や、YouTubeのコメント欄に頻繁に上記のような感想をいただきます。 皆さん、本当に我々家族のことを応援していただけていて感謝の気持ちでいっぱいです。 ですが、我々夫婦は皆さんに【理想】と言っていただけるような夫婦ではありません。 いたって普通の、どこにでもいる夫婦です。 『ど

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          『子供にとって最低な親』

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          『賛否覚悟。7才長女の染毛』

          今回はタイトルにもありますように、色々意見の分かれる事柄を書きたいと思っています。 7才長女の染毛に関して、我々夫婦の考えと答えを書き記しました。 もしかしたら記事の性質上、嫌な気持ちになられる方々がいらっしゃるかもしれません。 ここからは、ご自身の判断で読み進めていただければと思います。

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          『賛否覚悟。7才長女の染毛』

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          『妻が涙。家族への手紙』

          皆様、毎回読んでいただきありがとうございます。 いつもはこのnoteで日々の感じたことやエピソードを綴らせていただいております。 大体、作品の公開3日前くらいからあれやこれやと頭の中でまとめたり、書き始めたりするのですが、今回は少し毛色の違うことを書いてみようかと思いまして、こんな導入にさせていただいております。 藤原家は僕の仕事柄やYouTubeの撮影があったりして、サラリーマンをされているご家庭よりは、ありがたいことに家族で過ごす時間が多いのではないだろうかと思って

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          『妻が涙。家族への手紙』

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          『天国から見てますか?』

          2017年1月初旬、カーテンで目隠しされたガラスドアを開けるとそこには10畳ほどの部屋が広がっていた。 机や椅子、コピー機など事務所のような佇まいではあるが、従業員の姿はなく、いらっしゃるのは綺麗に身なりをまとめた高齢の女性がお一人、 およそ事務所の雰囲気とは合わない、切り出した一枚板の大きなテーブルの真ん中あたりに陣取り佇んでいらっしゃる。 『あの〜藤原です。』 『あ〜、いらっしゃい、初めまして。こちらにお座りになって』 テーブルを挟んで置かれた椅子を勧められる。

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          『天国から見てますか?』

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          『妻と長女は絶望的な相性』

          僕は男兄弟で育った、弟が2つ下だ。 だから、我が家には母しか女性はいなかった。 現在、僕が築かせてもらっている家族構成は妻、長女、次女、男は僕1人。 育った環境と真逆という感じと言っていいだろう。 特段やりにくさや、不都合があるわけではないし、困っていることがあるわけでもない、むしろ可愛い女性陣に囲まれて幸せだ。 でも、日々生活を送る中で、自分の育った家庭環境では見ることが無かった、女性同士のやりとり、これには新鮮さを覚える。 第一子の性別が女の子と発覚した時に、

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          『妻と長女は絶望的な相性』

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          『パパの涙とヤマタノオロチ』

          終わりが近づいてきているから、限りがあるからこそ、最近とても大事にしている時間。 それは長女とのお風呂時間。 もしかしたら、明日、明後日には 『今日からパパと入りたくない』そう告げられる日が来るかもしれない。 赤ちゃんの頃から、基本的に家にいる時は僕がお風呂に入れてきた。多分、世間一般のパパ平均よりは上を行っているのではないかと勝手に自信を持っている。 忘れられない思い出が頭の中を巡る。 沐浴が終わって、初めて2人でお風呂に入った日、 その小さい体と繊細な肌を洗

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          『パパの涙とヤマタノオロチ』

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